沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

さよなら2024年

2024年12月31日 | 年末年始

 2024年もあと数時間となりました。みなさんにとってどのような年でしたか。下写真は出勤途中の青空。この冬はホント晴天に恵まれました。

 さて、2024年は不幸にも災害の年だったと言えるでしょう。石川県の能登半島地震、沖縄本島北部の大雨被害などで多くの被災者が発生しました。また、沖縄本島は大きな影響がありませんでしたが、11月に史上初4個の台風が沖縄に同時接近するという異常事態もありました。被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

 政治では自公政権が過半数割れするなど歴史的な選挙イヤーとなりました。裏金問題だけではなく、長く続く不況、社会の閉塞感に対して政治への怒りが増幅したようにも見えます。とは言え投票率は年々低下しているので国民の意図が反映されたともなかなか言い難いのが現実です。サイレントマジョリティーが増えているように見えるこの国の未来が心配です。 

 アメリカではトランプ氏が「またトラ」を実現し、来年早々に大統領に復権します。裁判所を襲撃させるような順法主義のかけらもない人間に最高権力を与えるなんて。世界最強大国の国民も何を考えているやら。とにもかくにも「アメリカファースト復権」が、ウクライナ侵攻やパレスチナ問題などにどのような影響を与えるのでしょうか気になります。いい方向に向かうことを祈るしかありません。

 そんな日米の首脳交代に関連してですが、オールドメディアの衰退を突きつけられた1年だったとも言えます。新聞、テレビの予想などもはや当てになりません。「自分たちこそ正しい」と主張を一方的に世の中に押し付けてきたオールドメディアも猛省しなければなりませんね。

 〝闇バイト〟に代表されるように、我が国の治安悪化の現状を目の当たりにした1年でした。ネットからの指示だけで、行ったこともない地方まで出向き、その日に初めて会う〝仲間〟と凶悪犯罪に手を付ける。そこまで追い込まれた人間がいるということです。「水と安全はタダ」とも評された日本の治安の良さも過去の話ですね。沖縄ではまだ玄関の鍵開けっ放しというおじー、おばーの家もたくさんあります。常に鍵を閉めるように、知らない人が来てもけっして扉を開けないように、と諭す時代になりました。治安が悪いことほど悲しいものはありません。世の中を信じられなくなるからです。自分の身は自分で守る、そう息子にも教えようと思います。

 毎年書いていますがAIの進歩が目覚ましいですね。チャットGPTも使いこなせない8郎ですが、AIの能力が人間の生き方を少しづつ、同時に革新的に変えてきているのは実感しています。AIとの向き合い方を誤ると、いずれ何かにぶつかることでしょう。ブログの記事を書く作業なんてAIがやってくれる時代なのです。8郎は頭の体操かつ文章能力の維持を目的にブログを書いているので、現時点でAIに頼ろうとは思いませんが、いずれそういう生き方をAIからダメ判定を食らうことになるかもしれません。

 スポーツ界では大谷翔平選手の「50-50」とパリ五輪という2大ニュースがありました。ドジャース移籍1年目で、自らの人生計画に書いてあるというワールドシリーズ優勝まで果たしました。永遠の野球小僧である8郎的にはパリ五輪の全選手の全活躍を合わせても、大谷選手1人の偉業にかなわないですね!(気持ち的には50-50より三冠王獲ってほしかったけど)。大谷選手は来年は投手も復活するそうなので、楽しみがまた戻ってきます。サイ・ヤング賞、いや、メジャーリーガーにとって最高の栄誉であるMVPを4年間で3度も取っている選手ですから、メジャー最多記録であるバリー・ボンズの7回にさらに近づいてほしいと思います。

 パリ五輪は試験ともかぶっていたのでほとんど見ていません。バスケ男子が強豪フランス相手に大接戦をしたことが記憶にあるくらいでしょうか。172㌢の河村勇輝選手が、224㌢のウェンバンヤマ相手にまた抜きパスを出した瞬間は最高でした。あと、女子柔道で日本勢金メダル第1号となった角田夏実選手の巴投げは素晴らしかったです。

※今年最後の記事はニュースがなく写真もないので、8郎の飲み歩きの写真を使わせていただきます。下写真は先日沖縄市で見つけたバー。とてもいい店だったのですが、8郎の行きつけ候補にもしたいので店名は控えさせていただきます。

 若いオーナーさんや店長さん、そしてスタッフのRちゃんなど話題も豊富でとても楽しい時間を過ごせました。ほかの常連さんともお友達になりました。気づけば50代のおっさんは8郎1人でしたが(笑)。

 機会あればまた伺います。

 

 8郎家のもろもろを振り返ります。

 結婚20周年の節目でした。当ブログでも3回にわたってご報告した通り、広島県の宮島・尾道という観光名所を家族3人で旅してきました。強行日程ではありましたが、息子と回る最後の旅かもしれない、という覚悟の下、8郎家なりに楽しんできたつもりです。

