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昨日は明石の竹久夢二展へ出かけた。
数年前に岡山で見て以来だったので、年末からとても楽しみにしていたものだ。
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作品点数がとても多い。
美人画、婦人グラフの表紙シリーズ、瀬尾楽譜の表紙シリーズ、児童画などいずれも素晴らしい。
特に瀬尾楽譜はタイトル文字のレタリングが何と美しいことか。
その音楽を形にしたらこんな書体になるに違いない。
女性の姿形、柔らかな指先の表現も素晴らしい。
八頭身で憂いのある瓜実顔、たおやかで頼りない容姿、やや着崩した着物姿、なのに清楚。
うーん、憧れる。(今や何処にもそんな女性はいない)
植物のモチーフも多くその美しいフォルムは美人画のそれと変わらない。
綺麗な着物の柄は全て夢二のオリジナルらしくデザイン能力もずば抜けている。
また、メイン会場の二階は撮影可能(動画とフラッシュを除く)でとても良心的だった。
2月3日まで開催しているのでもう一回行こうと思う。