【全国の天気】台風10号 あす沖縄地方を直撃(18/07/20)
眞子さま、移民センターを視察 ブラジル、日系人と交流
【ロンドリーナ共同】ブラジル滞在中の秋篠宮家の長女眞子さまは19日午後(日本時間20日午前)、日系人が多く住む南部パラナ州を訪れ、日系人らと交流したり、日本移民センターを視察されたりした。
眞子さまは同日、空路でリオデジャネイロからパラナ州に移動。ロンドリーナの日系団体施設で地元の日系人らと交流し、幼稚園児や小学生らに「こんにちは」と声を掛けられた眞子さまは「ありがとう。こんにちは」と笑顔で応じていた。
その後、ロランジアのパラナ日本移民センターを訪問。センター内にある史料館で移住者の入植当時の写真や農具、生活用品などを熱心に見て回った。
猛暑列島 さらに暑く 東京「37度」予想
2018年07月20日16:38
今年は早い梅雨明けとともに早い時期から猛烈な暑さに見舞われており、今月15日と19日、20日には猛暑日地点が(全国のアメダスの約2割にあたる)200地点以上となりました。猛暑日地点が200地点以上となるのは毎年あることではありません。18日には岐阜県多治見市や美濃市で5年ぶりに40度超を記録するなど、今年は記録的な暑さとなっています。
衰えぬ暑さ
まだしばらく、熱中症の危険が高まっている状況が続きます。熱中症に厳重な警戒が必要です。こまめな水分補給を心掛けて下さい。適度に塩分をとることも大切です。スポーツドリンクや経口補水液などを用意し、のどの渇きを感じる前に飲むと良いでしょう。屋内では冷房を適切に使い、無理のないようにお過ごし下さい。
来週後半になると40度に迫るような極端な暑さは少しずつ収まりますが、30度を超すような厳しい暑さはまだまだ続きそうです。夏バテにならないよう、バランスのとれた食事や睡眠をしっかりととりましょう。
2つの高気圧、地表の空気圧迫で気温上昇 “重ね布団”で暑さに拍車 猛暑ピーク複数回予測も
日本上空で“重ね布団”のように層をなす2つの高気圧。その勢力の強さと停滞した状況が今回の猛暑に拍車をかけている。高気圧は下降気流を生み、それが地表付近の空気を圧迫することなどで気温が上昇。強い高気圧が2つ重なれば、威力は倍増以上にも。今夏は猛暑のピークが複数回あるとの予測もあり、予断を許さない状況が続く。
気象庁などによると、日本の上空1万5千メートル付近に張り出したチベット高気圧と、上空5千メートル付近にある太平洋高気圧が重なるように停滞しているのが、今回の猛暑の原因とされる。
高気圧の下の地表付近は周囲よりも気圧が高く、絶えず空気は気圧の低い方に向かって風となって吹き出す。その吹き出した分を補うため、上空の空気が下降気流となって降りてくる。その際、上空に雲があったとしても下降気流とともに気温が高い下層まで流されることで温められ、雲は水蒸気になって消失。そうして強い高気圧のもとでは、日光を遮る雲も残りにくくなり、地表付近の気温が上がる。
また、下降気流が地表付近の空気を圧迫。圧力が高まると、空気中の分子の動きが活発化し、エネルギー熱が生じて気温上昇につながる。
今夏の場合、複合的な要因が合わさって、2つの高気圧が勢力の強いまま停滞し、相乗効果で強力な暑さをつくりだしている。
理由としては、偏西風を北限に大陸側から張り出すチベット高気圧が、偏西風が平年より北に蛇行している影響で、いつもより日本付近を広く覆い、より勢力の強い高気圧の中心部が伸びてきていることがある。さらに蛇行が収まらないため、停滞しているという。
また、フィリピン付近の上空でモンスーン(雨期)に伴う活発な対流活動によって生じた気流が、間断なく日本付近に流れてきて収束、下降し、空気の圧迫に拍車をかけているという。
気象庁は猛暑のピークが7月いっぱい続くと予測。8~9月も気温が平年並みか高めで推移するとみる。気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市)は「猛暑のピークが再び8月下旬~9月上旬にも訪れる」と予測している。