あーバカだな。ウスウス自分でも分かっちゃいたけど。
この二週間子供の風邪で看病に明け暮れていた。
仕事&家事&看病でてんてこ舞い。
寝不足とか新生活で参ったんだろう。
父母二人共体調を崩したね。家族三人で討ち死にだぁ。
さてさて、参ってばかりいられない。
本題だ。
先日あったエライ事を書いてみたい。
日曜夜の22:00頃の話である。
子供もカミサンも寝静まって、一人静かにウンコをしていた。
コソコソと階段を下りてくる気配を感じた。
カミサンが切羽詰った感じでトイレのドアを叩いた。
『おー入っているよ』と返す。
カミサンは構わずドアを開ける。
『おいおいそんなに我慢できねーのかよ!おいらはウンコ中なんだから二階のトイレで済ましてくれよ!』
カミサンは小さい声で言った。
『違うの!外に変な人が居るの!』
俺
『はぁ。そうですか。どうでも良いけどウンコ中、
しかも肛門から実がぶら下がっているのでドアを閉めてください』
しかしまぁカミサンの顔が青ざめている。尋常ではない。
すぐさまヲシュレットのボタンを押して紙を・・・・そこら辺の描写は自粛しよう。
改めてカミサンに話を聞いた。
話を要約する。
夜遅い時間なのにおむかいさん宅から『ピンポン』の音が鳴ったらしい。
なんだ!?と思って二階の窓の端からチョイと覗いたら一人の男が立っていたらしい。
若干怪しい男だと言う。
カミサンは眼鏡をかけていなかったので眼鏡をかけなおして再度覗いた。
覗いた時に男が急に振り返ってこちらの窓を見たと言うのだ。
まぁまぁ見る事もあるでしょう。
ただカミサンが結構ビビッているので振り返った男が相当怖い人相だった事が分かる。
ただ我が家の住宅地内は結構な田舎であり、
閑静な・・・いや閑静なんて言うと格好が良いイメージだ。
近所にコンビニも無いヒトケの少ない住宅街だ。
新聞の勧誘などの怪しいヤツが入り込んだら、目立つのでスグ分かる位の田舎だ。
そんな住宅地に怖い人相の男。。。。どんなヤツだ?
今夜はこのまま平和に終わるだろう。
でも明日の夕方あたりのニュースでお向かいサン宅が殺人事件!
なんて報道があったらやだなぁ。
NHKとかがインタビューを取りに来て
『そういえば前日に、カミサンが怪しい男を見ましたよ』
なんて言って大騒動になったら嫌だなぁ。
犯人から逆恨みで我が家がターゲットになったらメチャコエーな。
俺は若干ビビリながら一階窓のカーテンの隙間から外を見た。
誰も居ない。。。居なくて良かった!
と思いながらも覗いている俺を、向こうがじっと見ていたらどうしよう。
二階に行って道路側の窓を覗いた。
俺が覗いているのを怪しい男が向かいの家の影から見ていたらどうしよう。
俺は勝手にかなりビビル。
イザとなったら大声で叫んで野球のバットを持って
追いかければ近所の旦那達が出てくるだろう。
更に庭側の窓を見る。
『カサカサ』と音が鳴る。非常に非常にビビル。
庭をチャンと覗く為、ベランダに出た。
ベランダから庭を見下ろした。
変な男が我が家の庭で立ち尽くしてベランダを見上げている。
俺の事をジッと見ている。
『えええええええええええええええええええ!!!コエー!!!』
そのままエアコンの室外機を足場にして上ってきた!!!
コエー!
なぁんて真っ赤な嘘である。そんな事があったら怖いっす。
庭を覗いたまではマジだ。だけど誰も居なかったね。
ただそういう想像したのだね。怖いね。
カミサンがビビリすぎて俺も一緒にビビッてしまった。
しかしカミサンの情報が乏しくて誰だかさっぱり分からん。
多分お向かいサンの親しい人なんだろう。
なんだか小学生みたいに夫婦二人で勝手にビビッタ夜でありました。
俺は昔からビビリーなんだよなぁ。