晴耕雨読

晴れた日には土いじり、雨の日にはパソコンとボタニカルアート

おくりもの

2020-05-27 | 読書
と、その前に、昨日観た「インターステラ」が印象深かったので一言。

以前から気になっていて、先週「宇宙兄弟」を観て、観たいが募りまして。
gravity(重力)やら高次元やらワームホールやらイメージしにくい状況が映像で迫ってきます。
理解はできないけれど、どうやら宇宙はそうなっているみたいだと思わせられる。5次元から見た3次元の世界とか
もしかしたら時間や場所を超越した世界から信号が送られているかもしれないとか…




自粛生活のおかげで、庭がだいぶきれいになったりとか、片付けしていて意外なものが見つかったりとか良いこともあります。
先日、サンテグジュペリ「星の王子様」に始まり「僚友」を数十年ぶりに読み返してみたこととか。

またこんな本も見つけました。河盛好蔵著「人とつき合う法」
全く購入した記憶も読んだ記憶もないけれど、まず初めの「イヤなやつ」という章で河盛好蔵という男の自己評価に共感を覚え読み進めています。

「物くるる友」の章で思い当たることがあり引用してみます。
(最近引用が多くてタイピング練習みたいになっている

「私は、おくりものをうけるより、与える方がすきである。愛するものの顔が、すでにあきらめていた願望が突然かなえられることによって悦びに輝くのを想像するほど、強い悦びはない。子供たちがまだ幼くて、彼らを幸福にしてやることが私たちの力でできるあいだは、玩具屋の店先を見て歩くのは楽しいものである。しかし、悲しいことには、彼らの心を奪うようなおくりものは、やがて私たちの力には及ばなくなる」こんなことをアンドレ・モーロワが書いている

私は子供時代本好きで、クリスマスプレゼントに小学校4年生のときに「ファーブル昆虫記」、5年生で「日本の神話」6年生で「世界の神話」がクリスマスプレゼントで、とてもうれしかったことを覚えています。息子が4年生の時に「星の〇〇」という題名は忘れたけれど、星関係の本をクリスマスプレゼントで枕元に置いていたら、あくる朝息子が「サンタさんなんて嫌いだ」と泣きながら起きてきたという苦い経験を思い出しました。
おくりもの、特にクリスマスプレゼントは難しい(笑)



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