２０２２年７月 米プーマＥＲＴ✖宇賀地コーチ その３

先月下旬、米ノースカロライナ州プーマエリート・ランニングチーム（ＰＥＲＴ）での海外コーチ研修。

ＰＥＲＴのコーチでもあるアリステア＆エイミー・クラッグ夫妻には大変お世話になりました。
今回研修、同チームのマネージャーから正式ＯＫをもらったのは７月初旬頃。世界陸上と現在イギリスで開催中の英連邦大会の狭間の期間。更にこの後には欧州選手権が控える中、各大会への参加選手もいる中での現地訪問でしたが、いざ訪問してみると我々の研修がメイン？と錯覚するくらい丁寧に対応してくれました。ただただ感謝。写真はノースカロライナ大の室内トラック。１周２００ｍ。主に外が悪天候の時に利用するとのこと。


こちらもＰＥＲＴがよく利用する練習場所のひとつ、Historic Occoneechee Speedway Trail。
１周１マイルの平坦コース。その名の通りここは約７０年前カーレースのサーキットだった場所。今もその面影を残すべく当時のレースカーやスタンド跡がコース場には残っています。コースは森の中にあるため夏の暑い時期でも涼しく、また秋には一面紅葉に覆われとても美しいとのこと。地元の人にも愛されているランニング、散策スポットでもあります。




今回海外コーチ研修の一環でＰＥＲＴを訪問した宇賀地強コーチが所属のコニカミノルタ陸上部。
２００１年全日本実業団駅伝で初優勝。その後約１５年間で同駅伝８回優勝（５連覇含む）、２位が５回。その間、世界陸上やオリンピックの日本代表も輩出。当時日本の陸上長距離界をリードしてきた同陸上部。宇賀地コーチ自身も現役時代の１３年モスクワ世界陸上１万ｍ１５位など日本のトップランナーとしても活躍してきました。ただここ数年チームは選手の世代交代もあり成績は下降気味。そんな中、同社がチーム改革の一環として昨年から本格的に取り組んでいる独自の海外コーチ研修。欧米の陸上マネジメント会社、トップチームやコーチを訪問。過去の実績、やり方にとらわれることなく中長期的視野に立った施策で黄金時代復活を目指します。


📷インプレスランニング

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