なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

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近畿 花粉症の方は早めの対応を

2018年01月29日 18時09分44秒 | ブログ

近畿 花粉症の方は早めの対応を

2018年1月29日

 
スギ花粉花芽2017年12月26日撮影京都市西京区

スギ花粉花芽2017年12月26日撮影京都市西京区

 
今年もスギ花粉飛散の時期が近づいてきました。近畿地方では2月中旬からスギ花粉が本格的に飛び出す予想ですが、今年は暖かい日があると一気に飛び出す可能性があります。すでに、わずかながらスギ花粉を観測している所もありますので、花粉症の方は早めの対応を心がけましょう。
 

春の花粉、例年並みで前年よりやや多い

1月16日発表の「日本気象協会2018年春の花粉飛散予報(第3報)」では、近畿地方の春の花粉飛散量(スギとヒノキ科花粉の合計)は、例年並みで、前年よりやや多くなると予想しています。前年、あまり花粉が飛ばなかった京都府や奈良県は、前年より多くなる予想です。
 

花芽が目を覚ます?

花粉を飛ばす雄花の花芽は夏にでき、少し生長したあと休眠します。その後、一定期間寒さにさらされると、刺激されて目が覚め、「休眠打破」が起こります。休眠打破後は生長を続け、開花して花粉を飛ばします。この冬は平年より気温の低い日が多く、しっかり寒さにさらされています。休眠打破は順調とみられ、2月に入って暖かい日があると、一気に花粉が飛び出す可能性があります。花粉症の方は服薬を開始するなど、早めの対応を心がけましょう。
スギ花粉花芽2018年1月27日撮影京都市西京区

スギ花粉花芽2018年1月27日撮影京都市西京区


神秘的な赤銅色!「皆既月食」見える?

2018年01月29日 18時06分13秒 | ブログ

神秘的な赤銅色!「皆既月食」見える?

2018年1月29日

 
 
1月31日(水)の夜は皆既月食です。20時48分に東南東の空でかけ始め21時51分に南東の空で皆既食になります。皆既食となった月は「赤銅色」と呼ばれる赤黒い色に。気になる天気は?
 

◆31日〜1日 皆既月食

1月31日の夜は皆既月食。天気に恵まれれば、日本全国で見ることができます!

月は、20時48分に東南東の空でかけ始めます。21時51分に南東の空で皆既食になり、皆既食は23時08分に終わります。皆既食となった月は、「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる、赤黒い色になります。皆既の継続時間は1時間強と、その神秘的な姿をたっぷりと楽しめるのです。その後は徐々に欠けた部分が小さくなっていき、2月1日0時12分に、南の空で部分食が終わります。

空の高い位置で起こるため、とても観察しやすい月食です。肉眼でも楽しめますし、望遠鏡、カメラなども使って本格的に楽しむのも良さそうです。
 

◆気になる天気は?

各地の31日(水)の夜から1日(木)未明の予想です。
【北海道・東北】日本海側は寒気の影響で、所々で雪が降るでしょう。太平洋側は晴れ間がでて、観察できる所もありそうです。夜は厳しい冷え込みとなりますので、観察の際はしっかりと寒さ対策をなさってください。
【関東甲信・東海、近畿】雲が広がりやすいでしょう。ただ、雲の切れ間もあり、観測のチャンスはあり!万全な寒さ対策をして、夜空を見上げてみてくださいね。
【北陸〜中国、四国、九州、沖縄】雲に覆われ、西から雨雲や雪雲がかかるでしょう。今のところ、観察にはあいにくの天気となりそうです。ただ、低気圧の進路や速度によっては予想が変わり、見えるエリアが広がる可能性がありますので、最新の予想をチェックしてください。

雪の中でも咲く花をご存知ですか?

2018年01月29日 18時02分01秒 | ブログ

雪の中でも咲く花をご存知ですか?

 
2018年01月29日
雪の中でも咲く花をご存知ですか?

