3日に起こった有楽町パチンコ店火災による東海道新幹線、山手線運休は
列島縦断の未曾有の混乱となったが、
羽田空港からのアクセスも山手線が止まったため、京急に殺到大混乱となった。
新幹線と山手線の同時運休というのは考えにくいが、
現実に起きてしまった以上、対応を考えなくてはいけない。
そもそも東京モノレールの終点が浜松町という中途半端な駅で、
山手線が止まった場合は離れた大門駅しかない。
この大門駅が都営大江戸線と都営浅草線の乗り換え駅だが、
都営浅草線は京急の乗り入れ先なので、
結局、京急に人が殺到してしまうという構図だ。
解決策1
東京モノレールの新橋延伸
費用対効果がない。輸送人員が小さすぎる。
解決策2
都営浅草線の新線東京駅乗り入れ
成田空港のアクセスで語られるが、今でも運行系統が複雑な京急線が
ますます複雑になる。
バイパス線の位置にもよるが今回の事故の補完にはならない。
そもそも、外堀通り、特に東京駅八重洲口の地下街などが虫食い状態になっており、
きっちり山手線のバイパス線になっていないのが問題。副都心線のような線がない。
新橋から外堀通りをぶち抜くという荒技は、あまりにも荒唐無稽か。
解決策3
JR湾岸貨物線の導入
JR東が色気を出している。
当初案では東海道線にぶち込む構想のようだが、今回の事故で仕切り直しだ。
貨物つながりで行けば横須賀線に繋げばバイパスになり、
成田エクスプレスとの絡みもよいが、既にラッシュアワーは飽和状態。
バイパス線で新橋から外堀通りをぶち抜くという荒技がここでも顔を出す。
解決策4
東急多摩川線の延伸
東急多摩川線の高規格化が前提となるが、発想の転換をして、
城西方面のアクセスを改善するのはどうか。
また東急に儲けさせるのは癪だが、これぐらいやらないと東京オリンピックの
アクセスは悲惨になる。
詳細は
次項で述べる。