前回のつづき
試合前日のシメは南山韓屋村(ナムサンハンノマウル?)。明洞からでも歩いていける距離にある施設で、要はソウル市内に点在していた伝統的家屋を一箇所に集めて見せ物にしている場所。どうせ空いているだろうと思って行ったみたら、この日は秋夕のイベントか何かで地元の人々でごった返していてやや当てが外れた。ただ、思いもよらず(恐らく伝統的な)舞踊や演奏が無料で見られてちょっと得をしたかもしれない。まあ、いずれにせよ司会のお姉さんが美人だったのでそっちに視線を奪われがちではあったが。

白い衣装の女性が舞い踊る
数百年前のヤンバン(支配層)から中流までいろいろな階級の人々の家屋があったのだが、思いのほか天井が低く、やっぱり人間随分と大きくなったんだなあとあらためて実感。また、韓国伝統のオンドル(床暖房)の様子なども見られて興味深かった。しかし如何せん人多過ぎで、もうちょっと静かにゆっくりと見たかった。てか、ここに限らず韓国人は博物館とかでもかなり騒々しいなという印象が今回は残ったのだが。

伝統的家屋の後ろにはソウルタワーが聳え立つ
名所旧跡系ならソウルには他にもいくつかあるのだが、今回は時間的にこれだけで我慢して翌日の試合に備えてゆっくり寝ようということで、南山韓屋村を後にする(まあ来年以降もACLで韓国を訪れる機会はまたありそうな気もするしw)。ホテルに戻って荷物を置いてどこかで夕飯を貪ろうと思っていたが、ドッと疲れが出てしまい、結局ホテルの角にあってヒマそうにしていた屋台で「たこ焼き」をしこたま買い漁ってしまった。ホテルでビールで一杯やりつつたこ焼きを腹いっぱい食べながら、テレビで初めて「冬のソナタ」(原題は「冬の恋歌」という意味らしい)を見た。そのうちに段々と眠くなり、翌朝はバスツアーの集合が9:30ロッテホテルのロビーにてだったのだが、アラーム付き時計を手に入れていたため安心してそのまま安らかに就寝。
(つづく)
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