 また、息子の硬式野球チーム九州大会出場のおかげで長崎県まで応援しにいくことができました。息子に感謝です。

 8郎自身にとってここ数年最大の課題である中小企業診断士1次試験で6度目の不合格💀と相成りました。お恥ずかしい限りです。しかし、あきらめることなく挑戦を続けているので、6回の失敗はイコール6年間の蓄積と捉えています。2025年の1次試験は得意3科目のみなので絶対合格を果たし、その勢いで10月の2次試験にも挑む所存です。

 異動してきた現部署は本日2回目の年越しを迎え、来年4月からラストイヤー(予定)の3年目が始まります。いろいろな意味で居心地がいいので通算3年間を全うしたいと思います。

 新年2025年は8郎も52歳になります。サラリーマン人生の大きな転換期と見据えるアフター55の世界へもう時間がありません。できる限りの準備を地道に進めていこうと思います。いや、しなければなりません。

 愛息10郎は学力低下がかなり懸念されます。前にも書きましたが直近の試験が270人中100番でした。このままでは志望校には到底合格できません。「普通でいい。一生懸命頑張ることはかっこ悪い」と思い始めた節が見え隠れするのが一番の懸念材料です。思春期特有の反発もあると思いますが、その生き方を模範として見せられない親も悪いですね。さらに交友関係も悪友がいて、授業にも連鎖反応を及ぼしているようです。14年前の誕生時に「偏りなくたくさんの友達をつくってほしい」という願いを名前に込めました。なので父から息子に「友達を選べ」とは言いたくないのですが、確かに悪い影響しか与えない友人というのはいるものです。仲間を下へ下へと引っ張って行く。そうなればもう友達とは呼べないでしょう。その辺は本人の判断で一定の時期、一定の距離を置くなど対応を考えてほしいと思います。来年は義務教育最後の年です。「人生で最も大事な1年」のベスト5に入る年だと思っています。後悔せずに自分のために時間を使ってほしいのです。

 そんな10郎ですが2週間ほど前に「手足口病」に罹りました。もちろん初めてです。これが思ったより長引きました。熱は微熱のままなのですが、舌に湿疹ができてしまい、それが痛くて食事ができないのです。ほぼ水を飲むだけだった3日間で体重が5㌔も落ちるほどでした。人間って食べないとだめだなと痛感しました。お陰様で今は回復し、先ほど年越そばも完食しました。クリスマスに食べられなかったケーキを紅白を見ながら食べさせたいと思います。ケーキは妻御用達のジョーギさんです。

 毎年恒例だった「8郎家クリスマス忘年会」はキャンセルとなりました。甥っ子のたいちんが浪人生であり1月に試験があることなどが理由です。寂しいですけど仕方ないですね。親戚のみんながよい年末年始を過ごせることを祈っています。 

 下写真は先ほどのバーのあとの2次会で利用したお店。単身赴任時に毎週使っていた居酒屋です。1年ぶりにのれんをくぐった8郎を、若い店主さんは覚えていてくれました。

 当店名物の「牛筋煮込み」を注文。おいしゅうございました。体も温まりました。

 浦添在住の身なのでなかなか利用できませんが、上記2店、いつか必ず利用します。

 下写真は年末年始に完読したい本たちです。ミステリーが中心ですね。はい、右端の『アルジャーノンに花束を』は買ってから数カ月たちますが、まだ5分の1くらいしか読んでいません。読んだ方なら分かると思うのですが、前半は知的障がい者が書いたていになっており「人」を「しと」、「手術」を「しじつ」など平仮名書きになっているので、非常に読みづらいのですよ! 一部ネットでは不評の嵐です(笑)。でも後半からは〝人生最大級の感動〟が訪れるらしいので我慢してページをめくろうと思います。

 AIの時代でも活字文化の素晴らしさに変わりはありませんね。

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 最後に当ブログについての立ち位置についてです。開設が2006年2月なので、新年2025年2月でなんと20周年を迎えることになります! 「ウェブの世界で情報発信することとはどういうことなのか」という興味から始めた当ブログ、運営会社を1度移管しながら20年近くも続けて来られました。20年という月日に管理者である8郎が一番驚いています。その間に内容が、別にウェブの世界に共有するほどの価値もないただの庶民日記(笑)になってしまったことは否めません。しかしブログチェッカーの皆さんからの応援などコミュニケーションにも役に立ちました。8郎個人的にも備忘録としてかなり役立っています。

 とはいえ、いつまでもダラダラと続けるのはどうかと、長年悩んできたのも事実。なんら収益が入っているわけでもありませんし。以前にも書きましたが、20周年を機にイベントでもやるか、少なくともリニューアル程度はしようか、逆に潔く閉じてしまおうか、など年内で決めようと考えていました。が、決めきれず。。。優柔不断なおじさんほどかっこ悪い生き物はいませんね。ということで「予定は未定」のまま年越しとなります。ご意見、アドバイスあれば教えてください。更新頻度はさらに低くなると思います。

 おっさんブログの今後はともかく。。。

 とにもかくにも、今を生きられる当たり前の幸せに感謝しなければなりませんね。

 あと数時間でやってくる2025年、自分を信じて一歩一歩頑張りましょう。

 これからBS録画していた『虎に翼』のダイジェスト版を家族で鑑賞するので今日はこれにて。

 では、みなさん、よいお年を! 


