YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

ミャンマーでの思い出

2012-04-08 20:05:14 | Weblog
(↑この写真は、昨日もリーバイと戦っていた、トカゲのポーク)


私の1日…
毎日毎日、色々な事がありすぎて…
ブログを書くのが追いつかない 

先週から、イースターホリデーと言うこともあって、1日とか2日おきにお休みで…
余計に忙しい 

ひろはまさんじゃないけど、毎日が本当に楽しくてたまらない 

明日もお休みなので、今夜は “ミャンマー”の思い出を整理しよう!


 路上駐車の事

ミャンマーにはあまり大きな駐車場はなかった。
でも、車はいっぱい走ってる!

どうするかって?

路上駐車なのです!
たいていの道路の片側は路上駐車が出来るようになっている。
とは言っても、ちゃんと舗装してあるとか、ラインが引いてあるとかじゃない。
止めたいあたりに車をつけると、集金かばんみたいなのを持った人が近付いてくる。
その人にお金(200チャットだったかな?)を渡すと、受け取った人が 「ここに止めろ!」見たいなサインをしてくれる。
他の車と向きが違おうが、斜めだろうが関係ない。
入れる所に無理矢理止める。

「この道路はこの人のものなの? 国とかしとかのものじゃないの?」
「この人が、ガバメント(政府)から借りてるんだよ。ここからここまで って区切って。」
「じゃあ、この人が政府にレンタル料を払って、みんなからは駐車代を集めて、それはこの人のものんだ。」
と、いうシステムなんだそうです。

だから、ぶつかりそうでも、入らなそうでも、一台でも多く止めようとしてたんだ~! 


 オイルマッサージのお話

ジミーさんに案内をしてもらって、ミャンマー見物をさせてもらった夜。
8時過ぎにはホテルに着きました。
タンたちは向かいのお部屋に泊っていたんだけど、まだ帰ってないみたいで…

(よ~し!ホテルの探検だ! 

テーブルの上に置いてある“ホテル案内”をパラパラめくっていると、
5F に“スパ&マッサージ” があるのを発見!
営業時間を見ると10時までって書いてある。

思い立つとすぐに私の身体は動く!(笑)


5Fでエレベーターの扉が開くと、目の前が大きな受付カウンター 
ちょっと怯んでしまった…けど、(ここまで来たんだから、ここで怯んでちゃ駄目だ!)と、自分で自分を励まして、
「あの…マッサージをお願いしたいんですが…」
「普通のマッサージ?オイルマッサージ?」
(普通のとオイルのと、どう違うんだろう…?)って思ってしまい、しばし沈黙。
「ああ、普通のマッサージは今いっぱいだね。 オイルマッサージならすぐにできるよ!」
(ああ、良かった~) 「じゃあ、それで!」

個室に案内されて、ちょっと待ってると、若くて綺麗なお姉さんが入ってきて、
「ショーツだけになって、ベッドにうつぶせに寝てください。」

言われるとおりにベッドに上がってうつ伏せになると、お顔の部分が丸くくり抜かれている 
(わお!これはいい考えよね~!)ってその穴にお顔を入れると…
ベッドの下の目の位置に、洗面器くらいのボールの中に、薔薇のお花がいっぱいに浮かべてある 
なんか、もう、これだけで素敵 

ゆっく~り、たっぷ~り、全身にオイルをつけてのマッサージ。
1時間弱くらい、私は…夢の中 

終わった後で、シャワーして、バスルームから出てくると、
「お茶をどうぞ!」
ここでもまた、温かいお茶。

「美味しい~!!このお茶はなんて言うお茶?」
「ミャンマーティー(あったり前じゃん! みたいに…笑)」
「どこに売ってるの?」
「マーケット」
「そっか~、私、買いに行きたいんだけど…明日結婚式なのよね~。」
「明日も来れる? だったら、買っておいてあげる!」
「ありがとう!じゃあ、明日の夜取りにくるね!いくらあれば足りる?」
「1000チャット」
「じゃあ、2000チャットね!」

とルンルンして受付に行ったら、
「お支払いは、チャット?アメリカドル?」
「オーストラリアドルかビザカード」
「両方とも使えません」
「へっ???」
「じゃあ、チェックアウトの時に支払いと言うことで。」
「…はい…ちなみにおいくらですか?」
「20アメリカドル」
 あんなに長い時間、全身マッサージして貰って???

