やったやりました、ついに初雪です、間違いなく初雪です。
昨晩いつものバーで飲み過ぎた後、深夜1時頃に代行運転の車で自分の車のところへ、なんとボンネットに白くほんのりと雪が残っているではありませんか。
「あれ?運転手さん雪降った雪????」
「ええ、さっきまで小一時間ほど降ってましたよ」
いやぁ、今年は初雪も見ずに冬が終わるものだとばかり思っていたら、きましたねぇ。
「帰宅したら家人に教えてあげなくっちゃ」
当然ではありますが帰宅しても家人がおきているわけもなく・・・・・
今朝になって
「ねえねえ、昨夜、雪降ったんだよ雪」と報告すると
「何バカ言ってんの?何処に雪があるって?酔っぱらって夢でも見たんじゃないの」
(「え~~~ん、夢じゃないってばぁ、絶対に降ったんだってばさ、くっそう写真撮っておけば良かった。」)
誰も信じてくれません。
っていうか、ふつうこの場合、
「へぇ~~雪なんか降ったんだ。どうりで寒かったものね。帰りの道路大丈夫だった?」
てなこと言って当然だと思いません?
はなっから私の言うことなどどうでもいいんでしょうねぇ、一人すねるバブ君でありました。
それにしても、この時期になって初雪というのも、まったくおかしな季候です。
話はコロッと変わりますが
今日は天気も良く、昼はさほど寒くもなかったので、またも神社の駐車場でコンビニ弁当を食べ、お参りをしてきました。
するとご神木の脇にこんなものが、これはまさに道祖神、道祖金勢(どうそこんせい)であります。
道祖神というのは、そもそもイザナキ、イザナミの神話に基づく信仰の発展系なのですが、そのあたりはここでは省略するとして、ともかく災いを防ぐ『さいのかみ(塞の神・幸の神・障の神))』であり、旅の安全の神、『岐神(ふなとのかみ)』でもあるわけで、おそらくこの道祖金勢は『さいのかみ』に近いものでしょう。それにしてもじつにご立派。
「あやかりたい、あやかりたい」
でも、どうして、『さいのかみ』、『ふなとのかみ』がこんなかたちになったのか?
『ふなとのかみ』というのは、子孫を死者の数より多く生ませる霊力を持った神とされ、こんなかたちで表現されたのだそうであります。
少子化の折、『ふなとのかみ』の霊力が今まさに必要なのかもしれませんね。
「ん???ということは、オレが拝んでもダメだって事か???」
いやらしいと思わず、子宝を待ちわびる方はぜひともお参り下さい。
さて今日の一枚は、ブッカー・アービンです。
テナー二本にトランペット一本という重量感あるフロント、なかなかよろしいアルバムだと思いますよ。
「THE BLUE BOOK」がジョージ・タッカーの重ぉいベース・ソロから始まると、おもわず「イヤー」って感じ、そんでもってテーマが始まると完全に「イエーイ!」てな感じ?
真っ黒けっけのアービンと図太いズート・シムズの掛け合いもばっちり、普段は真っ黒とは言えないトミー・フラナガンまでもアービンにつられてでしょうか「ブラック・フィーリング」が要所要所に溢れてきます。
最後の「POOR BUTTERFLY」まで、いかにも「ジャズを楽しんだなぁ」みたいな満足感を得られる一枚だと思います。大好きなアルバムです。
THE BOOK COOKS / BOOKER ERVIN
1960年4月録音
BOOKER ERVIN, ZOOT SIMS(ts) TOMMY TURRENTINE(tp) TOMMY FLANAGAN(p) GEORGE TUCKER(b) DANNY RICHMOND(ds)
1. THE BLUE BOOK
2. GIT IT
3. LITTLE JANE
4. THE BOOK COOKS
5. LARGO
6. POOR BUTTERFLY