「What's JAZZ」のワルツさんが、お勧めとおっしゃる、加藤英介トリオの「シンプリー・イレジスティブル」を今日買ってまいりました。
あえて、プレビューを読まずに、とりあえず、私的に感想を書こうかと思います。
加藤さんというのは、とても力強いピアノを弾かれるのですね。
ただ、音を聴くかぎりですが実際は、もっと優しい音を得意とされる方なのではないかと感じてしまいました。
じつは、彼のピアノを聴くのは、ほぼこれが初めてなのです。
曲によって、パウエルっぽいフレーズやハンコックっぽいフレーズを感じ取れます。聞き込みが足りないので何ともいえませんが、もう少しドラム、ベースを押さえた演奏を一度聴いてみたい気がしました。
はっきり言いますが、このトリオのドラムは、私的には好きになれそうもありません。
悪いアルバムではありません、ただもう少しちがう形の方が彼のピアノが生きる気がしてしまいます。5曲目の「SWEET RAIN」のような曲を、「ドラムを代えて聴いてみたい」(小松さん申し訳ありません、これは個人の好みです、お許し下さい)
そんな理由からでしょうか、最も気に入った曲は、8曲目「WOMAN」でしょうか、(それでも、どうしてもシャリシャリはいるドラムが気にかかります)
酷評っぽくなってしまいましたが、とても良いアルバムだと思います。
人に紹介でもされないと、新たなミュージシャンのアルバムを買うという事が無くなってしまった今、ワルツさんからご紹介いただいたこのアルバムは、とても新鮮な感じがしました。ワルツさんには、感謝です。
「加藤英介」今後も楽しみに聴いていってみたいと思っています。
SIMPLY IRRESISTIBLE / 加藤英介トリオ
2003年6月24,25日録音
加藤英介(p) 林正男(b) 小松伸之(ds)
1.SIMPLY IRRESISTIBLE
2.KATHMANDU
3.SAGRADA FAMILIA
4.INNERMOST LONGING
5.SWEET RAIN
6.NAKED HEART
7.GROOVE ON
8.WOMAN
9.STAR EYES
10.民衆ロック
聞いていただけて嬉しいです。(^^)
バブさんの感想、楽しみにしていました。
ほんと、力強いタッチなんですよね。こんな
にハッキリとした音を出す人が、8曲目の
ような音も鳴らすというギャップみたいな
ものにも惹かれたりします。
ドラムは確かにかなりの存在感ですよね。
このアルバムのカラーにもなっているみたいですが。
バブさんのおっしゃる通り、これからも様々
な形で加藤さんのピアノを聴いてみたいです。
でも、新鮮みを感じたのは確かです。これからもお勧めのミュージシャンがいれば、どんどん教えて下さい。