孤独の車中泊 with ハリアー@南城

2024年12月30日 | キャンプ、車中泊

 表題の通り人生初の「孤独な車中泊」を敢行してきましたので報告いたします。下写真は車中泊の相棒を務めてもらった愛車ハリアー(80系Sグレード)。買ってから1年3カ月、まだまだ光り輝いています!

 ハリアーが我が家に納車されたときの感動を記録した記事もリンクしておきます。

 

わが家に白いハリアー - 沖縄 8 Scene

今はなき愛車X-TRAILの遺志を継ぐ新しい相棒、いや新しい家族となる新車が8郎家にやってきました!3月に契約したトヨタ・ハリアーです!半導体不足などの影響で半年の待機...

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 車中泊、とかっこよく書いても、読んでいただければお分かりのように、特に何もしていません。セミプロYoutuberの方々のような内容は期待しないようお願いいたします。

 さて、なぜ51歳のおじさんが車中泊、しかも〝孤独〟に出たかというと、理由は2つあります。

 1つはハリアーを購入して1年以上たちますが運転回数が少なく、愛車と言うにはほど遠い関係でした。車中泊することによって、より距離を近づけておきたいと考えたのです。

 もう1つは新しい趣味、気晴らしを見つけたいと考えていたからです。これまでの最大の趣味、気晴らしといえば30代はダイビング、40代は愛息10郎の学童野球サポートだったような気がします(飲み会もそうだったかもしれませんが、収入も右肩下がりになっていく今後を想定するともはやコスパが悪すぎます)。いずれも時の流れと自らの加齢によりそこまで注力できなくなっています。日ごろのストレスを解消し、新しい発見を手に入れることができる何か、かつ手軽にできること、と考えた末に浮かんだのが車中泊だったのです。過去の車中泊で相棒を務めてくれた愛息は「これからは1人で行ってくれよな」というセリフを残して車中泊を卒業しています(寂!)。なので「孤独」の車中泊となるのは必然です。

 と言うことで、現時点では当面の趣味として車中泊を有力候補の一つと位置付けているのです。

 さて、上記記事にも書きましたが、我が家のハリアーはおしゃれなオプションを一切付けてない、いわゆる〝すっぴん〟ハリアーです。すっぴんな理由はもちろん8郎家にお金がなかったからです。でも最低グレードのSでも、構造上は上位グレードと全く同じ。つまり走行性、安全性は全く同じなのです。ハリアーに乗っていることに違いはない、という庶民的な考えからコスパのよさを優先しました。

 ところで80系ハリアーは車高が低いので車中泊には向かないと言われてきました。8郎もエクストレイルから乗り換えるときに車中泊をあきらめかけたくらいです。最大の理由は、後部座席をフラットにしてしまうと天井が低くて座れない、こととされています。それは紛れもない事実です。しかし一方で、意外や意外、唯一無二の機能も備えていることを下記Youtubeチャンネルが教えてくれたのです。それは、①防音機能、②耐震機能の2つです。

 ①は、キャンプ場だと他客の歓声やBGMの音などが耳障りな場合に頼りになります。②は多少の風にも揺れないということです。エクストレイルで港に泊まった時は、海風のお陰で風音が終始鳴り、車体も揺れ、当時小学生だった愛息10郎が眠れるか心配したものです。いずれの点でもハリアーでは心配なさそうです。教えてくれたチャンネルをリンクしておきます。

 初の「孤独な車中泊」に向けて、事前にアイテムをいろいろ購入しました。まずは車中泊の必需品サンシェードです。写真は後半でご紹介します。寝るときに野外の灯りを防ぐのと同時に外からの視線をカットしますし、防寒にもなります。税込7千円チョイでした。

 ハリアー🦅ロゴ入りサングラスホルダー(右、税込2,039円)と、水平器(左、税込1,192円)です。水平器は車中泊の場所を決める際になるべく車が傾かない場所を選ぶときに使います。

 ところで水平器を使うことはありませんでした。使うのを忘れてしまったからです(泣)。おかげでちょっと前のめりの場所に駐車してしまいました。。。

 一人旅なので荷物もこんなもんです。

 後部座席も片側だけフルフラットにすればOK。倒していない方は夜の書斎として活用します。

 いざ、南城市に向けて出発。仕事で毎日使っている古い社用車とは全然違う加速性、安定性が頼もしいですね。途中のコンビニでも撮影。

 自宅30分ちょいで、昨年からセ●ハ●疑惑で話題のお方が君臨する市役所が右手に見えました。目的地は市役所の反対側にあります。

 こちらです。

 そうです。長年のブログチェッカーさんならご存知の2年前の「子連れの車中泊@南城市」と同じ場所なんです(笑)。当時の記事もリンクしておきます。まだ小学生だった10郎がかわいかったなぁ(親バカ御免)。

 

子連れの車中泊 FINAL @南城市 - 沖縄 8 Scene

愛息10郎と3度目の車中泊キャンプをしてきたので、報告いたします!ほぼ2年ぶりです。下写真は過今回のポイントを車窓越しに写したものです。過去最高のポイントでした...

