Len の穴掘り

昨日は週に一日だけのお休み。

朝、普通に起きてグラハムを送って行ったんだけど、その後、身体が重くて動けない
疲れをとるためのお休みなんだから！
と、シーツを洗濯されて裸になってるベッドでゴロゴロしていると、キラから電話。
「私たちママとガーデンシティーに行くけど、ばあば お茶しに来る？」
「そっか、ガーデンシティーねえ。
ばあば、疲れてごろごろしてるから、あんまり行きたくないんだけど、、、」
日本語がよくわからなかったらしく 「？？？、、、無言」
「ママに代わってくれる？」

と、ナオに代わってもらって話し始めたら、カイとキラはお買い物があるんだけど、
レンは用事がないから行きたくなくて一人でお留守番なんだって。

そこでちょっと閃いたので
「今日、雨が降ったりやんだりだから地面が柔らかくなってて、穴掘りにはいいと思うの。
前に買ってきておいた木を植えるのに、前よりも大きな穴が掘りたいんだけど、
レン、穴４っつで２０ドル。 やらないかな～？」
ってレンに聞いてもらったら、
「お金欲しいから、やる！ 」

ということで、買い物に行く途中でレンだけうちに降ろしてもらって、
穴掘り開始！


大きなスコップを持ってきてくれたんだけど、
うちの地面は硬いうえに木の根っこがうじゃうじゃしてるので、
まずは小さなスコップで少しずつ、、、


カーテンの陰から写されてるのにも気が付かず、黙々と。

途中で雨が降り出して
「レン、濡れちゃうからお家に入ってきたら？」
「まだ終わってないから、、、大丈夫！」

それから少ししたら
「ばあば、根っこが切れないから、のこぎりある？」
「あるよ、気を付けてね！
無理だったらやめてもいいよ。」
「ううん、やる！」

何度も「もうやめて、お家に入っておいで、お金はあげるから！」って言おうと思ったけど、、、
孫よりも先に、ばあばが負けちゃ ダメでしょ！ と、我慢

そして時々土を飛ばして遊びながらも、

１時間半近く雨と泥まみれになって頑張ってくれました。

でも、硬い土と根っこには敵わず、ナオたちが帰ってきても終わらない

ナオが「もううちに帰らないとママのお仕事に間に合わなくなっちゃう。」
「でも終わってない、、、終わらないと、、、お金が、、、」
「でも、こんなに硬くて根っこだらけじゃ明日になっても終わらないよ。
諦めたら？」

そこで私、
「レンは頑張ってくれた。
ばあばはそれが嬉しいから、もうやめてくれない？
レンが頑張った分として１０ドルあげるから！」

そうしたら、即、
「うん、やめる！」

それから、みんなであるものをかき集めて、カイは作り置きの冷凍カレー、レンとキラは「赤いきつね」、
ナオは急いで蒸したポークバン(肉まん)でランチをして、
レンは大事そうに１０ドル札を持って帰っていきました。

そして、連の掘った穴は

うんうん、よく頑張った！！

泣き言わないで１時間半はえらいっ