海辺を散歩したら海を向いた斜面に真紅のカンナが咲いてた。
砂浜などにもよく育つみたいで、別の海岸べりにも毎年咲いている。
帰り道にはぽとりと落ちた一輪の花。
帰り道にはぽとりと落ちた一輪の花。
カンナの花はユーミンの歌と切り離せない。実物よりも先にカンナという花を知ったからだ。
🎶 カンナの花が燃えてゆれてた 中央分離帯
どこへ行こうか待ちどおしかった日よう日
いつかさそって昔のように 笑いころげたい
恨まないのもかわいくないでしょう
だから気にせずに
ドアを開けて波をきこうよ…
想い出にひかれて
ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない 🎶
(松任谷由美・カンナ8号線)
切ない恋のワンシーンを彩る真紅のカンナ。
海辺の国道を走り去るタンデムに
今も燃えるように揺れているだろう。