じつに蒸し暑い夜です。肉襦袢は、さらに熱と湿気を帯び、か弱い私を苦しめるのであります。
太った私が悪いのか、やせない私が悪いのか、このいらだちを誰にぶつければよいのでしょう。
♪ 誰のせいでもありゃしない、みんなおいらが悪いのさ ♪
って、無茶苦茶古い歌を口ずさんでも、不快指数は上がるばかりです。
不快指数と言えば、
加藤紘一氏の実家の火事は、右翼団体幹部の放火なのでしょうかね。
そうだとすれば、これはまさにテロですね。じつに不愉快です。不快指数を上げているのはこんなことも原因になっているのかもしれません。
右翼がどうの、左翼がどうの、そんなことは、それぞれに主義主張があるのだから、私は文句を言うつもりはありません。
幸いにも加藤氏のお母様は火事に巻き込まれず、ご無事であったようでなによりですが、自分の命を含め、人一人の命をなんと思っているのでしょうか?
こんな方法で主張をしようとするあさはかさに腹が立つのです。
「何々主義者は、第一に子供っぽい頭脳の持ち主であり、第二に強迫神経症者の隣人であり、第三に他人を有無をもいわさず自分の神様の前にひざまずかせようとする精神的やくざ、暴漢だ。」
エッセイスト、高橋義孝さんのこんな言葉を思い浮かべました。
北の海では、漁船の乗組員が射殺され、3名が拿捕され、解決に動く日本政府は、ロシアとのパイプの細さにとまどい、今更に右往左往しています。
なんだか、私が知らない、いろんなところで、世の中がおかしくなっているのでしょうか?
だとすれば、これもまた、「誰のせいでもありゃしない、みんな自分たちがやってきたことさ」になってしまう。私も含め、今を生き、作り上げてきた全員のせいなのでしょう。
一人一人が、もう少し真剣に考えなければいけないのかもしれません。
なんだか益々不快指数が上がりそうですので、まずはオシム・ジャパンが勝ったことを喜んで、三管のファンキーなジャズでも聴きましょうよ。
フラーといえば、「BLUES-ETTE」ときますけど、この「IMAGINATION」もなかなかなもので、ジャズテット誕生前夜祭みたいな、ハード・バップだぞ!みたいな・・・・(笑)
暑いじゃなくて、熱いものを感じる一枚です。
そういえば、昨日のコルトレーン至高のカルテットの一員、マッコイ・タイナーは、これが初レコーディングでしたよね。
IMAGINATION / CURTIS FULLER
1958年~1959年録音
CURTIS FULLER(tb) THAD JONES(tp) BENNY GOLSON(ts) McCOY TYNER(p) JIMMY GARRISON(b) DAVE BAILEY(ds)
1.KACHIN
2.BANG BANG
3.IMAGINATION
4.BLUES DE FUNK
5.LIDO ROAD
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IMAGINATION はどんな感じなのかなぁ~
BANG BANGは珍しい気がします。私は、ヴォーカルでしか聴いたことがありません。
興味深いです。
言いたいことがあれば、堂々と論じ合うべきです。
まったく、プンプンですよね。(笑)
う~ん、私は表現が下手なもので・・・・
ともかく熱い、これぞハード・バップてな演奏です。
マッコイ・タイナーも「MEET THE JAZZTET」同様、ノリのある演奏をしています。