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※実はこのホテル、車中泊用の駐車スペースがあったのですが数年前に廃止したのだそう(もちろんキャンプスペースなら車中泊できます)。なので8郎は400台分ある広大な一般駐車場をお借りすることにしたのです。ただし正面切って問い合わせると「一般駐車場はおすすめしておりません」などとやんわり断られる可能性があります。なので、施設内の飲食店でアルコールを飲んで駐車場で仮眠を取る客、というていを取ろうと決めたのです。そんな客を施設から追い出すことはないだろうという算段ですね。ということでホテルに迷惑がかからないよう検索エンジンで上がってこないよう施設名は書きません。あしからず。ま、記事と写真ですぐ分かりますけど。

 館内を覗くとすでにクリスマスモードでした。

 ホテルを出て駐車場に戻ります。冬の木立と愛車のツーショット。すっぴんハリアーさんは枯れ木を前にしても映えますね~。

 ホテルに近いスペースに車中泊場所を確保しました(ここで水平器を使うのを忘れてしまったのです)。右手を見ると、なんとJEEPラングラーが鎮座しているではありませんか。しかもブラック。かっけ~。余りに重厚感あるたたずまいゆえに無断掲載させていただきます。

 我がハリアーが国産色白すっぴん美人だとすると、勝手ながらこのラングラーアフリカ原産マッチョな黒人と言えましょう。パワー、ワイルドさでは相手になりません。購入金額も。。。しかし8郎は知っています。前の愛車エクストレイルを買う前にさんざん調べたのです。ラングラーはフルフラットにしても172㌢程度しかないことを!(愛息10郎がギリギリ寝れるくらいです)。対して我が家のハリアー設定次第では、エクストレイル同様に180㌢を軽く超えるのです。179㌢の8郎でも足を伸ばして横になれるのです。

 はい、高級外国車に対してせこいマウントを維持しながら、車中泊の準備を始めます。サンシェードを全車窓に張り付けるのにちょっと時間がかかりましたが、寝床の準備はサクっと2分で終わりました。

 温泉に入る前にウオーキングに出かけます。ホテルを出てサイクリングコースがあると聞いていたからです。ホテルを出て2分のところにこのような居酒屋(テラス?)を発見!。(さと)という店名のようです。看板を見ると2022年オープンのようです。ちょい飲みというぼんぼりに超誘われますなぁ。 

 今回は行きませんでしたが、帰宅後ネット検索してみると高評価でした(市役所もできたから需要はあるのでしょうね)。次回はちょい飲み検討します! ご参考までにサイトをリンクしておきます。

里 〜住む人 訪れる人 癒しのテラス〜

 サイクリングコースを歩くことにしました。

 橋の上から西側の眺め。市役所近隣は開発が進んでいました。H庫県知事もそうですが、パワハラ、セクハラが指摘される権力者がいる地域は経済的に発展している自治体が多いようにも見えます。だからこそハラスメントが横行するのでしょうか。。。

 反対の東側。このまま下ると「新里ビラ」という県内でも有名な急坂になります。

 サイクリングコースにはススキが満開。沖縄もようやく冬です。

 これより奥に行くと舗装もされていないようです。引き返すことに。

 このホテルを選んだ最大の理由がこちらです。そうです、温泉♨です。宿泊客ではないのでビジター料金1,850円(税込)を支払いました。

 海洋深層水を使った温泉で体を温め、サウナも満喫しました。最高でした。

 隣接する食堂でビールと夕飯をいただくことに。

 正確に言うとビールではなく発泡酒だったようです。ちょっと残念。

 飲み放題プランも勧められたのですが、ぼっちなので遠慮しました。ロースカツ定食(1,020円)にしました。カツは冷凍食品感に満ち溢れていましたが、ヒンスー育ちの8郎にはおいしゅうございました。

 お腹を満たすと、宿ともなる愛車ハリアーに戻ります。真っ暗なのでピントも合っていません。

 スマホ情報によると、この夜は風速16㍍、温度も16度でした。でも、ハリアーの中は風の音もほとんど聞こえず、もちろん温かかったです。いったんエンジンをかけて、スマホを充電しながらテレビを鑑賞。妻によく似ていると言われるタレントさんがそこにいました。

 これも事前に購入していたイルミネーションがいい味出していました。色も変化できますよ。

 携帯も充電できたのでエンジンを切ります。車中泊モードに突入です。

 クーラーボックスの中にはホテルハリアーのウェルカムドリンク&デザートが入っています。今晩のおつまみです。ほかにビーフジャーキーも買っていたのですが、撮影時にはすでに完食していました。

 助手席後ろが書斎となります。ピンぼけしていますが、足元の余裕感をご覧ください! 足を組むことだってできます。いつかのLCCの席より余裕があります。

 今回読んだのは米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)さんの傑作短編集『満願(まんがん)です。なんでも2014年に「ミステリーランキングで史上初の3冠」を取った傑作だそうです。

 6編中4編目の『万灯』まで読みました。8郎が敬愛する小説界の2代巨匠、松本清張氏と横山秀夫氏を足して2で割ったような作風です。作者の米澤氏は8郎より若いようです。いずれもとても面白かったので残り2編まで完読した暁には不人気カテゴリー「読書」で感想を書かせてください。

