赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 





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J-league Div.1 - 2017 season 2nd sec.
Urawa 3 v 1 C Osaka @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

横浜での開幕戦を落としたため何としても勝ちたいホーム開幕戦は昇格組のC大阪さんとの対戦。もともとタレント軍団であることに加え、今季からは鳥栖で成功をおさめ、浦和も何度も苦杯を舐めさせられたユン・ジョンファン監督が就任ということで苦戦も予想していましたが、蓋を開けてみれば、後半足が止まってオープンな展開に持ち込まれつつも基本的には浦和がC大阪さんを圧倒したといって差し支えない試合となりました。浦和は両サイドはローテーションせず、ボランチはソウル戦完全休養の阿部と青木のコンビ。前線は1トップラファエル・シルバに興梠、武藤の2シャドー。リベロには遠藤が配置されました。今回は駒井がベンチ外の完全休養でした。



C大阪さんは4-4-2で柿谷、杉本両選手の2トップ。清武選手と水沼選手が欠場で代わってサイドハーフに入ったのは浦和OBの関口選手とドルトムント在籍経験もある宇賀神のそっくりさん丸岡選手でした。そのC大阪は予想以上のリトリートで前線の選手たちも西川含む浦和のバックラインに対してほとんどプレッシャーもかけてきませんでした。そして、2ラインを敷いてリトリートのそのC大阪に対し浦和は序盤攻めあぐねますが、武藤がバックラインからのロングフィードでC大阪守備陣の裏を2度ほど脅かしていたのは、今思えば前半22分の先制ゴールの伏線と言えたのかもしれません。遠藤が楔を入れるパス。それを興梠がスルーしたボールを受けた武藤が振り向きざまに決めてくれた先制点でした。



先制されてC大阪さんも前に出てくるかと思いましたがそういうわけでもなく、更に浦和が攻勢に出ます。今日も攻守に走りまくってチームを牽引してくれていた武藤が左SB丸橋選手からボール奪取しスペースに出したボールにラファが反応、ラファのシュートは相手GKにセーブされますが、リフレクションを逆サイドにいた興梠が詰めてまんまと追加点奪取に成功。守備面ではC大阪さんの前線へのボールは遠藤や阿部が回収して危なげない感じの前半でした。ハーフタイムは両チームともメンバー交代はなしで折り返し。



後半に入って多少C大阪さんも攻勢に出ますが浦和優位は変わらず。52分にこちらも活躍の目立った青木からラファにスルーパス、これをブラジル人らしく落ち着いて決めて3点目で試合をほぼ決定づけてしまいます。C大阪さんも関口に代わり清原を投入し、そして丸岡に代えて山村を投入していわゆる「山村大作戦」までしてきます。浦和は59分に横浜戦の2失点目と同じような形でCKからニアに飛び込まれて失点を喫し、その後は連戦の疲れもあってか足が止まって防戦気味になりますが耐え忍んで逃げ切ります。C大阪さんはユン監督の指揮していた頃の鳥栖のような、豊富な運動量や激しい当たりといった要素は今日のところはほとんど見られませんでしたが、考えようによってはユンさんの指導が浸透する前に当たっておいてよかったのでしょうかね。まあ、いずれにせよ余所様のことを考えている余裕はありませんね。

J1第2節 浦和3×1C大阪@埼スタ

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