今日は寒い一日でした。私は暖房器具にはまだ頼らないと、やせ我慢を続け、少しずつ『着ぶくれの紳士』へと変身していきます。
「あらまぁ、ずいぶんと着込んだんじゃない?」と家人
「えっ?そうか?だって、Tシャツにシャツ着て、上着だけだよ」と言うと
「あらら、それだけで着ぶくれに見えるんだから・・・・・」
(えっ?それって、ひょっとして、我が愛する皮下脂肪を、おぬしは攻めているのかい?)
「見た目を気にしなくなると、歳とるのが早いよぉ~~」
(え~~い、てめぇにだけは言われたくねぇよ~~~だ!!)
さて、家人になんと言われようと、我が愛する皮下脂肪には、求められるがままに栄養を補給し続ける私は、いつになく夕食作りに燃えておりました。
「買い物、俺が行くからいいよ」
「あらま、珍しいこと、自分から行くなんて」
先日、いつも美味しそうな料理を紹介してくれる「ねこや雑記帳」のあずきさんが、圧力鍋を利用した「煮豚」を紹介されておりまして、それを見たときから、「よし!日曜日には久しぶりの角煮を作ろう!」と心に決めていたのであります。
「ほんじゃ、行ってくんから」
「あっ!そうだ!今晩はエビチリね」
「えっ?!・・・なんでなんで?」
「冷凍のエビ使っちゃわないと」
「・・・・・・・・・え~~~ん」
けっきょく、家人にわたされた必要品目のメモを持って、私はとぼとぼと買い物に出かけたのでありました。
だけどね、だだじゃ帰ってきません。寒い日にはあったかい煮込みが欲しいじゃありませんか。白モツを仕込んで時間をかけて「モツ煮」を作りました。
へへへへへへへ、日本酒、日本酒。
ちなみに、「エビチリ」も私のお手製ですよ。
さて、今日の一枚は、じつにじつに珍しく、今朝一番に聴いたアルバムです。
私は、フュージョン系のものというのはほとんどアルバムを持っておりません。以前、友人が我が家に訪ねてきたとき、「バブ、おまえ何でこんなレコード持ってんの?」と不思議がったぐらい。
でも、そんな私でもフュージョン系を全く聴かない訳じゃないんですよ。
このチャック・マンジョーネなんか、昔、ドライブの良いお供で、女性が隣に乗っていても、そこそこ違和感なく聴いてくれた一枚として重宝しました。
それでも、ここ数年聴いてなかったですねぇ、(ずいぶん前に助手席に女性が乗ることもなくなりましたし・・・・)
さすが、ポップス・アルバム・チャート第二位を記録したヒットアルバムだと、改めて納得したりして、フリューゲルホーンのまぁるい響きにピッタリあった楽曲なんでしょうね。けっこう心地よい朝でありました。
FEELS SO GOOD / CHUCK MANGIONE
1977年録音
CHUCK MANGIONE(flh,p) CHRIS VADALA(bs,ts,ss,piccolo,fl,afl) GRANT GEISSMAN(g) CHARLES MEEKS(b) JAMES BRADLEY Jr.(ds,conga,timbale)
1.FEELS SO GOOD
2.MAUI - WAUI
3.THEME FROM "SIDE STREET"
4.HIDE & SEEK
5.LAST DANCE
6.THE ⅩⅠth COMMANDMENT
おまけ、
私の持っている今日のアルバムの日本語のライナー・ノーツ、じつは表題曲名が間違っております。
ふと、毎日アルバム紹介をしている私ですが、おそらく『スペル間違い』をかなりやっているのだろうなぁと反省したりして。
でも、堂々とこうして間違ったまま販売もしているのだから「私の間違いなど、ちいさいちいさい」と、開き直るのでありました。(笑)