「えーい、うっとうしい!暑さか、湿気か、どっちかにしてくれ!」
と、じつに不愉快になってしまいます。
昨夜は家人が全員泊まりがけでお出かけだったので、私、久方ぶりのチョンガーでありました。
自宅でつまみでも作って、パーッと飲んじゃおうかな・・とも思ったのですが、不思議ですね、いつも趣味部屋にこもっているのだから、家人など居ても居なくても同じだと思っていたくせに、家に誰もいないとなんだか変な感じ。
「どうせ飲むんだから、出かけちゃおうかな」と、いつものバーに行ってしまいました。
昨晩は日曜ということもあり、客足もそこそこ、途中からは、ママもいっしょに飲むといった感じで、ゆっくりとくだらない話をしながら楽しんできました。
私の「おつまみいらず」はここでも定着していて、煎ったピーナッツでもあれば、いつもはじゅうぶんなのですが、
昨晩は「お腹に何も入ってないんでしょ」とママが気を利かせてくれて、お豆腐(えっ?バーで豆腐??)、ポテチなんぞを、ママが出してくれました。
そして、極めつけの一品(?)が最後に・・・・
『中野の都こんぶ』です。
「遠足に持ってくるヤツ多かったよね。なぜか旨かったんだよなぁ」
と、一枚口にしました。
「うーん、昔の感激は無いかな????????」
「小さいときには旨いと思ったものも、今にしてみれば、」てな話から、駄菓子屋の話、そして遊びの話まで
「バブさん、ペッタならここにあるよ」
「ペッタ???」
こちらでは、丸いメンコのことを「ペッタ」と呼びます。おそらくは遊ぶときの音から来た言葉でしょうけど
「ほら」
と出てきたのは、オバQの丸メン三枚、
「そういえば、俺も、段ボール箱にいっぱいになるほど持ってたなぁ」
『中野の都こんぶ』と、『メンコ』が、ノスタルジックな気分にさせてくれた夜でした。
さて、今日の一枚は、タル・ファーロウと並ぶ白人技巧派ギタリスト、サル・サルバドールのアルバムです。躍動感ある演奏は、まさに技巧派。コスタのピアノも光っています。なかなかの名盤だと思いますよ。
FRIVOLOUS SAL / SAL SALVADOR
1956年2月13,14録音
SAL SALVADOR(g) EDDIE COSTA(p,vib) GEORGE ROUMANIAS(b) JIMMY CAMPBELL(ds)
1.FRIVOLOUS SAL
2.TANGERINE
3.I COVER THE WATERFRONT
4.YOU STEPPED OUT OF A DREAM
5.YOU COULD SWING FOR THAT
6.ALL THE THING YOU ARE
7.SALAMAN
8.HANDFUL OF STARS
9.I LOVE YOU
10.I'LL REMEMBER APRIL