 12月なので孤独なクリスマス🎄ケーキをいただきました。スフレ・プリンです(スフレなのかプリンなのか、どっちなんだい)。税込328円と高価でしたが、トータルでコスパのいい遊びなので、これくらいは。。。

 うまっ! 50歳を超えてもクリームが大好きな永遠の食いしん坊です。これはまた買ってしまうやつですね。

 午後11時には消灯。防音、耐震に優れたスイートルーム「ハリアー」で、これまでの人生、今後のこと、いろんなことを考えました。その時間を作れたことが、孤独な車中泊の最大の成果だったのかもしれません。

 車中泊してよかったです。

 ・・・とかっこよく書いてきましたが、実は想定外のアクシデントがあったので記録しておきます。寝る前にトイレに行こうとドアの鍵に指を懸けた瞬間、、、

 

 ブブブー!!!

 

 ものすごい警報音が暗闇に響き渡ったのです! 最初は近隣の車がクラクションを鳴らしたのかと思ったのですが、音源からすると明らかに我がハリアーから鳴っています。慌てて電子キーのボタンを押しまくると、警報音は止みました。「いったい今のは何だったんだ・・・」。しばし茫然としましたが、落ち着いて考えてみると、電子キーでロックしてから時間が立っていたのでハリアーのセキュリティシステムが「不審者によって開錠されかかっている」と誤認識したのだろうと推測しました。結果、その通りでした。冒頭にリンクしたYoutubeチャンネルでも同じことが指摘されていました。次から気を付けます! あー、びっくりした。

 サンシェードの隙間から朝日を感じて起床。

 完全フルフラットだったエクストレイルに比べ、ハリアーは多少傾斜があることが難点とされていました。確かに傾斜部はあるのですが、ほとんど違和感なく眠れましたね。起床後、多少の腰に張りを感じたのは傾斜のせいかもしれませんが、気にするほどではなかったです。

 冒頭にも載せた、朝焼けのハリアーの別カットです。ご覧ください、すっぴんの美しさを!

 反対からも。ご自慢のホワイトパールクリスタルシャインが朝焼けに輝いています。

 このホテルには朝もトイレをお借りするなど本当にお世話になりました。温泉代1,850円と飲食代約1,700円の計3千円超を支払い、ゴミ一つ捨ててないので許してください。

 ホテルを出発します。お世話になりました。

 南城市内に見学しておきたいスポットが2つあったので、ドライブがてら下見して帰ります。

 まずは今年オープンし、近隣に大渋滞を呼び起こすなどメリット、デメリットで話題を振りまいた「COSTCO」さんです。と言っても個人的には全然興味がないので場所確認しただけで通過。そもそも朝一なので開いてないし。こちとら生まれも育ちも沖縄の生粋のウチナンチュ。サンエー、リウボウ、かねひでを優先して使います。

 沖縄の絶景ドライブコースのベスト5の常連であるニライカナイ橋へ。

 しかし写真はないので、動画でご鑑賞ください。

 ニライカナイ橋を降りても朝焼けの絶景。神の島久高島の方向です。

 南部を東から南へとぐるっと回って目的地の案内板が見えました。2022年に新規開業した「NEOS Outdoor PARK 南城」さんです。この看板を右折し坂道を降りて2分です。

 下り坂からも美しい朝焼け。

 到着。志喜屋漁港に隣接しています。

 海側にテントサイトなどがあるのですが、この広い駐車場でも車中泊が可能だそうです。シャワー、トイレがあるのもメリットです。次かどうかは分かりませんが、候補地の一つとして確認できてよかったです。

 そのまま帰路へ。午前10時には帰宅しました。疲労感もほぼなかったですね。

 「孤独の車中泊」。51歳にしてはとても地味な遊びですが、とても楽しかったです。上司に媚びを売るための終日ゴルフなんていう無駄な時間より全然マシだと個人的には思います。

 すっぴん美人さんとの旅は、車中で眠ることができる4月までにもう一度実行できればと考えています(5月からは暑くなるので)。ご賛同いただける方はいつでも連絡ください。お待ちしています!

※ただし、車中泊できる車をお持ちの方のみとさせていただきます。ホテルハリアーはお一人様専用なので。

  朝焼けに映えるすっぴん美人さんの自慢の横顔ショットで、初めての「孤独な車中泊記」を終わらせていただきます。ハリアー、また行こうな!

【後記】思い出としてつたない動画を作製しました。6分半程度にサクっとまとめています。大した出来ではないので、お暇な方だけご覧ください!


