私たちの生活を守る『鍵』の歴史、知ってますか?
2019年06月09日
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今回は、鍵の歴史と逸話をご紹介します。
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古代ローマ時代になると、現在のウォード錠のもととなるものが発明されます。このウォード錠は、差し込んだ鍵を回して開閉するもので、現在私たちが最もよく目にする形のものです。この時代のローマには鍵の専門店まであったようで、鍵が人々の生活に定着していたことが伺えます。
このように、古くから人々の生活を守ってきた鍵ですが、ヨーロッパでは富と権力の象徴ともされていたそうです。そのため、当時の権力者たちは錠前にきれいな模様を刻み、その美しさを競っていたんだとか。鍵は実用面だけではなく、権力者の力を示すものとしても使われていたんですね。
日本で鍵が普及したのはいつ?
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鍵が世間に広がり始めたのは、江戸時代に入ってからのこと。江戸時代になると、武士や商人が財産を持つようになり、それを守るための蔵の鍵が必要になりました。そこで、戦乱の時代が終わることで仕事が減ってしまった鍛冶職人たちが、豪華な装飾が施された和錠や、複雑な仕組みを持ったからくり錠をつくるようになったのです。
鍵が日本で普及し始めたのは、案外最近のことだったんですね。
あなたの家は大丈夫?「我が家のカギを見直すロックの日」
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実は、今日6月9日は「我が家のカギを見直すロックの日」。(日本ロックセキュリティ協同組合:https://www.jalose.org/)自分自身や身の回りの物を守るために、自分の家や金庫の鍵に不具合が生じていないかなど、セキュリティの見直しをしてみてはいかがでしょうか。