私が一人暮らしを始めたのは、高校2年生、まだ16歳の春でした。最初は賄い付きの下宿でしたので、お風呂もいちおうありました。
大学からはアパート暮らし、当時は風呂が付いていないのがあたりまえで、当然、銭湯通い、それが社会人になって2年目だったでしょうか、内風呂付きのアパートに引っ越しました。(横浜の保土ヶ谷区でしたけど)
人間って不思議なものですね。
一度風呂付きのアパートに越してからは、二度と風呂無しには住めなくなってしまうもの、生活水準もまた同様かもしれません。
なんでこんな話をしたのか?
ほら、先日お古とはいえエアコンが我が趣味部屋に入ったという話をしたじゃないですか。
我が田舎は、年間を通して30度以上になる日数が数えるほどしかない、言わばたいへん涼しい地域であります。
「エアコンなんてもったいない、一年に何日つかうのよ?」と言いつつ、がんばっていた私、ところがどうでしょう、すでにほぼ毎日、趣味部屋のエアコンを使っております。
う~~む、人間の贅沢心とは、かくも底知れぬものなのでしょうか????
風呂付きの部屋に住めなくなったのと同じように、エアコン無しの趣味部屋に、私は戻れないのでしょうか?
「いかん、暑い!!! エアコンのスイッチ入れよ。」 あーあ・・・・・・
さて、今日の一枚は、「SHALL WE DANCE ???」
そういえば、最近、ダンスなんてしてないですよね。こんな私でも「ディスコでチーク」なんてこともあったんですけどね・・・・ふっるー!!!!
そういえば、日米で「シャル・ウィ・ダンス ?」は、映画になりましたね、中年男性の悲哀というか、そんな映画だったのでしょうけど、どうもアメリカのリメイクには無理があったように私は思うのですが。
ともかく、元々はミュージカル「王様と私」の挿入歌でありますよね。
映画では、デボラ・カーとユル・ブリンナーのなんとも素敵なダンスでした・・・
ウィルバー・ハーデンの「SHALL WE DANCE」もなかなかのものですよ。バーデンは、注目されたトランペッターだったにもかかわらず、あまりに録音が少ないミュージシャンの一人です。
イヤミのない彼のトランペットをバックに、今宵、私と「SHALL WE DANCE ?」
だれですか、バブさん酔っぱらってるでしょ?って言ってるのは・・・・すいません、さっきまでバーで飲み惚けておりました。
THE KING AND I / WILBUR HARDEN
1958年9月23,30日録音
WILBUR HARDEN(tp) TOMMY FLANAGAN(p) GEORGE DUVIVIER(b) G.T.HOGAN(ds)
1.GETING TO KNOW YOU
2.MY LORD AND MASTER
3.SHALL WE DANCE
4.WE HISS IN A SHADAW
5.I HAVE DREAMED
6.I WHISTLE A HAPPY TUNE
7.HELLO, YOUNG LOVERS
8.SOMETHING WONDERFUL
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酒話 ふふっと笑いながら戻ってきました。
いつもながら含蓄ある文章に まいってます。
ほんとに環境が上に行くと もう下に戻れないという気持ち わかります。便利になったりして それに慣れちゃうと便利でなかった時期のことを忘れてしまうんですねー。
最近、実家の冷蔵庫がいかれてしまい、たいそう不便な思いをしたんですよ。この記事を読んで 冷蔵庫が一番に頭に浮かびました!
「酒話」まで見ていただいて、ありがとうございました。
本当に人間というものは贅沢にできていますよね。しかも止めどがない、欲は時に活力となりますが、時に失敗の元だったりもします。
それでも、失敗をおそれず、欲を出して生きることが、人間には必要なのかもしれません。