値上げの波、文房具にも ノートなど平均で7%↑(19/06/07)
「N-BOX」21カ月連続トップ 5月新車ランキング
5月の車名別新車販売ランキングで、最も売れたのはホンダの軽自動車「N(エヌ)―BOX(ボックス)」で、21カ月連続で首位だった。軽が1~3位を占め、上位10車種のうち6車種が軽だった。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日発表した。
N―BOXは、2017年9月に全面改良され、車内の広さや安全支援機能の充実ぶりが人気だ。
今年3月に6年ぶりに全面改良された日産の軽「デイズ」は、前年同月比39・1%増と大幅に伸び、4月の6位から3位に順位を上げた。高速道路での自動走行機能などを備える。
■5月の新車販売トップ10
※車名、台数の順。軽は軽自動車。台数のかっこ内は前年同月比増減率%。▼はマイナス
1 N―BOX(ホンダ)軽 2万2231(18.1)
2 スペーシア(スズキ)軽 1万3391(18.5)
3 デイズ(日産)軽 1万1883(39.1)
4 プリウス(トヨタ) 1万1005(19.3)
5 タント(ダイハツ)軽 1万993(14.8)
6 ムーヴ(ダイハツ)軽 9345(▼2.1)
7 ノート(日産) 8058(▼6.9)
8 ミラ(ダイハツ)軽 7957(12.5)
9 アクア(トヨタ) 7845(▼24.0)
10 ルーミー(トヨタ) 7728(8.9)
上皇后さま、心臓検査へ 散策中に息切れ目立ち
宮内庁は7日、上皇后美智子さまが今週初めに行った血液検査で、心不全の診断の指標となる数値の上昇がみられたため、近く宮内庁病院で心臓の検査を受けられると発表した。今年に入り、朝の散策中に息が切れる症状が次第に目立つようになっていたという。
美智子さまは2015年6月、日常生活の中で、胸に「重いずんとする痛み」を訴えるようになり、同年8月に東京都文京区の東大病院で心臓につながる冠動脈のCT検査を受けた結果、心臓に血液が十分に行き届かなくなる「心筋虚血」であることが確認された。ストレスなどに起因するものとされる。
18年の出生数91.8万人、最低を更新 出生率は1.42
- 2019/6/7 14:32
厚生労働省が7日に発表した人口動態統計によると、2018年に生まれた子どもの数(出生数)は91万8397人で過去最低を更新した。3年連続で100万人を割った。1人の女性が生涯に産む子どもの数にあたる合計特殊出生率は1.42と、17年から0.01ポイント下がった。低下は3年連続だ。晩産化や結婚をしない人が増えている影響が大きい。
出生数は17年から2万7668人減少した。最も出生数が多かったのは1949年の269万人で、18年は3割強にとどまった。比較可能な1947年以降で過去最低だった。
出生率は05年に最低の1.26を記録してから緩やかに回復し、ここ3年は1.4近辺で推移する。
出生率がほぼ横ばい圏だったのに出生数が大きく減ったのは、出産適齢期とされる女性の人口が減ったためだ。15~49歳の女性は前年に比べ1.4%減の2463万人だった。
子どもを産んだ女性を年齢別にみると、44歳以下の全ての年齢層で出産が減った。30~34歳は1万人以上減り33万4906人となったほか、25~29歳でも約7000人減の23万3754人となった。
第2次ベビーブームの1971~74年に生まれた「団塊ジュニア」世代が40歳代半ばになり、出産が減っている。第1子の出産年齢が上がっていることも影響している。
第1子を産んだ時の母親の平均年齢は30.7歳と、4年連続で過去最高水準を記録した。平均初婚年齢も夫が31.1歳、妻が29.4歳と高くなっている。結婚する年齢が上がったことで晩産化が進み、第2子、第3子を産む人も少なくなっているもようだ。
都道府県別の出生率では最も低い東京都が0.01ポイント低下し、1.20となった。神奈川県や大阪府などの大都市圏は全国平均を下回る1.3台で推移した。最も高いのは沖縄県の1.89だった。
政府は25年度までに子どもを欲しいと考える夫婦らの希望がすべてかなった場合の出生率「希望出生率」を1.8にする目標を掲げる。共働き世帯が増えるなか、出産・育児と仕事が両立しやすい環境を整えないと、出生率は上昇しない。
出生数から死亡数を引いた人口の自然増減は44万4085人減で、過去最大の減少幅だった。人口減は当面続くため、社会保障やインフラを人口減を前提にして作り直す必要が出ている。
東海・関東甲信・北陸・東北南部 一斉に梅雨入り
7日(金曜日)、東海、関東甲信、北陸、東北南部で、梅雨入りが発表されました。
●一斉に 長雨の季節に
気象庁は、きょう6月7日(金曜日)、東海、関東甲信、北陸、東北南部が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。東海は平年より1日早く、昨年より2日遅く、関東甲信は平年より1日早く、昨年より1日遅く、北陸は平年より5日早く、昨年より2日早く、東北南部は平年より5日早く、昨年より3日早く、長雨の季節が始まりました。
なお、この時間(午前11時)までに九州北部から近畿はまだ梅雨入りの発表がありません。東北南部が九州北部や中国地方より早く梅雨入りするのは、1997年以来、四国より早いのは1995年以来、近畿より早いのは1974年以来です。
きょう7日(金曜日)は、湿った空気の影響で、東海、関東甲信、北陸、東北南部では、曇りや雨となっています。この先も雲の広がる日が多く、傘の出番が増えそうです。
●各地の梅雨入り・梅雨明け平年日
梅雨は季節現象であり。梅雨の入り明けは、平均的に5日程度の「移り変わり」の機関があります。「平年」は、平成22年(2010年)までの過去30年の平均(入り・明けを特定しなかった年は除外)の日付です。後日、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行い、その結果、この情報で発表した期日が変更となる場合があります。