今日はまぁまぁ暖かな日曜日でありましたが、
「今日は自転車は?」
「え?今日はねぇ・・・・・・・・・」
じつを言いますと今週は少々お疲れ気味でしてね。
・・・・先週のように忙しさの理由が仕事なら文句も言われないんですけど、これがア~タ、飲み過ぎだってんですから白い目は避けられませんやね。(笑)
「え~~と、木曜日は自分から進んで飲みに出かけたんですよ、だからしかたないんですけど朝の3時まで(ゲゲ)、翌日の金曜日は、おとなしくしてようって思ってたんですって、ところがMさんがねぇ・・・1時過ぎまでです・・・・トホホホ」
てなわけで、いつもの自転車乗りもさぼりダラダラと
えっ最近いつもだろって?まあまあ(笑)
そんなこんなで疲れを癒しながらテレビをつけると、やっていたのは『題名のない音楽会』です。今日のお題目は「クラシックmeetsロック~新作!プログレ交響組曲」でありました。
-1970年代に音楽愛好家の間で大流行したプログレッシブ・ロックはクラシック音楽の影響を多分に受けています。-
「う~む、なるほど」
って、わかっちゃいないんですが(笑)
それでも取り上げられていた曲は知っています。そうこれこそ私が中学時代ジャズとは別に惚れ込んだELP、エマーソン・レイク・アンドパーマーの『タルカス』ですよ。
これは同名セカンドアルバム中の表題組曲であります。
「それにしても交響楽で『カルタス』とは・・・・・」
ELPのアルバムでも7部20分の大作ですから全編演奏というわけにはいきませんでしたが、
「なかなかよろしいんじゃありません。」
こりゃ一聴の価値がありそうだと、吉松隆の編曲による藤岡幸夫指揮東京フィルハーモニー交響楽団の「TARKUS」をネットで注文しちゃいました。(笑)
「これをきっかけにクラシックファンになっちゃったりして」(ナイナイ)
ともかく届くのが楽しみです。
てなことで、今日のところは本家ELPの「TARKUS」を大きめのボリュームで聴くことにしました。
久しぶりでしたELPを聴くの、う~~~んやっぱいいですよ、聴き終わった後、コルトレーンなんかを聴くのとはまた違った満足感がありました。
ともかく、けっきょくは好きなレコードを聴くだけという、ある意味何もしない休日を過ごしてしまいました。おかげさまですっかり癒され、疲れも(おもに肝臓の疲れですが、笑)吹っ飛んだ感じです。
そんなこんなで復活した肝臓を試すためにも一品作って飲まなきゃイカンでしょ、ね。(笑)
『料理当番、本日の一品』です。
メインは、パイ包みっぽい(パイじゃありません。笑)ホワイトシチューです。それに秋刀魚の開きの揚げ焼き蒲焼きソース風(なんじゃそりゃ)、サラダはりんご酢で作ったドレッシングで和えました。
さて、今日の一枚は、ハワード・マギーです。
名バッパー、マギーも、薬で失敗したトランペッター、それさえなければ間違いなくもっと注目を集めたはずですし、もっと多くの名盤も残せたでしょう。
モンクと写ったこんな写真を見ると、いかにもマイルスにヒモ生活を伝授した悪さ加減がうかがえようというものですが、本来、カリフォルニアの太陽が似合う男では無かったことは間違いがありません。
10年というブランクを経て復帰した彼は、はたして太陽の下で微笑むまで立ち直ることが出来たのか?
はい、演奏を聴く限り小向美奈子常態では無かったのかな?と安心するような、そう太陽が似合う演奏を聴かせてくれます。
こういうリラックスした演奏は聴いていてじつに心地がよいわけで、
「薬やめて良かったジャ~~ン」
と声をかけたくなりますよねぇ、小向さん。
「ファニアス・ニューボーンにじゃっかん難がある」との意見もありますが、私はそうは思っていません。
ともかく、カリフォルニアの太陽の下、ウエストコーストを代表するリズム隊に、名バッパーが軽く声をかけて「ほな、いきまっかぁ」とやったこのアルバムは、出来の良い一枚だと思います。
MAGGIE'S BACK IN TOWN / HOWARD McGHEE
1961年6月26日録音
HOWARD McGHEE(tp) PHINEAS NEWBORN JR.(p) LEROY VINNEGAR(b) SHELLY MANNE(ds)
1.DEMON CHASE
2.WILLOW WEEP FOR ME
3.SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE
4.SUNSET EYES
5.MAGGIE'S BACK IN TOWN
6.SUMMERTIME
7.BROWNIE SPEAKS
追伸、
昨日、大学のサークル仲間チャリンコより「一年先輩の大谷淳一氏が本を出すので買ってやって下さい。」との一斉送信メールが送られてきました。
題名は『食糧操作』、
「世界各地で起こっている飢餓や不作、水資源の争奪戦。食糧にまつわるこうした問題の背後には、ある恐るべき「意図」があった。一体だれが、何をしようとしているのか。永年にわたる綿密な調査によって浮かび上がってきた「食糧操作」の恐怖と実態を明かす。」
てな内容だそうで、今月25日に学研パブリッシングより定価1680円で発刊されるんだとか。
本人はその印税で飲もうとの企みらしいですが、その企みにご協力いただける方、是非ともお買い求めいただきますよう、一後輩としてお願いいたします。
もちろん私は・・・・・注文いたします。(笑)