明日も、絶対来なくっちゃ 


 ホテル移動のお話

17日、結婚式当日の朝、ロビーに下りていくと、

「オカサン、ちょっと手違いがあって、このホテルの今晩の予約が取れてなかった。申し訳ないけど、隣のホテルに移ってくれる?」
「OK! いつ?」
「ご飯を食べてから。」
「今からの方がよくない?」
「出来る?」
「10分」
「OK!」 と言うことで、突然の引越しとなり、彼女に手伝って貰ってスーツケースに詰め込んで…ボーイさんに運んで貰って、
コロコロと隣のホテルにお引越し!

そして、お式が終わって、ディナーも終わって、隣のホテルに着いたのがのが9時半。
(あ、そう言えば…お茶、頼んであった…)
って思い出して、フロントのお兄さんに
「隣のホテルに用事があるので行ってきます。15分で戻ります。」
って言うと、玄関の外まで送ってくれた。

そこから歩いて50歩くらいで隣のホテル。
フロントに説明をして5Fに上がって、そこの受付でまた説明して…
フロントの人の英語は完璧だったけど、マッサージの受付のお兄さんは…私と似たり寄ったりで…(笑)
でも、何とか通じて、昨夜のお姉さんに会えて、無事にお茶ももらえました。

そして、ホテルに帰ってきたのが、きっかり15分後。

そして、今思うと、後にも先にも、私がミャンマーを1人で動いたのはこの15分間だけだった。

そのくらい、私って、みんなに守られていたの 

ミャンマーには…
道にいっぱい “野良犬”がいた。



これは

その時に買って来てもらったミャンマーティーの袋。
見た目はウーロン茶の葉っぱみたいで、勿論ティーバッグになっているわけもなく…(笑)


お家に帰ってから、日本で買ってきた “お茶バッグ”に詰めかえて、みんなに配りました 


 ランチボックスのお話

このお話は、写真の時にもちょっと書いたけど、
ミャンマーの街行く人たちの2人に一人はこのステンレス製の段々重ねお弁当箱を持ってる!
今回の旅でこのお弁当箱に出会えた事が、私の中での一番のヒット かもしれない(笑)






 こんなにいっぱい種類があるの 
でね、左側に使い道が書いてあるんだけどね。
“釣りに”とか “ピクニックに”とかは分かるんだけど…
“テンプル(お寺)に”って書いてあるの!
う~ん、これはミャンマーだ 

でね、このお弁当箱にもブランドがあって、↑このゼブラはタイ製でナンバー1。
あと2種類あったけど…
ジミーさん曰く 「日本製が絶対に一番。次がシンガポール。次がタイ。」なんだって。


 シンガポール空港での待ち時間

帰りはシンガポールの空港で6時間くらい待ち時間があった。

出かけにGREGが調べてくれて、2時間の無料の市内観光があるって教えてくれた。でも3時までだって。

タンがお船の形のビルがあって、タクシーで簡単にいけるし、お買い物も出来るからそこに行けばいいって教えてくれた。

で、飛行機を降りてすぐにインフォメーションセンターに行って聞いたら、
もう、無料観光は終わっていて、
「8時15分の飛行機なんだけど、それまで外に出られる?」
「出られるけど…あの…外は凄い雨なんで、ここにいたほうが…」
ビックリして外を見ると、
ガラス越しに、雨が見えないくらいに凄い勢いで雨が降ってる  
今の今まで知らなかったけど…こりゃだめだ~!! 

と、空港で時間を潰す事にした(笑)

まず、行きのターミナルで美味しいクッキーを売ってるお店を見つけて、味見もして、
(高いけど、帰りには絶対に買って帰ろう!)って思ったお店を探しに行った!