雪の結晶「雪華」

四季に恵まれた日本では、四季折々の花が見られますが冬のひとときに寒さにも負けず咲く花があります。今の季節みられるのは椿、山茶花の他には、水仙、福寿草、スノードロップ(待雪草マチユキクサ)、蝋梅(ロウバイ)などでしょうか?
もうすぐ立春。立春を過ぎれば梅の時期もやってきますね。また、この季節、天から降り注ぐ雪自体も、古来より雪の結晶が6枚の花弁をもつことが知られ、真白な花になぞらえて「雪華」とよばれています。本日は、そんな雪の中で咲く花たちに注目していきます。

縁起の良い花、福寿草

雪の中でもひときわ華やかに黄金色の花を咲かせることもあり、古来よりめでたい花とされ、お正月のお飾り用にも使われてきました。特に大きな花を咲かせる「祝寿海」という品種は人気があります。別名、元日草(ガンジツソウ)、朔日草(ツイタチクサ)と言われるのはそのためです。
もとは、北海道から九州までの照葉樹林の林床に自生している草丈15~30cmほどの宿根草です。根茎が短く、やや太い根を持ちます。早春に芽を出して開花し、その後葉をのばしますが晩春になると葉が枯れて秋まで休眠します。花色は黄色ですが江戸時代から花の美しさが着目され園芸品種が多数選抜育成され、白、黄褐色、紫褐色、橙紅色などがあり花形も一重~八重、万八重と変化に富みます。鉢植えで栽培されるほか日本庭園の石組に添えられることも多いです。
花言葉は、スバリ「幸せを招く」です。にんじんのような細やかな葉もかわいらしく、花が終わった後もコンペイトウのような果実をつけ種子をたくさんつけます。

天使の思いやりから生まれた、スノードロップ(=待雪草マツユキソウ)

「マツユキソウ(待雪草)」とその仲間を総称して「スノードロップ」と呼びます。秋頃から地中で根を伸ばし、まだ寒い時期に芽を出し、他の花も咲かない早春に花をつけることから、人々に春の始まりを告げる存在として親しまれてきました。雪の残る中でも花茎をすっと伸ばし、一輪ずつ花を咲かせます。下向きの白い花は、まさに雪がしずくとなったようです。つややかな光沢のある葉もまた美しいものです。 日本では「ジャイアント・スノードロップ」や「フロレ・プレノ」など数種が中心ですが、イギリスでは品種改良がとても盛んで数百種に達するともいわれています。朝になると花を開き、夕方になると花を閉じます。スノードロップは簡単に育てることができ、地植えなら特別な手入れをしなくても大丈夫です。風通しの良い明るい半日陰を好みます。
花言葉は「希望」「慰め」。禁断の実を食べてしまったアダムとイブは、降りしきる雪の中、エデンの園を追い出されました。そこへ天使が現れて「もうすぐ春がくるから絶望してはいけませんよ」と慰め、雪をスノードロップに変えたという言い伝えもあります。
この清潔な白さは神にふさわしい花ととされ、今では2/2カトリック教会のキャンドル祭に捧げられます。

この季節に香る稀有な花、蝋梅

蝋細工を思わせる質感の半透明の花びらで、梅のようなのでこの名がつきました。
開花時期は、12月末~2月末にかけて。お正月頃から咲き出し、なんといっても、新春に香り高い花を咲かせる貴重な存在です。
中国原産で日本には17世紀頃に渡来しました。中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中の四花」として尊ばれています。江戸時代初期に日本へ渡来し、ほかの花木に先駆けて咲く香りのよい花が愛され、生け花や茶花、庭木として利用されてきました。
花言葉は「愛情」「先導」「先見」。
内側中心部が紫色をしている黄花のロウバイに対して、やや大輪で全体が黄色の「素心蝋梅ソシンロウバイ」がよく見られます。

雪の結晶が花びらのようだと知られたのはいつから?

