お盆が終わっても天候不順は続いております。昨日はちょっとだけ青空も見えたんですけどねぇ・・・・
夏の高校野球もベスト16が出そろい、いよいよ佳境へと近づいてまいりました。
今年は東北6県の内、青森、岩手、宮城、福島の代表校が残っております。まぁ春の大会は別として、近年夏の大会は「ベスト16に4校残る」てなことは間々あることなんですが、ここから先がどうにも難しい、
過去、準優勝はあれど『深紅の優勝旗』は東北を飛び越えて北海道に行っちゃいましたからねぇ、なんとか悲願の「東北勢優勝」の姿を見てみたいのは、東北人であれば誰もが思うところでしょう。
「もう十何年も連続で出てんだから、優勝でもしてみろや」
と、つぶやく母は、福島代表の聖光学院をやはり応援しているようです。
あまりにも毎年毎年代表なんで県大会の時には「聖光負けろ!」と念じていたくせにね。(笑)
1971年(昭和46年)の夏、私が福島市からこの地に移り住んだまさにその夏であります。
その時、いわきの街は閑散としておりました。それは何故か?この年閉山した常磐炭鉱のせいじゃありません。
8月16日、東北代表(当事は東北から3校しか出場できませんでした。)磐城高校は神奈川代表桐蔭学園と『深紅の優勝旗』を懸けた大一番、決勝戦を迎えておりました。
先発は、当事「小さな大投手」と呼ばれた磐城の田村と桐蔭は大塚、両エースが持ち味を出し緊迫した投手戦が繰り広げられました。
そりゃねぇ、お盆もへったくれもありゃしない、ほとんどの市民がこの決勝戦に釘付けとなり、街は閑散としていたというわけです。
結果は0対1で桐蔭学園が勝利、惜しくも優勝を逃したもののその雄志に市民一同感動を満喫したと、てなことですね。
私が上京した頃は、いわきと言っても「福島県の」と付けないとよく分からない人が多くて、「福島だと雪が凄いんだろうねぇ」なんて大きな勘違いをされることが多かったんですが、「磐城高校のいわき」って言うと「あ~~~」って、この決勝の影響はしばらく続きました。
ともかく、福島代表聖光学院はもちろん、青森山田も盛岡大付属も、仙台育英も
「がんばってちょうだい!東北人の悲願『深紅の優勝旗、白河の関越え』お願いします。」
さて、今日の一枚は、チャールズ・マクファーソンです。
何でこんなアルバムを引っ張り出してしまったのか?
夕べ聴きながらそんなことを思ってしまいました。酷い話です。
1964年、すでに私はこの世に生を得ていました。つまりですね「バップ時代は今や昔」という時代ですよ。
「その時代にあえてバップを前面に」この姿勢は嫌いじゃありません。ありませんが、ならば・・・・・
なんであります。
ソニー・スティットやマクリーンのような個性というか特徴というか、それはあまり見えず、ただバード風?
いやそれでもスラーッと聴けるし、バリー・ハリスのピアノも悪くないし、どこがどうだと言うんじゃ無いんですよ。
ただ、お好きな方がいれば本当に申し訳ないんですが
「バップを聴くなら他にもっとイイのがあるよ」って、私的にはそういう評価です。
と言いながら、夕べは全曲聴きましたけどね。(笑)
BEBOP REVISITED ! / CHARLES McPHERSON
1964年11月20日録音
CHARLES McPHERSON(as) CARMELL JONES(tp)[5] BARRY HARRIS(p) NELSON BOYD(b) ALBERT HEATH(ds)
1.HOT HOUSE
2.NOSTALGIA
3.VARIATIONS ON A BLUES BY BIRD
4.WAIL
5.EMBRACEABLE YOU
6.SI SI
追伸、
年々甲子園に出てくる選手も、一生懸命応援をする高校生も、どんどん可愛く思えてくるのは・・・・歳のせいでしょうね。(笑)
東北の高校だけじゃなく、どこの高校の子も
「みんな頑張れ!栄冠は君に輝くでよ!」
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