地方紙の花時計欄に時々投稿している妹。
昨日26日に掲載されたそうで今回もここに転載いたします。
今日はサッカー観戦しようと決め、
午後0時半に いわぎんスタジアム へ出かけた。
空は今にも雨が降りそうな、どんよりと厚い雨雲、
地を見れば青々とした芝生のグラウンド、
手入れが行き届いているさまがよくわかる。
気持のいい空間。
グルージャ盛岡 対 YS横浜 戦、キックオフ。
選手が一つのボールを追って縦横無尽に走る。
子供達が夢を描きながらサッカーに夢中だったころ、
遠くは大阪、名古屋まで応援の追っかけをした当時が、
懐かしく思い出される。
試合に一喜一憂し、終了間際の時間帯は特に体によくなかった。
サッカーチームとも別れの時がくる。
その席で宮沢賢治の詩をお借りし、読んだ「 雨ニモマケズ 」。
雨にもまけず、風にも、夏の暑さにもまけず練習にはげみ、
東に試合があれば行って戦い、西に泣きそうな友いれば、
大丈夫だからと励まし・・・。
読んでいるうちに、胸にこみ上げるものがあり、
途中から夫に代読してもらった懐かしい思い出がある。
グルージャ盛岡は残念ながら、0 対 1で敗れ、
足どり重い帰路となった。