なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

ファーウェイ、スマホ海外販売4割減 減産4000万台 米制裁で

2019年06月18日 12時09分55秒 | デジタル・インターネット

ファーウェイ、スマホ海外販売4割減 減産4000万台
米制裁で

2019/6/17 20:00
 
 

 

経営方針を明らかにするファーウェイの任正非CEO(6月17日)=ロイター

経営方針を明らかにするファーウェイの任正非CEO(6月17日)=ロイター

【広州=川上尚志】中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)は17日、米国による制裁の影響で今後2年間は売上高が計画比で計約300億ドル(約3兆3千億円)減るとの見通しを明らかにした。主力のスマートフォンの世界販売は19年に2割減となり、特に海外販売が4割減と大きく落ち込み、年間4000万台の減産が見込まれる。多くの部品を米国や日本など海外に依存しており今後、世界のサプライチェーン(供給網)にも大きな影響を与える。

 

【関連記事】ファーウェイ、5Gスマホの発売延期

 

 

同社の経営トップの任正非・最高経営責任者(CEO)が17日、広東省深圳市の本社で米有識者と対談し、今後の経営の見通しを明らかにした。米制裁の影響を数値で対外的に公表するのは初めて。

任氏は、年間売上高について「今後2年間は年1000億ドル前後になるだろう」と述べた。ファーウェイの18年の売上高は1051億ドル(約11兆4000億円)。19年は約2割の増収を計画していたが、減収に転じる可能性を示唆し、20年までほぼ成長が止まるとの見通しを示した。

特に全売上高の約5割を占めるスマホが影響を受ける。同社は18年に世界で約2億台を出荷した。そのうち約1億台が海外向けだが、19年は年4000万台程度減る見込みだ。日本のスマホ出荷は年3000万台強で、ファーウェイの減産はそれを上回る規模となる。

 

年間4000万台の減産が見込まれる

年間4000万台の減産が見込まれる

米商務省は5月、ファーウェイに対する事実上の輸出禁止措置を発動し、米企業との取引を禁じた。スマホの生産はグローバルなサプライチェーンの上に成り立っている。大手スマホメーカーは一般的に、コスト全体の約7割を海外の部品メーカーに依存している。ファーウェイの大規模な減産は中国だけの問題に留まらず、米国を筆頭に日本や台湾、韓国など多くの部品メーカーに広く影響を与えることになる。

ファーウェイの調達先は世界に1万社超で、18年の調達額は約700億ドルだった。米国での取引先は1200社超。日本でもソニーや東芝メモリなど100社強が部品を供給している。

任氏は5月下旬に「(米制裁で)当社がマイナス成長になることはない」と述べていた。だが、影響が予想以上に広がり、1カ月もたたないうちに業績の下振れを認めざるを得なくなった。

今後、スマホ同様に米国など多くの部品を海外からの調達に依存する次世代通信規格「5G」関連の成長事業にも影響が広がる可能性がある。

 

【関連記事】
ファーウェイ、新型PCの発売中止 米制裁の影響で
IHS南川氏「ファーウェイのスマホ出荷9000万台減」
電子部品各社、ファーウェイ禁止の影響額は
ファーウェイ製スマホにアプリ供給停止 フェイスブック
中国政府、4社に5G免許 米中摩擦の長期化に備え


スパコン世界ランク、米3連覇 日本は「ABCI」8位が最高

2019年06月18日 06時46分19秒 | デジタル・インターネット

スパコン世界ランク、米3連覇 日本は「ABCI」8位が最高

 
 
2019/06/17 16:13
 

 スーパーコンピューターの計算速度の世界ランキング「TOP500」が17日発表され、米国が3連覇を果たした。日本からは産業技術総合研究所の「AI橋渡しクラウド(ABCI)」(千葉県柏市)が前回から順位を1つ落として8位に入った。

 首位は米オークリッジ国立研究所の「サミット」で、計算速度は毎秒14京回以上(京は1兆の1万倍)。2位は米ローレンスリバモア国立研究所の「シエラ」、3位は中国・無錫スパコンセンターの「神威太湖之光」で、いずれも昨年11月の前回発表と同じだった。

 10位以内に入った新機種は5位の米テキサス大の「フロンテラ」のみ。前回11位だったローレンスリバモア国立研究所の「ラッセン」はシステムを拡充して10位に入った。

 日本はほかに東京大・筑波大の「オークフォレスト・パックス」(千葉県柏市)が前回の14位から16位に、理化学研究所の「京(けい)」(神戸市)が前回の18位から20位に後退した。

 京は今年8月に運用が停止される予定で、理研の計算科学研究センターから撤去された跡には、後継機の「富岳」が設置される。富岳は2021年の供用開始を目指しており、11年の京以来となる世界ランク首位奪還が期待される。

 主なスパコンの順位と計算速度(1秒間の浮動小数点計算回数、京は1兆の1万倍)は以下の通り。

(1)米オークリッジ国立研究所「サミット」 14京8600兆回

(2)米ローレンスリバモア国立研究所「シエラ」 9京4640兆回

(3)中国・無錫スパコンセンター「神威太湖之光」 9京3014兆回

(4)中国・広州スパコンセンター「天河2A」 6京1444兆回

(5)米テキサス大学「フロンテラ」 2京3516兆回

(6)スイス・国立スパコンセンター「ピーツ・ダイント」 2京1230兆回

(7)米ロスアラモス国立研究所「トリニティー」 2京158兆回

(8)産業技術総合研究所「AI橋渡しクラウド(ABCI)」 1京9880兆回

(9)独ライプニッツ研究センター「スーパーMUC-NG」 1京9476兆回

(10)米ローレンスリバモア国立研究所「ラッセン」 1京8200兆回

(16)東京大・筑波大「オークフォレスト・パックス」 1京3554兆回

(20)理化学研究所「京」 1京510兆回