赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
↑次にお星さまが増えるのはいったいいつになるのでしょう…
 



世の中、少なくともマスコミはW杯モード一色に染まってきている。一方で、自分はといえば、テレビの前で絶叫していたドーハやジョホールバルの頃に比べて年々代表に対する想いは薄くなってきている。今回の大会についても、マスコミが必死に煽れば煽るほど、それに反比例して冷めた目で見ていた自分がいた。

ところが、だ。昨晩なにげなくスパサカを見ていたら、コインブラさんが緒戦豪州戦のスタメンとして「何もなければ」とした上で示唆したメンバーにオレたちの坪井が入っているらしいじゃあないか。これを聞いてからと言うものの、さすがの自分もにわかにドキドキソワソワしてきた。少なくとも鳴り物入りというほどでもなく、一大卒選手として浦和に入団してきたあの坪井が、遂にW杯のピッチに立ってしまうのだ。もう想像しただけで目に汗かいちゃいそうだ。胸騒ぎが止まらない。もう子供を見守る親のような心境、いや子供はいないからわからんが・・・。こうなったら当日は意地でも仕事を早めに切り上げて自宅で祈るような気持ちでテレビの前にいようと思う。

一方で残念なのが伸二。これまで、コンディションさえよければスタメン確定だった伸二がここに来てそのスタメンに入っていない。ようやく、ようやく良いコンディションで晴れの舞台を迎えられたときにこのような状況に陥るとは皮肉なものだ。状況は厳しいが親善試合はあと2試合ある。あきらめずにそこで活躍してヤクザ福西あたりからスタメン奪取して欲しい。チームのバランス?そんなことは知ったことか。J2に降格した当時の浦和に残ってくれた天才・小野伸二には、自分は未だに特別の想いがある。甘い、そうだろう。でも伸二には今回こそ思いっきり楽しくプレーさせてあげたい。

そしてスタメン当確のアレ。今期の絶好調の勢いそのままに大暴れして、これまでしたり顔で散々ボロカスに言ってきたヤツらをギャフンと言わせて(死語だな)跪かせてやって欲しい! アレの父ちゃんが浦和のジャージ着てテレビに出てたという話を聞いてその願いはさらに強まった。あと、個人的にはいつもどおり君が代を熱く歌い上げるのも期待してるよw

というわけで、普段、特にくだらない親善試合とかでは代表についてヒネたようなこと言ってるけど、現金なもので何かちょっとだけテンション高まってきた。いやそれでも浦和の勝ち進んでいるナビスコ杯>>>>W杯には変わりはないし、とりあえずまずは来週の川崎戦だけど、それでも6月はニワカ代表サポになります。

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Everyone knows the song that Millwall fans sing, to the tune of 'Sailing': ' No one like us/No one like us/No one like us/No one like us/We don't care.' In fact I have always felt that the song is a little melodramatic, and that if anyone should sing it, it is Arsenal.

Arsenalのサポである筆者が、Arsenalがみんなから嫌われることについて記述している。その理由について彼は自らの愛するクラブは”We're boring, and lucky, and dirty, and petulant, and rich, and mean, and have been, as far as I can tell you, since the 1930's."、つまり「30年代から今(この本がかかれた91年)に至るまで、ひたすらサッカーは退屈で、運だけは良くて、薄汚くて、キレやすく、金はあってもそのくせ中位を彷徨っている」ことを挙げている。センスが良くてフェアであったりするWest HamやTottenhamとは対極にあるという。随分と自嘲的だが、そんなものだろうか。しかしArsenalが嫌われていたとは知らなかった(現在はどうなんだろう?)。

しかしそれより笑えたのはMillwallのファンが"Sailing" 、Rod STEWARDの名曲で、いわずと知れた"We are Diamonds"の原曲を歌っていたという点。"No one like us."というと自嘲的にも感じられるが"We don't care."と歌っているあたり、誇らしげに歌っていたのかな? 聞いてみたいなあ。

(このシリーズ、gooに移転してくる前から書いてます。興味のある奇特な方は”お気に入り”の「赤い彷徨」の『読書感想文』のカテゴリをご覧ください。)



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