JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ポッポーって 家の木に

2005年06月09日 | v-x

サッカー日本代表の皆さん、おめでとうございます。

今週の初め頃、家にあるエンジの木から 「ポッポー ポッポー」という声が
しばらく見ていると 短い枝のようなものをくわえた鳩が、枝の中に入っていくではありませんか。
ひょっとして巣作りか?
二世が誕生するかも知れません。

鳩の2世?....バードの2世?....バードの後継者?....
チャーリー・パーカーの後継者?(無茶苦茶のこじつけ)
ということで、そんなお話を1つ

パーカーの死の前後は、パーカーっぽい、いわゆるパーカー・スタイリストたちが大勢いました。
ソニー・スティットなんかは、あまりにも似ていたので、パードが死ぬまでアルトをすてテナーを吹いていたとか、
ソニー・クリスのように似ているのが原因?で、リーダー作がなかなか出なかったとか
ある意味、後継者だ・だれだれっぽいとかいうのは、有利とは言えなかったようです。
キャノンボールのように、バードの死と入れ替わるように現れる、なんて人もいるけど

そんな中、自他共に認めるパーカーの後継者といえば、やはりフィル・ウィッズということになるのでしょうか。
事実上バード最後の妻チャン・リチャードソンとも結婚したし、スタイルもよく似ていたし
ただ、"ホワイト・バード"と呼ばれたその時期録音した、「WARM WOODS」を聴くと、私なんかは、フィル・ウィッズのらしさを感じてしまうのだけど
4曲目の"SQUIRE'S PARLOR"なんて、「フィル・ウィッズ アンド ヨーロピアン・リズムマシーン」
って言っちゃいそうな(もちろんリズム・セッションは、雰囲気違うけど)

つまりは、最初がまねっこであっても、ひと味違う何かがないと、難しいって事かな。
(別にソニー・クリスやソニー・スティットが、ダメという話ではないよ)

ともあれ、小鳩の誕生が楽しみです。

WARM WOODS / PHIL WOODS
1957年9月11日、10月18日、11月8日録音
PHIL WOODS(as) BOB CORWIN(p) SONNY DALLAS(b) NICK STABULAS(ds)
1.IN YOUR OWN SWEET WAY
2.EASY LIVING
3.I LOVE YOU
4.SQUIRE'S PARLOR
5.WAIT TILL YOU SEE HER
6.WALTZ FOR A LOVELY WIFE
7.LIKE SOMEONE IN LOVE
8.GUNGA DIN