6月1日より改正道路交通法が施行され、後部座席のシートベルト着用が義務化されます。
恥ずかしい話ですが、十数年前、スキーに行く途中、高速道路の料金所の先でシートベルトでつかまりました。悔しくてそれ以来欠かさず着用しています。もちろん助手席に乗る時もです。
仕事では自動車保険も扱っています。幸いにして死者が出てしまうような大きな事故はありませんが、様々な事故報告が入ってきます。
そこで感じることですが、どれだけ安全運転をしていても、きちんと交通ルールを守っていても、防げない事故はあるということです。どれだけ気をつけていても、相手がぶつかってくるケースもありますし、ちょっとした油断が事故につながるケースもあります。それが、ちょっとした事故で済むケースもあれば、大事故になってしまうケースもあるわけです。また、大事故になってしまった場合、運転手よりも助手席や後部座席に乗っていた人の方が被害が大きくなってしまうケースが多いです。
自分はいつも運転席です。後部座席には妻と息子が乗ります。今では違反をとられるからとかそういう理由ではなく、大切な人を守るためにシートベルトはきちんとするし、させるつもりです。
ルールとマナーをしっかり遵守すれば良いことなのに・・・
結局は、守られない人、守らない人がいるために法令化・義務化に・・・
何か起きるごとにさらに厳しい措置がとられていく・・・
当然のことだとは思います。
特に人の命に関わることは・・・
私自身、運転免許を取った時から教習所で教わった通りのことを遵守しております(しているつもり)。
当時は、シートベルトの規制は緩く、ほとんどの運転手がしていなかった時代です。
しかし、その時からずっーとシートベルトの着用を遵守しております。
シートベルトをしていれば命を落とさずにいられた事故が多発し、それを境に法令化・義務化に、そして、今回の6月の改正道交法に至ります。
自分ひとりから家族ができ、守るものが増えて、余計安全運転に留意するようにもなりました。
これからも大切な人のために、また大切な人を守るために努めていきたいと思います。
現在、私自身、無事故・無違反21年間継続中です。
近年の飲酒運転の問題にしても、守って当たり前のことを守れない人が増えてしまっている気がします。
こんな時代に自分自身何ができるのかわかりませんが、少なくともルールとマナーは守り、子供にとって恥ずかしくない親になりたいと思います。