1月末あたり隣駅の介護老人保険施設に入所されたお隣の奥さま。
お元気ぶりを見届けに行かなければと御嬢さんに聞いていた大雑把な
メモ書きを手に目星を付けていたメディカルセンター受付で
尋ねることにした。
” 3Fの○○さんに面会したいのですがお部屋は? ”
” 下のお名前が分からないことには調べようが無い。。。 ” と!
姓呼びで事足りていたのが裏目に出てしまい困った。
そもそも ここは病院であって介護施設で無いことが分かり
脳の回転が良ければ ” こちらの周辺に介護施設は有りませんか? ”
その問いかけで解決しただろうに詰めの甘さを責め
どっちにしても出直す羽目となった。
果たしてお隣のご主人は在宅? お留守なら日を改めなければだが
帰宅しチャイムを押すと反応あり 詳細を聞けヤレヤレだった。
看護、介護や医学的管理の下におけるリハビリテーションの
サービスを提供し在宅復帰を支援する施設という3Fへ着いた。
何となく左側を見るとTVを観てるお隣さんと目が合い
すぐさま駆け寄りハグ お部屋をさがす手間が省け助かった。
” ゴロちゃん よく来てくれたわねビックリしたヨ~♪ ”
お互いに涙ぐみながら しばらく手をとりあった。
見渡すとテーブルが並ぶ
開放感ある食堂の
あちらこちらには
車いす姿の方々が
お話しもせずポツンと
寂しそうに座っている
中には眠ってる方だったり
独り言を繰返えす人間模様
なにか映画のワンシーンでも
観てるようだった
” 主人は大丈夫だっていうけど入所費用が心配なの。。。 ”
このことは何度も話されていた。
一方 ” ビールが飲みたい~♪ ” 憂いをもらすところなんぞ
歩行が困難なだけで どこも変わってないお隣さん。
” 次のお見舞いは小さい缶ビールだネ~♪ ” なんて
冗談言い合い2時間後 おいとま~♪
暮れそうな空と一緒に一駅歩いて帰る昨日であった。
< 13,200 歩 >