JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

そうです、私が危険人物です。

2015年11月26日 | s-u

ここ一週間ばかり「諸事情によりお目々をあまり使いたくない」との理由で、またしても更新を控えておりました。けして裁判の出頭拒否が原因ではございませんのでご心配めさるな。(笑)

さても、その間に季節は一気に進み、昨日今日とかじかむ寒さです。それにしても歳を感じるのは、昨年より確実に手足の冷たさが増していること、そのうち全身が冷たくなって・・・・・なんちゃってね。

世の中、テロだの爆撃機撃墜だのきな臭い感じでありますが、我が友S君は、ついに自社ビル・・・ごめん、ビルではありませんでした。事務所を新築し、中身だけで無く外見もいっぱしの建築株式会社としてのスタートをきりました。

てな事で、先日の日曜日は引っ越しのお手伝いです。

駐車場のアスファルト打ちや入り口のタイル貼りなど、まだ未完成な部分もありますが、床暖付きの事務所内は天井が高く、そりゃもう快適であります。
片付けが済むまでは内部の撮影はNGというのはいささか残念ですが、
それでも、興味津々の私は隅々までチェックしてまいりました。

「オイオイ、風呂もトイレもあるし、二階のスペースはまさにアンタの避難場所にうってつけジャン。布団かベッドはいつ搬入?」

「じぇじぇじぇ、カウンターキッチン?鍋釜もそろえなくちゃいかんよ、こりゃ、ビックリポンや」

と、訳の分からない言葉遣いで大騒ぎ
するとS君は、

「布団も、ベッドも持ち込む気は無いし、ここで鍋パーティーをするつもりもござんせん。(キッパリ)」

しかしですなぁ、S君の友人は、私のように人の良い者(笑)ばかりじゃござんせんし、いずれこの事務所に進出してくるのは火を見るより明らか。
さらには、S君本人がその決意を全うする人物かどうかということを検討するに・・・・・・
「一年後が楽しみだぁねぇ」
「バブさん、変な誘惑したらダメだからね!!」
おっとそうでした。取締まわれ社長は優柔不断でも、真の取締役がいる限り、この事務所の平穏は保たれるかもしれません。

「でも、取締役~~包丁とまな板と雪平鍋と中華鍋と・・・・・そんくらいは有っても、ほら、キッチンが宝の持ち腐れになってももったいないしね。」
「やっぱり、バブさんが一番の危険人物だよね。」
「・・・・」

そんなこんなで、日曜日は飲みに出かけてしまったので、『料理当番、本日の一品』はお休みです。
その代わりと言っちゃ何ですが、先日のボージョレー・ヌーヴォー解禁日に、自宅で味わった様子を

まぁ相変わらずの水っぽさはヌーヴォーのヌーヴォーたらんところですから置いておいて、私には昨年よりは美味しかった感じがしましたけど、みなさんはいかがでしたか?

お弁当はいつもとあまり変化有りませんかね?真ん中の白い物体はとろろ揚げです。弁当に入れてもふんわり感とトロ~リ感を残す秘訣は・・・企業秘密です。(笑)

さて、今日の一枚は、お久しぶりのホレス・シルバーです。

ホレスと言えば、なんたって「元祖ブルーノートっ子」ですよね。ともかくブルーノート盤が多い。さらには50年代から60年代中期までのアルバムは、まさに彼の絶頂期の記録であります。
そんな中でこのアルバムは珍しく目立ちにくいアルバムでもあります。

その理由は、
ホレスの魅力は何か?
例えば、「OPUS FUNK」「SISTER SADIE」「FINGER POPPIN'」「SENOR BLUES」てな一度聴いたらついつい口ずさむような親しみやすいメロディー、そして元気な中に哀愁がある的な感じでしょうか。
その点、このアルバムには全曲オリジナルなのにその要素は薄いからなのかなぁ?

いやいや、私は好きですよ。
一曲目のタイトル曲なんてエエと思いますもん。まっ、ブルー・ミッチェルとジュニア・クックの頑張りもありますけどね。

ところで、4曲目の「THE DRAGON LADY」というと、西太后のイメージ?
アメリカのコミック「テリーと海賊」に出てくる中国沿岸を根域にしていた、海賊の女王?
ラムベースの甘いカクテル?
何でもイイけど『取締役』じゃ無かろうね?(こりゃまた怒られるぅ~~!)

SILVER'S SERENADE / HORACE SILVER
1963年5月7.8日録音
HORACE SILVER(p) BLUE MITCHELL(tp) JUNIOR COOK(ts) GENE TAYLOR(b) ROY BROOKS(ds)

1.SILVER'S SERENADE
2.LET'S GO TO THE NITTY GRITTY
3.SWEET SWEETIE DEE
4.THE DRAGON LADY
5.NINETEEN BARS



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