東京電力は17日、福島第一原子力発電所1~3号機で再び炉心が
損傷する確率は、約5000年に1回とする試算結果をまとめた。
同日、経済産業省原子力安全・保安院に提出した施設運営計画に盛り
込んだ。事故前の試算では1000万年に1回としており、2000倍
も高くなった。
試算は、安定化の目標である「冷温停止状態」を維持するため、施設
運営に生かす。損傷確率の計算は、原子炉の注水系統の故障、外部電源
の喪失、大津波など7項目を想定。それぞれの原因で、1~3号機の一つ
に約20時間にわたる注水の中断が起き、炉心損傷が起きる1200度
に達する確率を合計した。
炉心損傷に至る確率が最も高かったのは、大津波が原因で注水機能が
回復できないケース。大津波そのものの頻度は700年に1回と見積
もっている。
(読売新聞)
1回の事故で2000倍確率が上がるので、次の事故の後は2年半に
1回の確率となります。
これこそが、あらゆる可能性を想定した知的な確率論です。
損傷する確率は、約5000年に1回とする試算結果をまとめた。
同日、経済産業省原子力安全・保安院に提出した施設運営計画に盛り
込んだ。事故前の試算では1000万年に1回としており、2000倍
も高くなった。
試算は、安定化の目標である「冷温停止状態」を維持するため、施設
運営に生かす。損傷確率の計算は、原子炉の注水系統の故障、外部電源
の喪失、大津波など7項目を想定。それぞれの原因で、1~3号機の一つ
に約20時間にわたる注水の中断が起き、炉心損傷が起きる1200度
に達する確率を合計した。
炉心損傷に至る確率が最も高かったのは、大津波が原因で注水機能が
回復できないケース。大津波そのものの頻度は700年に1回と見積
もっている。
(読売新聞)
1回の事故で2000倍確率が上がるので、次の事故の後は2年半に
1回の確率となります。
これこそが、あらゆる可能性を想定した知的な確率論です。