家訓に従う年末

2024年12月22日 | その他

 2024年も最終章に入りました。街を歩けばクリスマスモード一色ですね。14歳の愛息10郎に何を買ってあげようか、まだ考えていません。下写真は出勤途中の木漏れ日。寒い日が続いているので太陽の暖かさ、ありがたさをあらためて再認識しました。

 最近特段のニュースがありませんので、今回の記事では8郎家の〝家訓〟に従った年末のつれづれをお届けします。家訓といっても先祖代々伝わるものなどではなく(今時そんな家ない)、8郎が勝手に決めただけのものです(笑)。もしかすると昭和の精神論が色濃く令和にはそぐわない表現があるかもしれませんが、ご容赦ください。

 約5万円の出費となったLIXIL製のシャワートイレが届きました(常用していた「ウォッシュレット」というワードはTOTOさんの登録商標のようですね)。数千円かかるとされる工事費節約のために自分で取り付けます。

 なにせ初めての作業なので計2時間ほどかかりました。事前に構造をしっかり把握していれば作業自体は30分もかからなかったと思います。マイセルフ取り付け、お勧めします。やはり新しいトイレは気持ちいいですね。年越しに間にあってよかったです。

 「トイレはいつもきれいに」は8郎家の家訓です。家で一番汚いところに目がいかないのは、自分の家庭の問題と真摯に向き合っていないという証拠だと考えているからです。地域でもそうですよね。公園のトイレが汚いところは治安も悪いですし。8郎が幼かったころの我が家もそうでした。経済的にも精神的にも荒んでいた両親はトイレを掃除するという心の余裕すらなかったのでしょう。トイレって掃除するものではなく黄ばんだままのものだとずっと思っていました。ちゃんとしたお母さんがいる友達の家にいって初めて自分の家のトイレが汚いということに気づき、屈辱で泣きそうになりました。「自分が親になったら家のトイレはいつもにきれいにしてやる」。その時の思いから生まれた家訓です。

 ・・・51歳7カ月にもなると、なぜか幼少期の思い出がよく蘇ってきます。不思議なものですね。

 話を戻します。

 8郎家でも年末の大掃除を進めているところですが、いろいろ不用品が出てきます。捨てるのももったいないので、メルカリさんに出品し、少しでも還元しようと考えました。下写真がリストとなります。ブログチェッカーのみなさんには10%引きしますので、ご希望の品がある方は、なるはやで連絡ください(笑)。それにしてもNIKONの双眼鏡の反応がイマイチだなぁ、やはりソフトケースをなくしたのが痛いかも。

 年内は値下げせずにチバります!

 おいしゅうございましたシリーズです。昼は食べないようにしていますが、グーグルマップを使用中に評価のかなり高いカレー屋🍛を近場に発見したので、行ってみました。誘惑に弱いっ。

 見た目はバッチリ。SNS映えします。

 でもお味はというと、正直、8郎には合いませんでしたね~。ということで店名は書きません。もちろんまずいというわけではありません。そもそも8郎家の家訓が「カレーには絶対白飯」なので、好みの問題ですね(じゃ行くな)。国民食カレーは1億2千万の評価基準があるはずです。女性客にはおススメかもしれません。店内の雰囲気、店員さんの対応はよかったです。

 細かい8郎家の家訓ではご丁寧に「カレーのあとはスイーツ🍰」とまで定められています(どんな家訓か)。8郎御用達のドトールさんで休憩。「この冬だけ!」というキャッチコピーの新商品イチゴミルクレープに誘われ520円を支払ってしまいました。イチゴ好きのおじさんも大満足の1品でした。

 元横綱大乃国こと芝田山親方から、2代目〝スイーツ親方〟襲名の打診があれば、喜んで引き受けることでしょう。

 はい、みなさんご一緒に、

 70㌔の世界、いずこ!!!

 

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 愛息10郎の硬式野球の話にも触れておきます。来年3月の全国春季大会出場をかけた県大会がありました。10郎はまたしてもスタメン落ち。前大会でスタメン奪取の成績を残せなかったのが痛いですが、それにしても発表されたスタメンを見ると明らかに迫力不足。8郎は敗戦を予想していたとまでは言いませんが、嫌な予感がしていたものです。優勝候補でもない相手チームのエースを打ち崩せず、3番手投手の自滅に付け込んでのやっとの2点どまり。2-7であえなく初戦敗退となりました。同大会に同時出場していた2軍チームは先週負けていたので、われらが1、2軍両チームとも初戦敗退という、チームの歴史上初の失態となりました。名門の名が泣くぜ。。。

 どんなに強いチームでも負けるときは負けます。ただし、この力なき敗戦を喫したスターティングメンバーをまたも並べるなら、8郎は息子にチーム脱退を進めようと考えています(もちろん決めるのは息子なので辞めないとは思いますが)。高校入試前という人生でも大事な時期の息子に、こんなレベルでの競争を強いるくらいなら、このチーム活動はきっぱりと辞めて勉強に集中させたいのです。素振り、筋トレ、タオルピッチングなら自宅でいくらでもできます。「野球は素晴らしいスポーツで人生を豊かにするが、人生を助けたりはしない」というのが8郎家の家訓です。ということで、今年前半まで通っていた県内でも有名な進学塾に戻しました。もちろん本人も同意しています(2学期の試験で席次が270人中100番という散々な結果だったので本人も焦っているはずです)。これからの奮起を期待しようと思います。父としても精いっぱいサポートしようと考えています。

 

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 さて、身長測定シールを壁に貼って10郎に毎日測らせていることは先日書きましたが、8郎自身が二日酔いだったある日、10時間くらい寝てしまったので試しに測ってみました。すると、 

