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中堅校はまずはMARCHと考えるが

各校の進学担当の先生方といろいろ話をしたことがあります。

そのときはある予備校の関係の仕事をしていたのですが、進学担当の先生は実務上予備校からの情報は必要となるので、そういう機会が結構ありました。で、話を聞いているとやはり中堅校の先生はまずMARCHをと、考えるらしい。

ところが、今は少し変わってきつつあるというか・・・。

というのも、社会情勢の変化の中で、本当にそれは子どもたちの進路指導に必要なのか、懸念が出てきたことにあります。

少子化は確実に労働人口の減少を招きますが、一方でロボットやAIなどの技術革新が進んで、ある程度労働人口の減少を補ってしまう。あるいは補って余りある、ということになるかもしれない。

そうなると、何が子どもたちにとって必要なのか、ということがテーマになってきて、今、まさにその議論が進んでいる最中なのだそうです。

とりあえず大学、というのは考えるものの、しかし最早それは正解ではないかもしれない、という現場の感覚はあるのだそうで、実際に子どもたちはいろいろなことに志望を立て始めており、それに対応しているうちにだんだん話が変わってきた、というのが現状のようです。

もうしばらくすると、その議論の先が見えてくるのではないかと思いますが・・・。


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気になること





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炎天下の中の部活

先日、ある学校に伺ったところ、炎天下の中、部活をしていました。

とはいえ、さすがにあの気温と照り返しだから、みんなすぐ日影に入って休憩します。

まあ、それでもよく頑張るなあ、と感心して見ていました。

部活は子どもたちのいろいろな側面を成長させてくれるものなので、中学進学後、多くの子どもたちが部活に参加し、めきめき成長していきます。

学校はやはりそういう点でも見ておかないといけないところがある。

ただ勝つというだけではなく、子どもたちの成長に繋がる部活を続けてくれている学校に行ってもらいたいと思います。




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集合授業は親が見学できなかったが

中学受験 算数オンライン塾
8月20日の問題



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苦しいを楽しいに変えるには

問題を解く、やり方を覚える、知識を記憶する、ひとつひとつは入学試験合格に必要なことです。

それが、たくさんあるから、苦しい。

やってもやっても切りがない、ということになるし、成績が上がっていないとさらに苦しくなる。

一方で、「楽しい」「面白い」はモチベーションを上げる。これに「できるようになる」が加わると最強。

で、割と「苦しいのを乗り越える」ことが大事だ、みたいなことを言われているのだけれど、要は力がつけばよいので、それを苦しみながらやるのと楽しみながらやるのでは違うわけです。

では、子どもたちが楽しいと思う方法は?

2つヒントがあるでしょう。

ひとつはご褒美。これを達成したら~がもらえる。~が手に入る。これは子どもたちにとっては魅力がある。

もうひとつは、ゲーム感覚。達成感を味わうことができればプラス。ボスキャラをやっつけるでも、目標ポイントをクリアするのでもよい。

これはやはりやり方を工夫することで、可能です。

まあ、女の子は割と「ふん、そんなもの」みたいな顔をすることもありますが、しかし、ご褒美には敏感です。

どうせやるなら、楽しくやりましょう。


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AO入試と一般入試





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そりゃ、勉強はしないと

頭の良い子はいるものですが、しかし、当然勉強しないとできるようにはならない。

頭が良いだけでは、勝負にはならない。

ただ、ちゃんと勉強していれば、それなりに力がつく、あるいは短時間でもできるようになる、というのはあるのです。

逆に言えば、力がつくまでやれば良い、ということなのだけれど、小学生だから時間も体力も有限なので、ここで工夫が必要になる。

高校生のように体力任せで勝負をするわけにはいかない。

だから勉強の仕方に、工夫がいるのです。いろいろな時間を節約して自分で勉強する時間を増やしていく。

自分の力を伸ばすために、最適の教材を見つける。あるいは自分に合う先生に指導してもらう。

そういうことひとつひとつが、子どもたちの勉強の効率を上げます。

ただ、勉強はしないとね・・・。




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ミスをすれば落ちる可能性が上がる

中学受験 算数オンライン塾
8月18日の問題



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過去問か、オリジナルか

過去問の練習をするなら、塾に行かなくてもいいし、家でもできる。

だからやはりオリジナルの対策をすることが大事、と考える塾の先生や保護者の方もおられるようですが、しかし、オリジナルはあくまで過去問の補助的要因と位置づけるべきでしょう。

