さて、標記旅行もいよいよスペインはバルセロナからフランスはパリに入国。今回はLCC利用ということでメジャーで出張の際に使ったことのあるシャルルドゴール空港(Aéroport de Paris-Charles-de-Gaulle、CDG)ではなく第2空港的位置づけのオルリー空港(Aéroport de Paris-Orly、ORY)にタッチダウン。CDGが開港するまではパリ唯一の国際空港だったようですが、もしかするともう2度と利用することもない空港ということで変なところでひとりやや興奮するインフラヲタ。
無事に宿にチェックインしてまず向かったのは「モンマルトルの丘」(Montmartre)。到着が夕方だったのでまずは宿から歩いて行ける距離のスポットを潰しておこうという主旨でしたが、この丘の麓の大通り(クリシー通り(Boulevard de Clichy)はかの有名なキャバレー・ムーランルージュ(Moulin Rouge)もあり観光客も多く非常に賑々しい、というかもっと言えばポルノショップなども多く「いかがわしい」感じで、異様な雰囲気を密かに楽しみつつ(笑)も緊張感を持って歩きました。ムーランルージュのショーも見ておきたかったが、財政的にもタイムスケジュール的にも今回はパス。
さてこのモンマルトルの丘、「無理やりミサンガみたいなものを腕に巻いて金を要求してくる少年たちがいるので注意」という旅行ガイドの記載そのまんまに少年たちが近づいてきてミサンガを巻かれそうになる一幕も。幼い日のティエリー・アンリのようなその少年の腕を強引に振りほどいて年甲斐もなくガンを飛ばしてしまいました(笑)金を払わされているオバさんたちも実際いまいたので、こちらに行かれる際は念のためご注意を。写真は丘の上に聳えるサン・クレール寺院(Basilique du Sacré-Cœur de Montmartre)です。
そしてその映画の主人公アメリさんが働いていたカフェ(カフェ デ ドゥ ムーラン(Café des Deux Moulin)で早めの夕飯を頂きました。日本人だけでなく世界中のアメリファンと思しき女の子たちがここでキャッキャッと写真を撮ってもらっていて、ああ聖地巡礼の文化は我が国だけじゃないんだなあとと感心するやらホッとするやら。