先月下旬、米ノースカロライナ州プーマ・エリート・ランニングチームでのコーチ研修。
この日は全米有数の名門大学のひとつデューク大学でのトラック練習を宇賀地強コーチ(コニカミノルタ)と視察。
同チームが拠点を置くここノースカロライナ州チャペルヒルとその周辺にはトラック、ロード、クロカンコースが豊富にあり練習場所には事欠きません。しかも高校や大学の施設が一般の人でも気軽に使える場所が多くその辺りも日本とは大きく異なります。ちなみにこの日は1600mのインターバル走。この時期チャペルヒルの気候は日本の夏に似ていて高温多湿(日本よりは少しましだがそれでもかなりの暑さ)。そんな中でも彼らは黙々と決められたメニューをこなしていました。写真・タイムを計りながら一週毎に選手に声をかけるアリステア・クラッグ・ヘッドコーチ。
この何年間かアメリカのプロ選手やチームの練習を見ていて思うことは、彼らは日本とは違う何か特別なことをあれこれやっているわけではない。長距離選手としてして強くなるために必要な(かつ理にかなった)練習を高い志を持って日々繰り返し行っている。そしてその真剣度が極めて高い。逆に必要のないことはどんどん省く。一方そう言った練習や日々の生活スタイルもやらされ感なく、ごくごく自然のこととして楽しみながら取り組んでいる選手や指導者が多いという印象があります。写真・ポイント練習後、選手の元に自ら歩み寄り選手の話を聞くエイミー・クラッグ・コーチ。こうした日々の何気ない光景の繰り返しもまた選手&コーチ間のより良い関係を築いていっているように感じます(わざわざ選手を集めてのミーティングとかは滅多にない)。
選手として世界陸上、オリンピックをはじめとするワールドクラスの舞台で数々の栄光と挫折を味わってきたエイミーとアリステア。エイミーは選手時代に渡り歩いた複数のプロチームでモリー・ハドル、サラ・ホール、ディーナ・カスター、シャレーン・フラナガンら全米女子長距離界のトップ選手らとトレーニングを積み、またアリステアは米トッププロチーム・バウワーマンTCのヘッドコーチ・ジェリー・シューマッカーの下で数年間アシスタントとしても働いてきました(今でも大の仲良し)。そんな2人が持つ経験値、そして指導者としての引き出しの多さは新進気鋭のプーマ・エリート・ランニングチームにとって大きな武器。この日の夕食時も宇賀地コーチを交え日米の陸上観、強化指導スタイルの違いなどなどユーモア交え貴重な話しを聴くことができました。
📷インプレスランニング
柳原 元のTwitter
柳原 元のInstagram
この日は全米有数の名門大学のひとつデューク大学でのトラック練習を宇賀地強コーチ(コニカミノルタ)と視察。
同チームが拠点を置くここノースカロライナ州チャペルヒルとその周辺にはトラック、ロード、クロカンコースが豊富にあり練習場所には事欠きません。しかも高校や大学の施設が一般の人でも気軽に使える場所が多くその辺りも日本とは大きく異なります。ちなみにこの日は1600mのインターバル走。この時期チャペルヒルの気候は日本の夏に似ていて高温多湿(日本よりは少しましだがそれでもかなりの暑さ)。そんな中でも彼らは黙々と決められたメニューをこなしていました。写真・タイムを計りながら一週毎に選手に声をかけるアリステア・クラッグ・ヘッドコーチ。
この何年間かアメリカのプロ選手やチームの練習を見ていて思うことは、彼らは日本とは違う何か特別なことをあれこれやっているわけではない。長距離選手としてして強くなるために必要な(かつ理にかなった)練習を高い志を持って日々繰り返し行っている。そしてその真剣度が極めて高い。逆に必要のないことはどんどん省く。一方そう言った練習や日々の生活スタイルもやらされ感なく、ごくごく自然のこととして楽しみながら取り組んでいる選手や指導者が多いという印象があります。写真・ポイント練習後、選手の元に自ら歩み寄り選手の話を聞くエイミー・クラッグ・コーチ。こうした日々の何気ない光景の繰り返しもまた選手&コーチ間のより良い関係を築いていっているように感じます(わざわざ選手を集めてのミーティングとかは滅多にない)。
選手として世界陸上、オリンピックをはじめとするワールドクラスの舞台で数々の栄光と挫折を味わってきたエイミーとアリステア。エイミーは選手時代に渡り歩いた複数のプロチームでモリー・ハドル、サラ・ホール、ディーナ・カスター、シャレーン・フラナガンら全米女子長距離界のトップ選手らとトレーニングを積み、またアリステアは米トッププロチーム・バウワーマンTCのヘッドコーチ・ジェリー・シューマッカーの下で数年間アシスタントとしても働いてきました(今でも大の仲良し)。そんな2人が持つ経験値、そして指導者としての引き出しの多さは新進気鋭のプーマ・エリート・ランニングチームにとって大きな武器。この日の夕食時も宇賀地コーチを交え日米の陸上観、強化指導スタイルの違いなどなどユーモア交え貴重な話しを聴くことができました。
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