いやいやいやいや暑いは言い疲れるほど毎日のことなんですが、今日は言うのも嫌なくらい暑い、蒸し暑い、くそったれ暑い・・・・エーーイ、ともかく暑い!
えっ?それでも最高気温は30度いってないって?嘘つくな!ぜってぇ30度以上あったって・・・観測地点が悪いんだよ、まったく。(笑)
こういう日は、身体がベタベタしてかないません。じっとしていても暑いのにちょくちょく用事を仰せつかり、身体をちょっと動かすだけで汗がドーッと、そんでもってそれがスーッと乾けば気持ちいいんでしょうが、だいぶんふくよかな我が身体から発するバブ汁は、乾くどころか糸を引くんじゃないかってくらい・・・・そこの人、「キモイ」って言わないのね、傷つくから
ともかく、夏場のデブの汗はじつに厄介なんであります。
こんな私でも、若い頃にはスリムな体型で、真夏にもそれなりの魅惑的ホルモンをたっぷり含んだ爽やかな汗を振りまいていたんでありますよ。
投げるなといふは涼みの角力なり
江戸川柳にこんなんがありましたねぇ、若い衆が夕方に涼んでいると、若さですねぇ、ついつい、じゃれ合いでありますが相撲なんてぇのを始めちまうわけですな、とはいえ、大汗かくのもなんだってんで、「投げるな」つまり、人気力士の真似事なんぞをして楽しんでいるという、まっそんな川柳なんですが
若い頃ってぇのは、たしかにそういうことがありましたねぇ、風呂あがりだろうがなんだろうが男同士でふざけ合ったりして、鬼ごっこみたいなこと始めたりね。それだけ生気があったんでしょうな、しかも汗だくになっても爽やかなんだ。
脇で見ている浴衣の女子が「まったく暑いのになにやってんのよ」てなこと言いながらも、その汗にちょっとトロッときちゃったりしてねぇ・・・羨ましいぞバカヤロウ!
その女子の浴衣は藍が良いですねぇ、最近のカラフルな柄も良いんでしょうが、やっぱり私ゃ藍、藍ですねぇ、白地に藍でも藍地に白でも、まっどちらでも良いんですが、湯上がりは白地、お祭りに連れ添うなら藍地かな、腕まくりしてドッと流れる男の汗とは違って、襟筋がちょっと光るくらいの汗をかいちゃったりなんかしてね・・・たまらん!
おやおや、真夏のバブ汁は脳をも溶かす毒性があるようです。やっぱ「キモイ」はな。(笑)
ともかく、そんなバブ汁をまずはシャワーで洗い流して、ビール片手に作った『料理当番、本日の一品』です。
カメラの調子が悪くて写真がぼやけておりますが、題して『漬けサーモンと温泉卵の共演』と、特製ミートソースと茄子のピザもどきです。
漬けといっても、醤油と酒で作ったタレにサッとくぐらす程度、手まり寿司のようになっている中身は温泉卵の黄身で、最後に、漬けダレ、レモン酢、レモンの皮、オリーブオイルを混ぜ合わせて作ったソースをかけました。
ピザもどきは、簡単ミートソースを作って、春巻きの皮に素揚げした茄子とそのミートソース、溶けるチーズを乗せてフライパンで焼くという、ごまかしピザです。
御飯組には、『漬けサーモンと温泉卵の共演』を貝柱のベーコン巻きに代えてお出し(笑)しました。
さて、今日の一枚は、フィル・ウッズとドナルド・バードの双頭バンドものです。
パーカーのオリジナル1曲、ウッズのオリジナル4曲、スタンダード1曲という構成。つまりは、ウッズのバード(パーカー)への想いの深さを感じたりするんですが、それ故にウッズもバード(こっちはドナルドね。笑)も、若さギンギンのやりたい放題というアルバムではありません。私はそこが逆に好きですねぇ。
パンチでバンバンとやられるってぇのも良いですが、落ち着いたアル・ヘイグのピアノのもと、想いを乗せたアルトと美しいトランペット、トータルとして染み込んでくる感覚は、〆の「LOVER MAN」を聴き終えるとジュワッと伝わるものが必ずあるように思います。
あれれ?なんだか今日は、ジュワとか、バンバンとか、ドーとか、トロッとか、そんなんが多くねぇ? あはは、こりゃやっぱり脳が溶けてますね。
THE YOUNGBLOODS / PHIL WOODS & DONALD BYRD
1956年11月2日録音
DONALD BYRD(tp) PHIL WOODS(as) AL HAIG(p) TEDDY KOTICK(b) CHARLIE PERSIP(ds)
1.DEWEY SQUARE
2.DUPELTOOK
3.ONCE MORE
4.HOUSE OF CHAN
5.IN WALKED GEORGE
6.LOVER MAN
こんな時は、辛ぁ~いカレーと、JAZZの熱い演奏が良いですね。
このウッズもジャケットからして熱いですね。
でも、ウッズは上手いですねぇ。
そうそう、昨夜は我が家もカレーでした。でもねぇカレーはつまみにならなくて・・・・私にとっては昼食ムキですね。