GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

国立スポーツ科学センター

2010-06-15 22:03:08 | スポーツビジネス
先週日曜日に東京都北区にある国立スポーツ科学センター及び、味の素ナショナルトレーニングセンターに
行って来ました。

前日からSTCI所属の岸川朱里選手が日本陸連の中距離研修会に参加の為、STCI代表の上野と滞在して
いたので今後の打合せや施設の見学も兼ねて訪問。
私は先日の日本選手権800m優勝後、初めて彼女に会いお祝いの言葉も掛けましたが、本当に嬉しそうで
良かったです。

更に私は今回このセンターを初めて訪問。国における最高のスポーツ研究機関、トレーニング施設だけあって
その大きさ、環境などに圧倒されました。
こう言った施設を利用してトレーニングできる選手達は本当に幸せですね。

只、私が一番印象に残ったのはここで働く人達の対応でした。
私が建物内で行き先が分からずにいると、ガードマンの方が自ら歩み寄ってきて笑顔で尚かつ丁寧な
言葉遣いで案内して下さいました。
昼食を摂ったセンター内の食堂でも配膳係りの人達がこれまた笑顔&丁寧な対応。
更には帰り際に通りかかった受付カウンターの方も笑顔でお辞儀をして見送って下さるなど、大変良い印象を
受けた半面、少し意外な感じもしました。
それは、国の大きな機関であったり、役所だったり、ましてや「国立・・・」なんて付くと硬く杓子定規な雰囲気を
想像しがちですがこれらの人と接して全くそんな感じがしなかった事です。
こう言った部分は一見何でもないような事に思えますが非常に大切だと思います。

施設建設に巨額の費用が掛けられ如何に最新の設備が導入され、立派な建物であってもその中で働く
こう言った人達の態度がなてなかったり、暗かったりしては利用する側も決して良い気持ちには
なれませんし、大試合の前にプレッシャーのかかる中で練習したり、また練習後疲れてている時などは
周囲の人の無神経な接し方ひとつで普通の時以上に不愉快な気持ちにもなるものです。

このセンターでしっかりとした仕事や対応が出来る職員の方の存在もまた日本のトップアスリートを
支えている要因のひとつではと感じました。

↓大きすぎてカメラの枠からはみ出ました。。。


↓立派な室内練習場も。


↓食堂も広くてキレイ。料理の味も◎でした。




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