昨日開催のびわ湖毎日マラソン。
STCIでサポートをしているヨハニス・アベラ選手(エチオピア)は2時間12分44秒の記録で15位。
これまでの自己記録は昨年秋アディスアベバ・マラソンでマークした2時間15分27秒。
但し、この記録は標高2400mの高地で出した記録なので実質的には今回の記録がいわゆる自身の
「公式」自己記録。
只、当初母国での練習内容からすると2時間9分台を出してもおかしくない状況にあっただけに本人は
もとよりサポートする側としても今後、課題残る結果になりました。
更に自身、エチオピア国外で初のレースとあって来日してからも本人はかなり緊張していた様に見えました。
まず、本人は飛行機の乗るのが初めて。それも約15時間のフライト。
来日後も周囲の言葉が全く分からず、食べ物も普段と違うものが沢山出てきたり、そして、今までに
ない豪華なメンバー、ハイレベルのレース。更に彼は高地で生まれ育った為、日本の様な標高の
低い場所で走るのは初めてとあって呼吸は楽でもペース感覚がうまくつかめないといった状況なども
重なり、レース前はかなりストレスを感じていた様子でした。
とは言うものの一旦レースが始まればそんな言い訳も通用しないのが勝負の世界。
レース前日、そしてレース中にも嘔吐しながらも何とか最後まで走り抜きました。
正直私はもっと早い段階で先頭集団から離脱、或いは途中棄権もあり得ると内心思っていたので、
そう言った面では本当に良く走ったと思います。
本人ももっと走れるという想いでいたようですが、厳しい現実を突き付けられた今回のレース。
この悔しさをバネに更に強い選手になってほしいと願うばかりです。
レースの成績一覧はこちら。
最後になりましたがヨハネス選手の今大会参加に際し、大会主催者をはじめ、色々とご対応頂いた
マスコミ、担当通訳、アシックス・スタッフの皆様、誠に有難うございました。
↓33k付近のヨハニス選手(黄色)。
↓競技場に入り残り600m。
↓ラスト200m。最後の力を振り絞って。
STCIでサポートをしているヨハニス・アベラ選手(エチオピア)は2時間12分44秒の記録で15位。
これまでの自己記録は昨年秋アディスアベバ・マラソンでマークした2時間15分27秒。
但し、この記録は標高2400mの高地で出した記録なので実質的には今回の記録がいわゆる自身の
「公式」自己記録。
只、当初母国での練習内容からすると2時間9分台を出してもおかしくない状況にあっただけに本人は
もとよりサポートする側としても今後、課題残る結果になりました。
更に自身、エチオピア国外で初のレースとあって来日してからも本人はかなり緊張していた様に見えました。
まず、本人は飛行機の乗るのが初めて。それも約15時間のフライト。
来日後も周囲の言葉が全く分からず、食べ物も普段と違うものが沢山出てきたり、そして、今までに
ない豪華なメンバー、ハイレベルのレース。更に彼は高地で生まれ育った為、日本の様な標高の
低い場所で走るのは初めてとあって呼吸は楽でもペース感覚がうまくつかめないといった状況なども
重なり、レース前はかなりストレスを感じていた様子でした。
とは言うものの一旦レースが始まればそんな言い訳も通用しないのが勝負の世界。
レース前日、そしてレース中にも嘔吐しながらも何とか最後まで走り抜きました。
正直私はもっと早い段階で先頭集団から離脱、或いは途中棄権もあり得ると内心思っていたので、
そう言った面では本当に良く走ったと思います。
本人ももっと走れるという想いでいたようですが、厳しい現実を突き付けられた今回のレース。
この悔しさをバネに更に強い選手になってほしいと願うばかりです。
レースの成績一覧はこちら。
最後になりましたがヨハネス選手の今大会参加に際し、大会主催者をはじめ、色々とご対応頂いた
マスコミ、担当通訳、アシックス・スタッフの皆様、誠に有難うございました。
↓33k付近のヨハニス選手(黄色)。
↓競技場に入り残り600m。
↓ラスト200m。最後の力を振り絞って。