ターミナル1に着いて、ターミナル3だと思って、スカイトレインでターミナル3に行った。
歩いても歩いてもそのお店は見つからない 

お店の名前も分からないので、行きにシルク航空に乗り換えたゲートナンバー
「E6 はどこですか?」
って聞いたら、
「それはターミナル2ですよ!」って。

ははは~!、じゃあ、どれだけ歩いても見つからないわけよ~ 

またスカイトレインに乗ってターミナル2に!

そうしたらすぐにそのお店は見つかった。
それまでにかかった時間は1時間半 (笑)

こんなに可愛い缶に入っているの!
そのほかにも3色3種類くらいあって、生地がサクっとしてて、口溶けが良く…
食べてて 幸せ~!! って思えるの。


一缶(直径20センチ弱)で16シンガポールドル。
5缶も買っちゃった 

この缶をぶら下げて、またお散歩。

そうしたら、今度はマッサージを見つけた!

30分のマッサージとシャワーのセットで50シンガポールドル。
オーストラリアドルで払ったら42ドルだった。

昨日引っ越したホテルはバスルームがあまり綺麗ではなく…
シャワーを浴びずに寝たので、シャワー付きは嬉しい!

この空港の中には、無いものがないくらいに何でもある!!

プール。プレイグラウンド。映画。美術館…ect.

マッサージをしてもらって、ふわ~っと気持ちよくなったら、甘いものがほしくなった。
そこで、写真にも載せたタイフードのお店でのコーヒーとデザート。

その時にシンガポールドルがいるのかな? って思って、キャッシュディスペンサーを探して試してみたら…
オーストラリアの銀行カードで、シンガポールドルを引き出す事ができました 

うん、この空港なら、1日いても退屈しない 


 ミャンマーのお水

水道のお水は…飲めない。(でも…車の中から見たんだけど…普通に飲んでる人もいた。)
ホテルのバスタブにお湯を入れて入ろうとしたんだけど…
出てくるお湯が薄い紅茶くらいに茶色くて…
ちょっと…入れなかった。

そう言えば…
韓国で乗換えで一泊した時のホテルのお水もこんなんだった。

なので、ホテルにはボトルウォーターが常備されていた。
私は歯磨きでお口をゆすぐのもこのボトルウォーターを使ってた。

だから、こっちの人達は “お茶”を飲むのかな?

普通に水道の蛇口からお水が飲める、日本とオーストラリアに住んでいる小さな大きな  幸せ 
を、つくづく感じた。


 宗教観

私が子供の頃、学校で “貧しい国”として習ったミャンマー。


そして、今回行く事ができ、3日だけだけどミャンマーで過ごし、観光もさせてもらって。
こういう表現は申し訳ないけど、私から見て生活は本当に貧しいんだと思った。

中味までは分からないけど、見た感じだけでの衣食住生活、のレベルは私の子供の頃と変わらないと思う。

なのに、携帯電話、車、エアコン…等々も普通に普及してるアンバランス感。

ミャンマーの人達はほとんどが仏教徒。
それもとっても信心深い。

だから、少しでもお金が入ると、み~んなお寺に寄付しちゃう!
お寺の“金箔”や “ダイアモンド” そして写真でも紹介したけど“魚のえさ”にまで 

こんな事言ったら、本当にミャンマーの人達に怒られるし、仏様の罰が当たるかもしれない。
でも、私は思う!
神様だって、仏様だって、金箔やダイアモンドをもらって喜ぶ神様も、仏様もいないんじゃないかな?
私が神様、仏様だったら…
「私は、雨風がしのげるお家があればいいから、このお金は子供たちにパンを買ってあげなさい。サンダルを買ってあげなさい。」って言うよ。

なのに、ミャンマーの人達は笑顔が素敵!
そして、本当に優しい!

神様、仏様!
私達は同じ人間なのに…

ちょっと…悲しい…よ。

なんかさ~、どうしようもないのかな~? この宗教観。


書き出すと、止まらなくなっちゃうくらいに今回のミャンマーでの体験は素晴らしいものでした!

そのチャンスをくれ、ミャンマーで私を守ってくれた、タン、タンの家族、親戚、お友達、
忙しい中、お休みさせてくれた HNABISHIのみんな。
そして、普通に送り出し、迎えてくれた私の家族!

みなさん、本当に  ありがとう