フランス滞在日記

我が家のフランス滞在は今年12月までとなりました。
残りのフランス生活楽しみます。日本との違いなど紹介します。

5日目、最終日。~ボーヌからストラスへ~

2010-11-09 14:30:13 | 旅行
最終日は、まずボーヌ観光。

朝は、ゆっくり起きてのんびりしました。
主人が朝風呂に入ろうと思ったんですが、お湯が出ない

お湯や暖房用の燃料を切らしていて、朝早くに買ってきて補給したそうです。
こんなところに、ストの影響が
(夜、部屋も寒かった。)

フランスでは、10月20日に定年を60歳から62歳に引き上げる法案が議会を通過し、それに反対して、ストやデモが行われていたんです。
製油所までストをしたので、ガソリンが足りないという事態が各地で起こっていました。(ストラスは大丈夫でした。)

でも、ここブルゴーニュでは、3種類(98、95、ディーゼル)あるガソリンのうち、95しか販売されていませんでした。

朝食後は、きちんと暖房も入りお湯も出たので、良かったです。
お庭を散歩して、息子は猫ちゃんと遊びました。
ココのホテル、お庭が広いんですよ。
離れにもう一棟建物があり、奥は、リンゴの木がたくさん


ゆっくりした後は、ボーヌの街へ。

オテル・デューへ行きました。(正面入り口)
昔の病院ですが、ワインも作られていたそうです。


中庭。ステキでしょ?朝日がまぶしい。
こんな快適なところなら、病気も早く治りそう。


これが、一般病室だそうです。
すんごい、大部屋ですよね。。。
修道女達が病人をお世話していたそうです。
そのうち、評判が広まり、パトロンがついたそうな。
重病人用の部屋もありました。
開頭手術風景の絵や道具など、展示してありました。17~8世紀頃から、開頭手術ってされていたんですね。。。


オテル・デューを出た後は、市内でお土産購入。
前日、主人が気に入ったチーズをフロマージュリーで購入。
酒屋さんで、2008年(息子の生まれ年)のブルゴーニュワインを赤白1本ずつ購入。
それと、主人の生まれ年の赤ワインを1本。(←これお手頃価格だったんです。)
この酒屋さん、MAGNUMというんですが、奥さんが日本人で、日本への発送も行っています。
私の生まれ年もあったんですが、ちょっとお値段が高かったので、日本に帰ってからネットで買おうかな、なんて考えてます。



ボーヌで昼食をとった後は、シャトー・ド・クロ・ド・ブージョへ。

遠くからの全景。

現在は、もうワインは作っていませんが、中を見学できます。

15~18世紀に使われていた、古い圧搾機です。

この村では、11月の第三週末に「栄光の3日間」といって、盛大なお祭りが開かれています。
この様子も中でビデオで見ることができます。
(でも、アルザスの収穫祭と似たり寄ったりな気が。。。)
初日には、「利き酒騎士団」というものの入会式があるそうです。
このシャトーには600名ほど収容できる宴会場があって、(もとはワイン樽貯蔵庫)そこで会員を対象に年15回ほど会食が行われています。
栄光の3日間でも、使われるそうです。


ここを離れた後は、スミュール・アン・オーソワという村へ。
中世の街並みがきれいなことで有名です。

山の中に突然現れた中世の街、といった感じです。
坂が多く、歩くのにはちょっと。。。
遠くから眺めるか、この塔の上に登って景色を見ると良いでしょう。
時間がなかったので、急ぎ足で帰路に着きました。



帰りの高速で見かけたお城。
写真には写ってませんが、旗がたっていたんですよ!
きっと貴族が住んでるんだゎ。


夕食はパーキングで済ませ、夜10時頃家に着きました。
パパ、運転お疲れ様。

楽しい一週間でした。

そして、息子はすっかりパパっ子になったのでした。
いつも、旅行の後は成長する息子ですが、今回は「イヤイヤ期」が始まりました。
これも成長の印ですね。。。