GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

拡大傾向の2021世界室内ツアー大会

2020-10-31 13:24:42 | 日 記
昨日、WA世界陸連から2021年世界室内ツアー大会(来年1月下旬から約1ヶ月に渡り開催)の概要が発表されました。
例年この時期、世界各国のトップアスリートが室内陸上大会を転戦。各種目毎の順位ポイントを争うツアーシリーズ。
今年は1カテゴリー7大会のツアーでしたが、来年から規模を拡大。3つのカテゴリーに分け、上からゴールド6、シルバー9、ブロンズ11の合計26大会が欧州、北米の各地で開催予定。

最上位ゴールドレベル全6大会のスケジュールは以下、
1) 1/29(金) Indoor Meeting - Karlsruhe(ドイツ)
2) 2/06(土) New Balance Indoor Grand Prix(アメリカ)
3) 2/09(火) Meeting Hauts-de-France Pas-de-Calais(フランス)
4) 2/13(水) NYRR Millrose Games(アメリカ)
5) 2/17(日) ORLEN Copernicus Cup(ポーランド)
6) 2/24(水) Villa de Madrid(スペイン)

上記ゴールドレベル大会のポイント争い対象種目は、
男子:400m、1500m、60mH、高跳び、幅跳び
女子:60m、800m、3000m/5000m、棒高跳び、三段跳び、砲丸投げ

コロナ禍により、個人的にはこのツアーももしかしたら大幅な開催計画の縮小、見直しも予想していただけに今回の拡大路線発表にはかかなり驚きです。しかも上記大会の開催国は最近またコロナ感染者数が急激に増加している国ばかり。。。今後の情勢次第では開催可否に何らかの影響が出る可能性もありますが、その一方で今回発表は一日も早くスポーツ界の日常を取り戻したいという世界陸連や各大会主催関係者の強い意思の現われでもあると感じました。

今年2月初旬にサポートする日本人選手と共に訪れたツアー大会第3戦のドイツ・デュッセルドルフ大会の会場。来年はシルバーレベル大会の一つとして開催予定。


同大会3000mに出場した坂東悠太選手(富士通)と田中秀幸選手(トヨタ自動車)。


同じく60mに出場した川上拓也選手(大阪ガス)。川上選手はこの後、ポーランド、イギリス、フランスの各大会を転戦しました。


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