雪の結晶には一つとして同じ形がなく、またその美しさから、花になぞらえて雪華(せっか)と呼ばれてきました。
結晶の形は、6枚の花びらを持つように見える樹枝状が良く知られていますが、他にも鼓型、角錐状、針状などの様々な形状があります。
中国では、古くから雪の結晶が六角形をしていることが知られており、前漢の時代には韓嬰が雪の結晶についてふれた詩を残しています。
日本でも、東北などの寒冷地や中国からの知識が伝わり、平安期には雪の結晶が六角形であることが知られており、六弁の花(六つの花)として表現されていました。江戸時代に入って古河藩主土井利位が雪の結晶を観察し、「雪華図説」にまとめ出版したところ、結晶図の美しさと完成度の高さから、雪の結晶の模様(雪華模様)は江戸庶民の間で流行し、着物や服飾小物、はては茶碗の模様にまで使われました(この流行を受けて、土井利位は「続雪華図説」を刊行しています)。
雪華模様は、大炊模様(おおいもよう)、六つの花(むつのはな)ともよばれます。「雪華」は土井利位の命名によるもので、別名の「大炊模様」は、利位の官職(大炊頭)からとられています。
黒い布などをひき目を凝らすと肉眼でも観察することができます。

まだまだ底冷えする寒さがしみる季節ですが、この季節ならではの現象を楽しんだり、春へ向けた動植物の動きをキャッチしたりしながら、心豊かな毎日をお過ごしください。


1月29日は「南極の日」。南極では風邪にはかからないその理由

2018年01月29日 06時35分37秒 | ブログ

1月29日は「南極の日」。南極では風邪にはかからないその理由

2018年01月28日

1月29日は「南極の日」。南極では風邪にはかからないその理由

1月29日は「南極の日」。氷に覆われた大陸(極地)の秘密をご紹介します!

この冬は例年より寒さが厳しいようです。今年に入ってからも、“過去最強クラスの寒気”といった言葉をよく耳にします。ご高齢の方からは「昔の東京はもっと寒くて、雪も積もってかまくらだって作ったよ」といったお話を聞くこともあります。が、それでも寒いものは寒い!
ということで今回は、地球上でも最も寒い地域、南極についてご説明します。ちょうど1月29日は「南極の日」。南極での暮らしぶりは以前、映画にもなって話題となりましたが、日常とはかけ離れた不思議な世界です。

12月14日と1月29日。二つの「南極の日」……その違いとは?

南極の旗。どこの国にも属さないのが南極です

南極の旗。どこの国にも属さないのが南極です

南極の日は二つあります。
ひとつは、12月14日「南極の日」。そしてもうひとつが1月29日「南極の日 昭和基地開設記念日」です。

12月14日はノルウェーの探検家、ロアール・アムンゼンが南極点に到達した日。1911年の同日、アムンゼンが世界で初めて南極点到達を成し遂げました。

一方、1月29日は日本の観測基地、昭和基地が開設された日。リュツォ・ホルム湾の東、東オングル島にあります。
この時活躍した初代南極観測船の宗谷は、もともとは民間で使われた後、日本海軍の特務艦となり、さらに戦後は海上保安庁の灯台補給船、巡視船を経て、南極観測船になるという経歴を持っています。第一次観測では氷に閉じ込められ、苦労を乗り越えて今の南極観測の礎を築きました。

ちなみに、1961年に発効した南極条約によって南極はどこの国にも属さず、軍事利用も禁止されています。

地球の氷の約9割が南極にあるなんて、すごいですね!

地球上の氷の大半が南極に!さらに、北極と南極、どちらがより寒い?

地球上の氷の大半が南極に!さらに、北極と南極、どちらがより寒い?

