『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

椿

2020年04月20日 | 植物

八重の椿が開花した。

薔薇みたいできれい。

 

 

苗木から2ヶ月あまり。

小さくてかわいい。

昔どこかから椿のタネが飛んできて庭の端っこに芽を出したことがある。

面白いのでそのままにしてたらどんどん成長して庭のバランスが悪くなった。

結局引き抜くことにしたが見た目以上に根がたくましく育っていて

奥さんが往生したことがあった。

なので、今回は鉢植えにしたようだ。

花もサイズ感は大事だと納得。

 


幸せのパン

2020年04月19日 | 美食

日曜日の朝、二度寝して起きたらパンが焼けてた。

もちろん自分が作ったわけではない。

妻が最近パン焼きに凝っているからだ。

なんかかわいい。

というか幸せそうだ。

ロールパンにするには大きく、バケットには小さい。

大きめのコッペパン?くらいの大きさ。

焼き色が柔らかい色彩で美味しそうだ。

ここのところのパン焼きマイブームはコロナ自粛からきている。

休日は大概二人で外出していたがそれもできず、かといって家で時間をかけてすることなんてそんなにない。

そこでパン焼きとなったわけだ。

コロナ禍は人の生活や行動様式、消費行動を大きく変えつつあるのを身近に感じる。

12月から通い出したスポーツジムが休館になり

毎週の合唱団の練習がお休みになり

街へ買い物に出かけることができなくなった。

ほとんど毎日飲んで帰っていた会社生活が嘘みたいだ。

多分その代償行為として

・MacBook Airを買った

・日経電子版を契約した

・中島みゆきのLPレコード6枚セットをメルカリで買った(笑)

・昨日Kindleを注文した(品切れ入荷待ち)

・ガットギターを押し入れから引っ張り出した

・平日も6時にはお風呂に入っている

・家飲みのウイスキーが週末にはなくなる

などなど個人的には数年間くらいで起きる変化が1ヶ月で起きている。

いつかこの災が治った時、個人の総体である社会全体が今までのようであるわけがないと思う。

自分一人でもこんなに変わってしまったのだから。

 

ま、でも今は美味しく焼けた目の前のパン食べよかな。


モッコウバラが咲いた

2020年04月18日 | 植物
小庭のモッコウバラが咲き始めた。

なんて柔らかでやさしい色なんだろう。


他にもたくさんつぼみをつけた。


しなやかに横に伸びていて
ハゴロモジャスミンと絡まっている枝もある。
どちらも同時に咲いたら面白い。
春先からゆっくりと時間をかけてつぼみを膨らませて開花に向かう。
それを待つ時間もまた楽しい。

京都へ

2020年04月17日 | 花鳥風月
仕事で久しぶりの京都へ。
緊急事態宣言下の大阪、神戸と比べると人出が普通に多く感じる。
時間が空いたので学生時代に過ごした上賀茂を訪ねた。


何と40年前と変わらぬ「餃子の王将」
勿論店内は変わったが場所は変わらない。
歴史の街京都では未だ新参者だろうが昔お世話になったものとしては感慨深い。



北山通りから南の鴨川東岸にある半木の道(なからぎのみち)
枝垂れ桜がとても美しい並木道だが花には少し遅かった。





それでも十分にきれいだ。



京都駅前のヨドバシカメラはお洒落な外壁。
大きな建物の西側と北側は一面の植物に覆われている。
意図的にデザインされたものだが様々な種類の葉の形や緑のグラデーションは見事。
やはり京都は味な街である。



春秋

2020年04月16日 | 花鳥風月


海辺の遊歩道に道真の一句。
しみじみと腑に落ちる。
今の世相のことのようにも詠める。
かの大国に聞かせてあげたいようでもある。



行き来する人たちもそうかもしれない。
一栄一落 是春秋
素晴らしい句である。