弥生三月の始まりは雨。
勢いを付けたい早咲きの桜も一旦停止だ。
2月の疲れをリセットしに三重県まで竹久夢二展を見に行った。
儚げで憂いのこもった女の表情は夢二独特のワンダーランドだ。
大正時代の雑誌の表紙絵や楽譜の表紙デザインはすばらしい。
絵だけではなくレタリングもいけている。
女性だけではなく、音楽や草花にもインスパイアされていたのは間違いない。
時代が時代なので和服姿が多いが、なんとその着物のデザインはすべて夢二オリジナルらしい。
信じられないようだが、そうらしい。
今でいうテキスタイル・デザイナーもこなしていたことになる。
帰りがてら近くの温泉でからだのリセット。
その後気になったショップで変わった葉っぱを見つけた。
プラティーナというカラーリーフらしい。
無機質な感じがいい。
夢二の鮮やかな配色を引き立てる。
心もからだもリセットした日曜日となった。
嗚呼、ボタニカル!