晴耕雨読

晴れた日には土いじり、雨の日にはパソコンとボタニカルアート

京都大学 アイデアが湧いてくる講義-サイエンスの発想法」読了

2020-05-11 | 読書
時々気を失いながら、PCRだのジュラシック・パークだのオペラ座の怪人やAKB48などの言葉に釣られて読み終えることが出来ました。

高校時代、私は化学が苦手で面倒な暗記科目と考えていました。
ところが、なんと著書上杉志成先生は第1章「嫌いなもの」でアイデアをつかもう!
の中で、
~いっぽうで、私は英語、化学、生物学は苦手でした。記憶することばかりで味気ない科目に思えました~
とあります。なんだ同じじゃないか、それにしてもそこからの差が大きく広がってしまった

ま、それは置いといて共感、気付きを与えてくださったので一部紹介します。

PCRが連鎖反応になる理由は、結果が原因になるからです。
熱を上げ下げしてできた産物は、次のサイクルでは鋳型になって、更に産物の数を増やします。この優れた増幅技術をうまく使えば、いろいろなことができます。

『オペラ座の怪人』に見る繰り返しと連鎖のアイデア
~ミュージカルには繰り返しによる増幅効果があります。~そのたびにメロディのメッセージと記憶は増幅されます~
~そのたびに、この最初のシーンを思い出し、メロディーが繰り返されるたびに意味は増幅され、観客の記憶に定着するのです。

それは連続ドラマでも言えると思いますねえ。最近でも見終わったばかりの「JIN-仁」のオープニングの曲が頭の中に繰り返し流れ、映像を思い出しますし。

その他にも色々興味深い話題が出てきますが、今日はこの辺で

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