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2019年度<合格体験記>(20)(ロシア語)
とにかく「300選!」
●ロシア語(ハローとの関係メルマガ読者、セミナー参加者、無料動画利用者、教材利用者)
①受験の動機
近年ロシアからの観光客に対するビザが緩和され、来日する旅行者が増えたのに、通訳ガイドが足りない!と特にハイシーズンは、同業の通訳者でガイドをしている人たちが必死で人を探しているのを見て、仲間の役に立てるようになりたいと思った。無資格でもガイドが出来るようになったため、様子を見ていたが、やはり大手の仕事等、相変わらず有資格者が求められていたので、重い腰を上げて、試験を受けてみようと思い立った。
②第1次試験対策
<ロシア語>
とにかく10年分くらいの過去問をやりました。古いものは、多少傾向や形式が違うものの、普段あまり触れてこなかった観光・ガイド向け分野の単語や表現に慣れ、おさらいしようと、時間を測りながら模擬試験形式で勉強し、回答・解説を熟読して、フォローしました。
普段は仕事でまとまって勉強する時間が取れないので、お盆休みに有休を合わせ、試験前は学生時代のように集中的に勉強しました。
出版されていない近年の問題については、ハローのHPから閲覧でき、本当に助けていただきました!
<日本地理>(免除2018年合格)
ハローのマラソンセミナーを1回やりました。テキストもプリントアウトし、動画を見ながら勉強しました。白地図類もわかりやすくて良かったです。
セミナーにも参加し、切腹資料を熟読し、そこでお勧めいただいた「旅に出たくなる日本地図」も、過去問の答え合わせ時他、知らない地名はいちいち確認して、大いに活用しました。無駄な勉強がなく、本当に役に立つものを教えていただき、効率よく勉強出来ました。
<日本歴史>(免除2018年合格)
ハローのマラソンセミナーを1回やり、山川の日本史図録を片手に勉強しました。あとは夜に、仕事で疲れていて、机に向かう元気がないようなとき、大河ドラマの過去作品をDVDで見たりして、自分の苦手な時代や人物に対して、具体的に理解出来るよう、興味を持てるよう、楽しみつつ勉強しました。
大学受験で日本史を取らなかったため、日本史の知識は高校受験止まり+その後の虫食い的な知識しかなかったので、最初は本当に焦りましたが、植山先生のセミナーにも参加し、切腹資料を読み、もともと世界史をはじめ、歴史は好きなので、最後には好きな科目になっていました!一人の大人として、この試験をきっかけに、もう一度日本史に向き合えて、本当に良かったと思っています。
<一般常識>(2019年センター試験合格92点)
過去問とフラッシュカードの特訓1800題などをやり、常に合格ラインはキープしていたので、何とかなると思っていたところ、試験形式が変わり、1つの設問に2つのマークシートの回答を書かなくてはならないことに気づけず、取れるものも取れず、敗退した一次試験。。。
その後、この不親切な試験と、過去にもあった歴代の一般常識の出題に関するクレームの数々を見て、これ以上自分の人生の貴重な時間を、この問題に振り回されるのはごめんだ、と思い、センター試験を受けましたが、そうした対策があることも、ハローのメルマガで、先輩たちの体験談を見ていたから、すぐに切り替えられたのだと思います。
なんせ、普段は仕事で勉強する暇がないので、年末年始の休みに集中的に勉強。学生時代にお世話になった駿台文庫で、30日完成、みたいな参考書1冊と、過去問、予想問題集(模擬試験集)をやり、とにかく解説を熟読して、本番は無事3問落としただけで92点取ることが出来ました。
クイズ問題のような一般常識の試験に不安を感じている方には、センター試験をお勧めします!
<通訳案内の実務>(免除2018年合格)
新たに加わった科目で不安に感じていましたが、植山先生のセミナーと観光庁の指定のテキストを読んだだけで満点合格。
必要十分なご指導でした!一人で勉強していたら、様子が分からずに、どうして良いかわからなかったかもしれません。。。
③第2次試験対策
とにかく「300選!」と思い、その項目を夏頃から(まだ時間があると思い、のんびり楽しく)ロシア語に訳していました。
しかし、秋以降に予定外の入院、手術、引っ越しという、予想できなかった事態が降りかかり、一時は「もう、今年は準備できずにダメかも。。。」と諦めかけましたが、その頃に先生の「鉄板128題」があることが分かり、とにかくこれだけでもやろう!と気を取り直すことが出来ました。
訳文を作るにあたっては、英語がベースとして役に立ちましたが、それ以外にも観光庁のロシア語のページはもちろん、JALのロシア語での日本観光案内の情報など、本当に今は使える情報がネットであふれているので、そういうソースの表現などを取り入れて、練り上げていきました。
もちろん、ウィキペディアで300選に出てくる各用語・項目のロシア語のページがあればそれも参照して、関連表現・用語を増やしていきました。
特に気を付けたのは、やはりその日本的な事象を、ロシア人はどのように言うのか、どういう説明が一番わかりやすいか、ということです。
直前には、過去の外国語訳用の訳文を自分で吹き込み、それを聞いて訳していく、という作業をし、プレゼンもキッチンタイマーでまずは30秒測りながら、過去問に対してトピックスを選んでメモを作る、次に2分間測って話していく、という、本番と同じ模擬的な練習をやりました。
④ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
セミナーは出来るだけ参加しましたが、やはり同じ志の仲間が沢山いることを実感でき、その方たちのやる気に刺激を受け、また植山先生を始めとした講師の方々の熱心な講義を聞くことで、自分のモチベーションを保つのに非常に役に立ちました。
例えセミナーに行けなくても、動画も色々見られるので、家で一人で勉強しているときに、そうした動画を見ているとやる気が湧いてきました。
それがなかったら、日々の仕事の忙しさの中で、やる気と勉強のペースを保てなかったと思います。
メルマガも、大きな励ましでした!特に試験直前の、勉強だけでなく、体調の管理や心持の問題など、先生が本当に受験生を心配して下さっていること、またハローの受験生どうし、助け合っていることを感じて、とても心強く、深く感謝しながら読ませていただきました。
教材も、どれだけ使いこなせたかは別にして、全てが役に立ち、自分で勉強して、準備する上での指針、基本となるものばかりでした。
これがなかったら、一人で右往左往して、もっと効率の悪い、お門違いの勉強をしていたかもしれません。。。
⑤今後の抱負
まずは、通訳ガイド仲間たちの役に立てるよう、彼らの仕事で人手不足の時にピンチヒッターとして入れるようにしていきたいと思っています。
今までは、通訳者としての仕事上、アテンドがあるときについでに入っている観光ルートを通訳するに甘んじて、自分はガイドの資格はないことに若干引け目を感じていましたが、これからは前向きに、自信をもって、この分野でも積極的に仕事をしていきたいと思います。
インバウンド業界は色々な切り口があるので、自分のライフステージにあった、多角化した仕事も出来そうです。
今回の資格取得が、今後そうした活動を後押ししてくれるような気がしています。
最後に、植山先生、この度は試験が大嫌いで苦手な私を、合格まで導いて下さり、本当にありがとうございました。
学校を卒業した時に「やっと試験から解放されたー!!」と万歳していた私が、この歳になって難関の試験に合格したなんて、本当に信じられない気持ちです。
先生は私にとって、本当に恩師と呼べる方だと思っています。
どうか、これからもご健勝で、私のような迷える子羊たちをお導き下さい!
以上