9月も半ばだというのにまったくもって暑いですねぇ・・・・
この残暑の中、S君の仕事も大変なんでありますが、Mさんのお店も大変なんでありまして。
というのも、本来春よりスタートする予定だった「揚げ物の販売」が、震災後やっと工事が可能となり、先週からいよいよ始まったのであります。(他店から比べると遅れてるんですけどね。)
これがア~タ、節電で冷房を抑えている店内での揚げ物ってぇのが暑いのなんのって・・・・・いやいや、もちろん涼しい顔でビールをいただいている焼鳥屋の焼き場だって、鰻屋の焼き場だって、ガラス工場だって、鋳造工場だって、そんなの比じゃないっていう仕事場が山ほどあるのは知ってますよ。知ってますけど、箸より重い物を持ったことが無いほど大切に育てられた私には、それがキツインですって。またやせてしまいそうです。(笑)
ともあれ、十五夜お月さんも汗をかいていらしただろうというような残暑は早いとこ退散していただきたいと思う今日この頃です。(なんじゃそりゃ)
♪ 星の流れに 身を占って
何処をねぐらの 今日の宿 ・・・・・♪
以前お話ししましたよねぇ、この菊地章子の「星の流れに」は、私が大好きな歌なんでありますが、好きなわりにはカラオケではまず歌ったことがない。ほんじゃどこで歌うかというと、一人部屋でギターを適当に鳴らしながら、あるいは湯船に浸かって・・・・・つまりは、オヤジの鼻歌なんでありますが
じゃあどうしてカラオケじゃ歌わないのか?とふと考えて、こんな結論が出ました。
「覚え方に原因があるんじゃなかろうか」
いまや「何とか48」にしても・・・・(ってそれくらいしか出てこないんだけど。笑)新曲はやたらすぐにカラオケになるじゃないですか。そんでもって、子供から大人までカラオケをあたりまえのように歌う時代であります。つまり、カラオケでその歌を覚えればとうぜんカラオケで歌うことに違和感はないのであります。
しかぁ~~し、私なんかが一番歌を覚えた時代、とうぜんカラオケはありませんでしたし(もとい、大学時代は一部エイトトラックのカラオケが出始めた頃ではありましたけど)、歌を覚えるってぇと、レコードを聴いてとか、ラジオで流れているのを聴いてとか、ギターコードだけ書かれた歌本、あるいはちょっと高いけど楽譜本?でとか、そうそうほら私は買いませんでしたが明星やら何やらに歌謡曲の歌本が付いてたりして、あれで覚えるとか・・・・
そんな感じだったでしょ、だから、かなりいいかげんだったというか、良く言えば「自分なりのアレンジ?を加えて覚えてしまった。」てな曲がじつに多いんだと思います。
それはときにテンポが、へたすりゃ音階まで違ったりして(笑)
そんなんを突然カラオケで歌うっちゅうのは、鼻歌をフルオーケストラバックに歌えっちゅうに等しい?・・・・・違和感がどうしてもあるんですよねぇ(笑)
とくにフォークソングなんかカラオケだと完璧にイメージが違ったりして。
えっ、そこのチミ、何だって? つまりそれは歌が下手だってことだろ?
「なぁ~~にをいっちょるかね、チミ。歌とはね、自分イメージで歌い上げるからこそいいもんなんだよ。」
ほとんど言い訳にしか聞こえませんが(笑)
ともあれ、カラオケ時代の現代、私も新曲を覚えねばスナックのオネェちゃんにバカにされますから・・・・ガンバルドォ!(笑)
てなことで、またしてもくだらないお話でありました。
またまた更新をサボってしまって、日曜日の『料理当番、本日の一品』がまだでしたのでここで。
秋鮭のムニエル、トマトソースです。今回はバターを使わずオリーブオイルで仕上げました。
さて、今日の一枚は、レス・マッキャンです。
スタンリー・タレンタインとの共演盤となると、ブルーノートの「THAT'S WHERE IT'S AT」が思い浮かびますが、その五日前にパシフィックス・ジャズに録音されたのがこのアルバムです。
「THAT'S WHERE IT'S AT」では、レス・マッキャンのオリジナルトリオにタレンタイン独りが加わる編成でしたが、この時はブルー・ミッチェル、フランク・ヘインズが加わった三管編成になっています。
それにしてもどうしてレス・マッキャンは日本でそれほど注目を集めなかったのでしょうか?
こんなライブ盤を聴くと、ノリノリでじつに楽しいというか、途中ではいるかけ声が楽しそうだし、いかにもライブっぽくてイイと思うんですがねぇ。
ともかく、フロント三人もじつにイイ感じで演奏していると思います。こんなライブだったら元気がもらえそう。
そう言うとイケイケゴーゴーみたいなアルバム?と思う方もいるかもしれませんので、補足しますが、バラードもじつによろしくて、ライブ会場で女性を口説けるんじゃないかってくらい・・・・失礼しました。
IN NEW YORK / LES McCANN
1961年12月28日録音
LES McCANN(p) BLUE MITCHELL(tp) FRANK HAYNES, STANLEY TURRENTINE(ts) HERBIE LEWIS(b) OTIS FINCH(ds)
1.CHIP MONCK
2.FAYTH, YOU'RE
3.TWIST CHACHA
4.A LITTLE 3/4 TIME FOR GOD & CO.
5.MAXIE'S CHANGES
6.SOMEONE STOLE MY CHITLINS