第45回県アンサンブルコンテスト(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が13日、大和高田市のさざんかホールで始まった。この日は中学校の部があり、53校が出場。天理市立西中、天理中、香芝西中の3校が2月11日に橿原市の県橿原文化会館である関西大会に県代表として出場する。

 天理市立西中はクラリネット五重奏で「クラリネット・ファイブより 第1楽章」を演奏。部長の清水聖奈さん(2年)の自己採点は70点。「最後まで集中を切らさず演奏できた。練習で自信をつけて関西大会に臨みたいです」と話した。

 天理中は金管八重奏で「イントラーダ」を伸びやかな音色で響かせた。部員同士で助言し合って練習を重ねてきた。キャプテン平田定道君(2年)は「声を掛け合いリラックスして吹けた。課題も見えました」と話した。

 香芝西中は木管、金管、打楽器の八重奏で「風の詩」を演奏し、2年連続の県代表に。情景を想像し、様々な風を表現した。部長の久我日向子さん(2年)は「ホールに音楽を響かせることができた。関西大会では、焦らず冷静に演奏したいです」と意気込んだ。(菅原雄太、神宮司実玲)

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 県代表以外の金賞受賞校は次の通り。

 【中学校の部】香芝北(打5)▽香芝(打3)▽五條(木4)▽五條西(サ4)▽都南(ク4)▽生駒市立上(金8)▽鹿ノ台(金8)▽王寺(金8)▽河合第二(金・打8)▽香芝東(木・金・打8)▽菟田野(木・金・打7)▽桜井西(木・金・打7)▽室生(木・金5)(打=打楽器、木=木管楽器、金=金管楽器、サ=サクソフォン、ク=クラリネット。数字は人数)