 夢の「180㌢倶楽部」に数年ぶりの入会です!(爆)。しっかり睡眠を取れば51歳になってもまだ伸びるんだと、息子に「最低でも9時間寝る」ことの大切さを伝えたいと思っています。

 ん、誰ですか!? 老いた関節が一瞬伸びただけだろと言ったのは! ついでに、この測定シールは親心で2㍉低めに張ってたんだろと過去記事まで蒸し返してきた人は!?(笑)

 ご指摘のいずれも事実ですが(笑)、息子には前向きなメッセージとして届けます。家訓で定めなくとも古から存在する「寝る子は育つ」という諺(ことわざ)を。そしてこの諺が適用可能なのはあと2,3年だぞ、と。

 下写真は出勤前に洗濯物を干すときの朝焼けです。1年のクライマックスが近づくにつれ、晴天が続くとともに空気もどんどん乾燥しています。洗濯物係にとってはとてもうれしいですけどね。のど、ドライアイ、肌荒れなどには気を付けましょう。

 数分後に出てきた太陽の光はまさに勝利(WIN)のを描いていました。縁起がいい。来年の勝利を信じて頑張るぞ。「自分を信じ続けることこそ最大のエネルギー」。これも8郎家の家訓です。

 夜になって再び身長を測ってみました。179.2㌢と1㌢縮んでいました。8郎家の家訓に「3歩進んで2歩下がるならよし。だって前進してるんだもの」がありますので特に気にしていません(絶対パクリだろ)。

 最近定めた新しい家訓「ブログは短めに」に従いますので、今日はこれにて。


つっけんどんな冬至

2024年12月22日 | 離島物語

 突然ですが、人様に言われるまでもなく自らを「つっけんどん」な男だと自認している8郎です。「つっけんどん」を辞書で引くと「無遠慮でとげとげしいさま。冷淡なさま。邪険」などと言うとんでもないキーワードが並びます(笑)。はたから見るとそう思われているのだろう、とちょっと自省する51歳です。ま、正直そういう男なんで、これからうわべだけの「いい人」に人生転換しようなんて一切思わないですけどね!

 下写真は今回お邪魔した、ニンジンの生産が盛んなことから「キャロット愛ランド」の愛称で知られる津堅島ニンジン展望台からの光景です。後ほど触れさせていただきます。

 2024年の沖縄も冬至を過ぎました。冬至とはもちろん「1年で1番昼が短い日」です。ということで沖縄もどんどん日が長くなっていくということになりますが、温かくなるわけではなく寒さは2月に向けて強まっていきます。風やインフルに気を付けて乗り切っていきましょう。

 さて、今日の記事のカテゴリーは「離島」ですが、ネタとして弱いので、先に年末年始のおすすめ映画4作品をご紹介させてください。いずれも8郎が宅シネマで鑑賞したものです。

 

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 まずは、『ホテル・ムンバイ』(2018年、豪米印合作)です。2008年の「インド・ムンバイ同時多発テロ」でテロリストに占拠されたタージマハル・パレス・ホテルでの人質脱出劇を映画化したものです。宿泊客を逃がすために、プロとしての誇りをかけてホテルに残ったホテルマンたちを描いています。

 面白かったですが、リアル感を強調する余り、どことなくワンカット撮影的な怠惰感も残ってしまったのも事実ですね。銃殺場面がとても多いのでR15指定になっているようです。

 

 2作目は「どんでん返しもの」の傑作としてずっと気になっていた『イニシエーション・ラブ』(2015年、堤幸彦監督)。1980年代後半という時代設定なので8郎世代には懐かしいシーンも多く楽しめます。奥手で恋愛経験のない大学生・鈴木が、合コンで知り合った女性マユとの日々を通して変化していく姿を描く「Side-A」、就職先の会社で東京本社に転勤することになった鈴木がマユを置いて上京する「Side-B」の二部構成です。この二部構成という作りこそが最大のトリックかもしれません。

 原作は乾くるみさんの人気小説。最後の2行に仕掛けられたどんでん返しが評判を呼び、発表から10年以上を経て130万部を超えるベストセラーになった話題作だそうです。映画の途中でトリックには気づいたのですが、それでも最後まで面白かったです(ま、女の怖さ👩を知っている方ならトリックを見破れると思います)。原作はまた違うオチだというので今度読んでみたいものです。

 

  残り2作はいずれも大ヒットした邦画アニメです。まずは昨年の『BLUE GIANT』(立川譲監督)。日本一のジャズバンドを目指す3人の男友達の夢と友情、挫折を描いています。終始流れるジャズがかっこいいですね。映像美も音楽に負けないほど美しいです。

 ただしネットでの高評価の割には中身が期待よりは薄かったかなと感じました。

 

 最後にして、今回最もおススメの作品『ルックバック』(押山清高監督)です。超シニカル映画評論家の水野8郎ですら合格点越えの82点を差し上げる傑作です。今年のヒット作です。

 ひたむきに漫画づくりを続ける2人の少女の姿を描く青春ストーリー。性格は正反対な2人が漫画へのひたむきな思いでつながっていくのですが、ある時、すべてを打ち砕く出来事が起こる-という展開です。京都アニメーション放火殺人事件を題材にしたと言われる内容です。最高の友人を一瞬にして失ってしまった女性の怒り、悲しみ、喪失感、再生を描いています。1時間弱なのであっという間に終わります。それがまたなんだか物悲しいんですよね。 