過去問は家でできるなら、ちゃんと家で時間をとってやれば良い。

当たり前のことを当たり前に進めることが大事で、そこにオリジナルを優先させる意味は、あまりない。

多分に塾の優位性を訴えたいところでしょうが、しかし、やはり実際に出た問題を勉強するのが一番、その学校を知るのに良いのです。

オリジナル対策は、過去問が終わった段階で意味がようやく出てくるのであって、優先順位は過去問が上です。

まずはしっかり過去問を勉強しましょう。


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親が授業を一緒に受ける





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入学後の成績

今年の中1が、夏休みに入って成績を見せてくれているのですが、しかし、まあ、いろいろ。

つまり合格してうまくいった、からといってその学校で上位に入るかといえば、そうだと言える子もいればそうではない、と言う子もいる。

当たり前ですが、入学後の学校の成績というのは、入学後の生活に依存するのであって、ちゃんとやることをやっている子は成績が良い。

これはどの中学に行っても同じことなのです。

で、問題はここから。

中学に入って成績が悪いのが続くと、今度は進級や進学に問題が出てくる。

高校の進学で付属校に推薦しないとか、まあ、そういうことが起こるわけです。

特に付属校はうるさい。

だから、入学後にちゃんとやれるように、いろいろな姿勢を今から身につけておくことです。案外、勉強をずっとやらされている子は、入学後に一気にストレスが発散させる傾向にあるから要注意です。




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1列に並ばされると

中学受験 算数オンライン塾
8月16日の問題



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問題を読み飛ばす子

過去問の練習をしていて、問題を読み飛ばす、ということを頻繁にやる子がいます。

多分、ものすごく急いでいる、というか、慌てるという習慣がついてしまっている。

これを治すのはなかなか大変ですが、ほっておくと、ミスだらけになって、模擬試験でも点数がボロボロになります。

6年生の2学期になってやってくる子は、だいたいこの癖をつけてしまっている。

後からやり直してみるとできるけれど、本番では出来ないから、本人の力ほど偏差値が高くない。

これはとてももったいないので、やはり治します。

まずはゆっくり問題を解かせる。時間の制限をかけないでやります。

そうしてじっくり読む、ていねいに書くという作業がどういうものかを実感してもらう。

その後に、すべてやった場合の時間を計測していく。(あくまで、本人がかかった時間を計測するのであって、試験時間に合わせて打ち切るわけではありません。)

そうやって、記録を作っていくと次第に早くなっていく。最初は試験時間の2倍ぐらいかかるのが、だんだん早くなっていきますから、ていねいに解くことをまずしっかり身につけさせることが大事です。


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子どもの数だけ伸ばし方はある





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勉強を楽しむためには

勉強を楽しむためには、もう少しできるようになる、もうちょっと知識が詳しくなる、という気持ちが必要です。

そうトップレベルにすぐ行けることはないにしても、毎日成長する。毎日、いろいろな知識が増えてくる、ということは大事で、それを実感できると、勉強はおもしろくなるし、楽しくなる。

ただやらされる、量を解くということに目が行けば、自分の成長があまり感じられないから、実は楽しくはないのです。

ここはとても大事なポイント。

あくまで子どもたち自身が自分の成長を感じられるように、いろいろな視点で見てあげていると、確実に自分でできることが増えてくるし、やろうという気持ちもどんどん強くなる。

で、勉強が楽しくなれば、間違いなく力はつき、力がつけば合格は近づく。

このサイクルに持ち込むために、やはり少しでもできるようになろう、という気持ちを持つことが大事なのです。




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自分でやったらこんなにはかどる

中学受験 算数オンライン塾
8月14日の問題



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受験対策はパーソナルなもの

これまでは、カリキュラムを習うという意味で、ある意味目的はみないっしょでした。

しかし、これからは目標も違えば、やるべき中身も違う。

本来受験対策というのは、パーソナルなものなのです。

しかし、そう全員がすべての教科の先生を個別に雇うというわけにはいかないから、経済合理性の上で集団授業があるわけですが、しかし、今はいろいろな工夫で個別に解決できることも増えてきました。

特にオンラインの個別指導(あるいは家庭教師)は、子どもも先生も動かないし、勉強の内容はデジタルに共有できるし、子どもの書いた答案の添削もリアルタイムで進めることができるので、その点は大きく改善している。

これはコロナ禍で威力を発揮してきた部分ではあるのです。

子どもたちにとって安全で、効率の良い勉強方法はいろいろ生まれてきているので、必要な学習をするためにこれからの勉強を取捨選択していきましょう。


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過去問は次に解けるかが大事





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学校選びと過去問

後半、模擬試験の成績などから、併願校が決まっていきますが、併願校に関してもやはり過去問をちゃんとチェックしましょう。

偏差値の割にちょっと癖がある、という学校もあります。

実際にやってみると、偏差値の割にあまり点数が取れない、という学校だと、やはり併願校としては向かない。

併願校はやはり合格優先で考えて行かないといけないので、本人がやりやすいと感じる問題の学校が良いのです。

なので、併願校を決める際には、必ず過去問をやってみて、本人がやりやすいかどうか、しっかり確認してください。




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夏休み後半に向けてもう一度計画を見直す

中学受験 算数オンライン塾
8月12日の問題



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