箱が届いた。
子どもが作った段ボールのロボット、ではない。
開けると今度はミイラ状のスリムなロボットが。
実は先日頼んだアロエが届いたのだ。
ディコトマという種類で幹がつるつるしている。
微妙な緑色の縞模様がきれいだ。
前からネットで探していたが、だいたい10センチくらいの数百円のものか
堂々1メートル以上で幹も立派に太い数万円のものに2極化している。
間がないのだ。
あってもみな品切れ中。
たまたま楽天サイトで遊んでいて大きく安いのを見つたものだから
あわててクリックしてしまった結果だ。
なかなか美しい。
すらりとしてというより、ひょろひょろなのが少し頼りないが。
順調に育つと10メートルくらいになるらしいが
もちろんそれは原産地の熱い国に自生している場合だ。
ここでは3階を超えてしまって迷惑だ。
それでも一年に10センチ程度は成長するらしい。
すでに1メートルくらいあるので10年もしたら天井に届きそうだ。
岡山からの旅の疲れがあるかと思ったが葉っぱの真ん中の成長点は元気そうだ。
ひょろ長いのがもう少し太くがっしりと育ってくれたら言うことはない。
こちらはとっくに成長点は消滅し、あとは縮んでいくばかりだ。
なるほど、植物にひかれるのはすり減りつつあるオレの代替行為かもしれないな。
歳をとってから小さな子どもを愛したり、家庭菜園を始めるのはそういうことなのだ。
安心して大きく育て、植物どもよ。
嗚呼、ボタニカル!