和田誠さんが逝ってしまった。
大好きなジャズの巨匠たちが詰まった村上春樹のエッセイ。
表紙だけでなく全編に氏のイラストレーションがつまっている。
「サッチモ」、ディジー・ガレスピー。
「サッチモ」、ディジー・ガレスピー。
サッチモの人間性が溢れた構図と表情。
ジャズと村上春樹と和田誠。
大好きなひと、ことが詰まった宝物。
これまた大好きな谷川俊太郎さんとの絵本。
詩はもちろん、絵が素晴らしい。
なんて優しいんだろう。
なんて優しいんだろう。
ロゴタイプのような太い独特なタイトル文字が大好きだった。
ガサガサした気持ちやイライラした気分の日常でふと目にする氏のイラストレーション。
電車の中や、街のアーケード。
本屋さんの中や誰かが読んでる本の表紙。
こころが丸くなり優しい気持ちに戻してくれる。
安西水丸さんが亡くなったあと、もう一人の大好きなイラストレーターが逝ってしまった。
心よりご冥福をお祈りいたします。
追伸 奥様がレミさんでよかったですね。
ていうか、いい人を選ばれたんですね。
愛が溢れた追悼のコメントに悲しい気持ちも救われました。
和田さん、ありがとうございました。