どんどん朝晩が寒~~く感じるようになってきました。
一昨日の晩だったでしょうか、眠れなくて眠れなくて、たぶん寝付いたのは3時頃、それでも朝7時前には目が覚めて「サビィーじゃん」、寝不足でも決まった時間に目覚めてしまうのは老化の証でもあります。
先日○ークママにこんなデカい芋をいただいてまいりました。
「さて、どうやって食そうか?」
てんで、出した結論は・・・・・
今週、Mさんのお店は人手不足でヒーヒー言っています。
その原因は、大学の学祭なんですねぇ、
学生アルバイトが、たまたま「先輩から後輩」的な流れで、「同じ大学の同じサークルのアルバイト生が集まってしまった。」という理由から、こういう週間が出来てしまったわけです。
今週末に迫った学祭に彼らが忙しくなる事情は、我が学生時代を思い起こせば理解は出来るだけに、文句も言えずにおります。
そういえば、
昔、我が大学の学祭で『大学芋を出す模擬店』が幾つかあったような覚えが
「この芋、大学芋にしてみようか?」
すると
「大学芋って、なして大学なんじゃろか?」
考えいみりゃ、中華鍋一つと蜜さえあれば大量に簡単にできるし、学生が作るにはうってつけのスイーツではありますよねぇ
「学祭なんかで学生にも簡単に作れるから大学芋?」
「んなわけ無かろうが」
こうなるとついつい調べたくなる
料理そのものの起源は中華料理(蜜濺紅芋)であった事は間違いが無いようなのですが、「大学」の名の起源には諸説あるようです。
「大正時代は東京の神田近辺の大学生が好んで食べていたから」
「不況の中、金を稼ごうと苦学生が昭和2年頃作って売り始めたから」
「大正時代、東京大学の赤門の前にあった三河屋というふかしいも屋が売り始めたから」
などなど
「かあちゃん、味はどうかね?」
「うん、久々に美味いよ。美味いけど味的には高校くらいか」
大学でも高校でも、小学校でも幼稚園でもエエわいやね。
もらった芋を無駄にせずに美味しくいただく
「なにより、なにより」
えっ?アンタは食べたのかって?
もちろん食べましたよぉ、
「味見で一つ、冷めてから一つ、計ふたっちゅ・・・・ママもこの結果はお見通しだってばさ」(笑)
さて、今日の一枚は、今、部屋に流れているビル・エバンスです。
エバンス48歳、人生もあと3年という時、彼はファンタジー・レコードに別れを告げ、ワーナー・ブラザースへの移籍を決断します。
そのファンタジー最後の録音アルバムがこれ
本来は全曲エバンスの書き下ろし新曲で収録予定だったそうなんですが、蓋を開ければさにあらず、しかもタイトル曲はA、B面最初に、さほど差の無い別テイクを収録するという(悪く言えば、他の演奏がアルバムに載せるには不完全であった?)
これが手抜きであったのか?あるいは新曲を書けずにいた事情がエバンスにはあったのか?やはり死の原因となる悪癖が彼を侵し始めていたのか?
それでもエバンスはエバンス、こうして聴いているのに何の支障???いやいや、心地よさを感じるのは、エバンスたらん何者でも無いからなのです。
I WILL SAY GOODBYE / BILL EVANS
1977年5月11~13日録音
BILL EVANS(p) EDDIE GOMEZ(b) ELIOT ZIGMUND(ds)
1.I WILL SAY GOODBYE
2.DOLPHIN DANCE
3.SEASCAPE
4.PEAU DOUCE
5.I WILL SAY GOODBYE
6.THE OPENER
7.QUIET LIGHT
8.A HOUSE IS NOT A HOME