南極大陸はオーストラリア大陸の約2倍の大きさがあり、その98%は氷に覆われています。約3000万年の間に降り積もった雪が溶けずに、氷となって残っています。その厚さは最も厚いところで約4500mにおよび、平均でも約2450m! さらに驚くべきは、地球上の氷の約90%が南極にあるといわれている点です。

また、北極と南極、どちらがより寒いのでしょうか……。答えは南極です。

北極の氷の厚さは厚いところでも10mくらい。さらに北極には陸地がありません。陸よりも海のほうが温かいため、寒さ対決で戦えば、南極のほうに軍配が上がることになるのです。

オーロラが輝く仕組みは、実は蛍光灯と同じ?

オーロラが輝く原理は蛍光灯と同じ

オーロラが輝く原理は蛍光灯と同じ

南極の空に輝くオーロラ。赤や緑などさまざまな色の光を放ちながら、幻想的な景色を空に広げます。巨大な光のカーテンのようです。
この現象は地球の磁力と関係があります。南極は磁石でいうとN極。太陽から届く電子や陽子がこの磁石に引き寄せられ、空気の原子や分子とぶつかって光を発します。この仕組みは、私たちは日ごろ使用している蛍光灯と同じ原理なのです。

南極で風邪をひかないってホント? その理由とは?

南極には病原体もないので風邪にもかかりません

南極には病原体もないので風邪にもかかりません

地球上で今までに記録された中で、最も低い気温とされる「−89.2℃」は、1983年7月21日に南極のボストーク基地で観測されたもの。私たちが「寒い、寒い」と言っている時の気温とは比較にならないレベルですね。

氷点下の気温にさらされることの少ない関東在住の人であれば、南極に数時間いるだけですぐに風邪をひいてしまいそうですが、意外なことに南極では風邪をひかないそうです。

というのも南極の空気はとてもきれいだから。細菌やウイルスなどが大気に舞っていないので、風邪をひかないといわれているのです。そのため、南極地域観測隊の隊員たちは、南極に向かう前には病原体を持ち込まないよう、風邪はもちろん、虫歯や水虫まで完治させてから出発するそうです。

一方で多いのが歯の治療。ですがこれ、虫歯ではありません。内陸のほうに行くときなど水が貴重なため、歯が磨けず、ケアが必要になるからのようです。また、強い寒さのため歯の収縮率と歯の詰め物の収縮率との差から、歯の詰め物がとれてしまうこともあるようです。

かわいらしい反面、仲間のために命を懸ける「ファーストペンギン」の話

かわいらしいペンギンも、厳しい環境の中で生きています

かわいらしいペンギンも、厳しい環境の中で生きています

南極で生息する動物はそれほど多くはありません。代表的なものではペンギンやアザラシ、オットセイ、シロナガスクジラ、シャチ……などです。中でもペンギンは、その愛くるしい姿やかわいらしい動きでなじみが深いです。

ペンギンという名前の由来には諸説あります。中でも、ラテン語で「太っちょ」という意味の「ピングウィス」から派生しているという説は、ペンギンのポチャッとした体形からも説得力があります。また小さなペンギンが群れで活動する理由は、厳しい環境の中で暮らす知恵からともいわれています。その理由のひとつに、海の中でも集団で魚を追い詰めて効率よく捕ることが可能になることがあります。

ところで、ちょっとドジなペンギンが仲間につつかれて海に落ちる姿を映像などで見たことはありませんか? 実はあれ、おとりです。氷の上からでは海の中の天敵がどこにいるかわかりません。そのため一匹が海に先に落ちて、危険がないことを確かめてから集団で海に入る方法をとっているのだそう。この最初のペンギンを「ファーストペンギン」と呼びますが、そういえば2017年は「ファースト」という言葉が日本でも話題になりましたね。

── 極寒の南極で風邪をひかないことを意外に感じられた方も多いことでしょう。同様にスギやヒノキがないので花粉症もないそうですし、気温が氷点下なのに吐く息が白くならないそう(理由は大気にチリやホコリがないから)。そんな南極にあこがれる方も多いでしょうが、マイナス何十度もの世界で暮らすのは大変なことに間違いありません。でも、南極クルーズで皇帝ペンギンを見たり、巨大氷山を観賞する旅も素敵ですね。