JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

汗の出し入れは納豆を生む?

2008年08月07日 | y-その他

今日は立秋、少しは涼しさを感じるかと「立秋、立秋、秋、涼風至る」と唱えてみましたが、言霊も現実の暑さにはとても太刀打ちできなかったようで・・・・・
「あじ~~よ~~~~~~」

本日は野暮用があって休を取ったんですが、その用事も午前中に済ませ、午後からは母に頼まれたお茶と、一昨日無くなってしまった珈琲を買いに
「なに、歩いていくんじゃないの?」
「バカヤロウ!俺を熱中症で殺す気か!」
こりゃ、素直に帰ってきたらとんでもない仕事をおおせつかりそうな雰囲気、本を一冊そ~~っとポケットに忍ばせて、
「茶店でても涼んでこよっと」

店に入ると、冷房が一番効いていそうな場所に陣取って
「珈琲」
斜め前のボックス席には、二人連れの若い女性が、何だか楽しそうにケーキセットかなんか頼んじゃって、
「いいよなぁ、若い娘(こ)は・・・・・」
完全に中年のいやらしいオヤジ状態をしばらく堪能し、冷房の効いた店内での読書
「これこれ、せっかくの休みなんだから」
これって、クソ暑い趣味部屋でレコード聴いてるよりは健全な過ごし方ですよね?

そんなこんなで一時間半ほど冷風の癒しを堪能して店を出ました。
それでもまだ夏の太陽の攻撃はすさまじく、炎天下で私をひたすら待ち続けていた自動車君の体内は、高温サウナの域を超えるほどです。
「ギヤァ~~、これじゃしばらくエアコンも効かないジャン」
喫茶店で押さえ込んでいた汗が、穴という穴全てから一気に噴き出す感じ。
「ダメだぁ・・・・もう一度、もう一度だけ、逃暑行~~~~!」
とはいっても、また珈琲というのも芸がありません。
「そうだ、映画ってぇのもいいなぁ・・・・でも待てよ、お茶と珈琲を買うのに4時間もかかったんじゃ、また何言われるかわかんないしなぁ・・」

結局はツタヤさんにまわってみることに、
こんどは日陰に自動車君を待たせ、本の立ち読みです。
30分ほどだったでしょうか、一度吹き出した汗もなんとか引っ込み、
「怒られないうちに帰ろうかな」
と思ったら、CDコーナーのサザンが目に入っちゃったんですねぇ
買っちゃいました「I AM YOUR SINGER」(笑)


シールとか、団扇とか、サザンのCDには、おまけが付きもんですが
法被もらってもねぇ、みんなコンサートに着ていくのかなぁ???
ちなみに、背中の柄が気になる方は、こちらをご覧下さい

シングルCDにしちゃ妙に大きな箱に入ったそれを抱えて帰宅すると、案の定
「お茶屋さんがずいぶん遠いところに移転したみたいだねぇ」
(「うるさいわい!」)

早々に趣味部屋に逃げ込んで
「サザン、サザン」
あはははは、結局はまた汗だくになってCDを聴いていたという、
「なんだったんだろう今日、一日は?」
ってところですか。
最後は、汗を出したり引っ込めたりしたせいで、オヤジ臭漂う納豆みたいになった身体を、熱い風呂で流して、ビールをクイーっと
今は、そのビール分の汗が額から流れ出している状態です。

以上、久しぶりの平日休暇は出し入れの激しい一日であったという報告でありました。(笑)

さて、今日の一枚は、ジャイアンツ・オブ・シャズです。
ジャイアンツ・オブ・シャズとは、1971年のニューポート・ジャズ・フェスティバルの海外用パッケージ向けに結成されたオールスターズでして、同年9月からニュージーランドを皮切りに、極東、ヨーロッパをまわり、42回のコンサートをこなしました。
(もちろん、日本にも来ましたよ。ソニー・ステットは来ませんでしたが、たしか10月だったと思います。)
同グループのアルバムは、スタジオ録音も含め、正式リリースでは3種類が出ているはずです。

まずは、内容よりもメンバーの名前を見ただけでぶっ飛んじゃいますよねぇ。
当初、ブレーキーはジャズ・メッセンジャーズの活動の中断をいやがり、モンクは自分の思うような音楽が出来ないと文句を言い、乗り気ではなかったようですから、よほど金を積んだんだと思いますよ。

内容はというと、もちろんこれだけのメンバーですから、個々に魅力はあるわけですけど、オールスターズってぇのは、野球のオールスター戦同様、顔ぶれだけで楽しむみたいなところが間々ありますよね。それもまた楽しみだと割り切る必要があるんだと思いますし、当然、個々のオリジナル・グループで聴いた方が、私はやはり良いと思います。

そんな中、最も出来がよろしいんじゃないかと思うアルバムが、今日の一枚です。
一聴の価値はあるかな?

GIANTS OF JAZZ IN BERLIN '71
1971年11月5日録音
DIZZY GILLESPIE(tp) SONNY STITT(as,ts) KAI WINDING(tb) THELONIOUS MONK(p) AL McKIBBON(b) ART BLAKEY(ds)

1.INTRODUCTION OF THE BAND
2.BLUE'N BOOGIE
3.'ROUND MIDNIGHT
4.TOUR DE FORCE
5.LOVER MAN
6.TIN TIN DEO
7.EVERYTHING HAPPENS TO ME
8.A NIGHT IN TUNISIA



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