© スポーツ報知/報知新聞社 5打数2安打3打点と活躍した大谷(ロイター)
◆ブルージェイズ5―10エンゼルス(17日、トロント・ロジャーズセンター)
エンゼルス・大谷翔平投手(24)が17日(日本時間18日)、敵地のブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で先発フル出場。2打席目に左翼ポール際へ9号3ランを放つなど5打数2安打3打点の活躍で、快勝に大きく貢献した。試合後の主な一問一答は以下の通り。
―5打席を振り返って
「打っている打席はもちろんよかったんですけど、抑えられた打席に関しても、アプローチの仕方も含めてもう少し違った取り組みが出来ればいい打席になったかなと思います」
―打球方向、角度など一番大事にしているポイントは
「まだまだすごい好調だとは思っていないので、改善する点の方が多いですし。そこをいいところを維持しながら、改善できればもっともっといい状態に持って行けるかなと思っているので、そこ次第かなと思います」
―前には本塁打でない打球が抜けていったらという話をしていたが、二塁打も出たが
「よかったとは思いますね。ちょっと引っ張りでしたけど。間を抜けてくれて二塁打になってくれたのは、打球速度(約169キロ)も含めていい傾向じゃないかなと思っています」
―本塁打を打った初球は狙っていたか
「常に甘い球は狙っているので、カウントに限らずそういう気持ちで打席の中にはいますけど、いい形で本塁打になってくれて、2回にあれだけ点が取れた(7点)というのはチームにとっても大きかったなと思います」
―レイズ、ブルージェイズとメジャーでは珍しい日本に似たドーム球場での試合が続いたが、懐かしさはあったか
「(ボールの)見やすい、見にくいは特になくいけたので。レイズの方が日本っぽかったですけど。特に変わらずにいけているかなと思います」
―1か月前と比べて手応えはあるか
「それはありますね、もちろん。いい打席の方が多くなってきてるので、結果もちょっとずつ、ついてきているんじゃないかなと思うので。それを100%可能に出来るかと言ったら、おそらく無理ですけど、そこに向けてというか、そこに持って行く気持ちで頑張れば9割、8割そういう形になるんじゃないかなと思います」
―ファウルにならなかった時に打ち方に違いはあるか
「前にも言ったと思いますけど、別にファウルが悪いわけではないので、どういう形でファウルを打てているかということかなと思っています」
―本塁打を打つ前にトラウトが2点適時二塁打を打って、相手にダメージを与えた直後の初球だったが
「やっぱり前の打者が打つと(相手投手に)プレッシャーがかかりますし、あの場面はランナーをためるのがピッチャーとしては嫌なので、初球からたまたま甘く来ましたけど。そういう形でどんどんプレッシャーがかかってくるのかなと。1番から9番までいい形でここ最近は打ててるんじゃないかなと思う。そのプレッシャーをかける1人になれるように、そういう打席を増やせたらなと思います」
―相手の投手の心理をかなり見抜いているか
「どうですかね、気持ちまでは分からないですけど。今日も(4番の)アップトン選手が帰ってきて(故障明けで今季初出場)、いきなり(1打席目に本塁打を)打ったので、あしたにまたプレッシャーがかかると思いますし、そういう意味でもいい試合だったなと思います」
―試合前にはNBAでチャンピオンになった地元のラプターズが球場周辺でパレードをやっていたが
「すごいなと思いましたね。初優勝なので盛り上がるのは盛り上がるんだろうなとは思っていましたけど、そういう所にいれて、テレビで見られたのはよかったかなと思います」