 才能を持ったピュアな親友ほど早く天に召される。悔しくて悲しいことです。16年前に35歳にして亡くなったいちどぅしヤスーンを思い出しました。

 でも悲しみの中から、前に一歩進める勇気をもらえる作品でした。先の3本は見なくともこの『ルックバック』だけは、ぜひご覧になっていただきたいと思います。

 以上です。年末年始の時間つぶしのご参考になれば幸いです。

 

 

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 さて本題です。と言っても短めに終わります。冒頭に書いた通り、キャロット愛ランドこと津堅島に行ってきました。 

 フェリー港へ向かう途中、大好きな海中道路の道の駅駐車場に立ち寄り、しばし休憩。

 赤いヤシのが青空に映えます。

 美しい海に来年こその試験合格を誓った51歳。車へと戻る際に不吉な暗示を見てしまいました。

 平敷屋港から高速フェリーに乗ります。

 15分で津堅島に着きました。島のシンボル「ニンジン展望台」を見学します。小さくてかわいいですね。

 冒頭の写真を再掲します。オレンジの世界から拝む沖縄の青い海が新鮮でよかったです。

 イスももちろんニンジン。8郎なんかではなく、ぜひ田原俊彦さんに座ってほしいものです。

 昼飯は島内の民宿で島名物『津堅丼(つけんどん)をいただきました。。。はい。タイトルで突然「つっけんどん」などというウチナンチュがほとんど使わない言葉を引用したのは、ここでの語呂合わせにつなげるためだったんだろ!などというつっけんどんなリアクションはお控え下さいませ。

 この『津堅丼』は島産のニンジンモズクにひき肉を併せて炒めたものを白飯に乗っけています。絶品というわけではないですが、家庭的な味で体が温まりました。『津堅丼』については沖縄、いや東屋慶名が生んだスーパーアーティスト、HY仲宗根泉さんが紹介する動画のほうが詳しいです。リンク張っておきます。

 以上、冬至の時期に訪ねた津堅島報告でした。

 

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 「寒い冬至は津堅丼よりやっぱりカツ丼だよね」というリアルにつっけんどんな男は、これから妻にサンエーで買ってくるようお願いしますので、今日はこれにて。

【追記】ウチナンチュなら冬至はトゥンジージューシーのはずだろ!というこれまたつっけんどんなツッコミもお控えくださいませ。


三日月に捧ぐ忘年会

2024年12月09日 | どぅしぐわぁ

【お悔やみ】冒頭から訃報ですいません。8郎の中学校時代のクラスメートで、行きつけの居酒屋の店主だったツカピンが先月亡くなりました。脳梗塞で倒れてから闘病生活を続けていましたが、病魔に勝つことはできませんでした。復帰を信じていた常連さんたちも悲しんでいます。告別式ではご家庭での光景がスライドで流されていました。そこには店と変わらぬ笑顔を見せていたツカピンがいました。家族から愛されていたんだなと感じました。ご冥福をお祈りいたします。

 お店は妻のM子さんが再開するとのことでした。常連の一人として安堵しました。廃業してしまってはツカピン、M子さんを軸にした交流関係も断ち切れてしまいそうだからです。それはツカピンの創業の思いとも違うはずだからです。

 8郎もお店の営業再開に一日でも早く貢献したいと考えていましたが、現在勤務地が沖縄市の8郎。なかなか那覇市内で飲む機会がありません。しかし、そこでふと思い出したのです。8郎が幹事役を引退したヤスーン会の忘年会を開けばいいではないかと。天国のいちどぅしヤスーンも、そしてツカピンも喜んでくれるのではないかと思ったのです。ヤスーン会メンバーにLINEで呼び掛けたところ、賛同意見が挙がったので急遽実行しました。どぅしぐゎたぁの協力はいくつになってもありがたいですね。

 下写真は仕事から帰る途中の夜空。三日月北極星がくっきり見えました。沖縄もようやく冬の空になってきました。透き通っていて気持ちいいです。

 帰路の車中でも仕事のストレスをうまく消化できないおじさんの耳に、2006年リリース、絢香さんの名曲『三日月』のフレーズがラジオから聞こえてきました。

 

 ♪ がんばっているからねって

  強くなるからねって

  君も見ているだろう

  この消えそうな三日月

 

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 いったん余談に入ります。中学2年生の愛息10郎が修学旅行に行ってきました。福岡、長崎、熊本の2泊3日です。両親のために長崎のチョコレートカステラをお土産に買ってきてくれました。おいしゅうございました。ちなみに1泊は先月の九州大会@長崎で宿泊した旅館風ホテルだったようです(笑)。

 修学旅行は小学校のみだった8郎にとってうらやしましい限りです。8郎の分まで学生生活をエンジョイしてほしいと思っています。

 おいしゅうございましたシリーズです。たまに仕事で使う北中城村の『悠愉樹庵(ゆうゆじゅあん)さんのソーキそばです。とてもおいしゅうございました。あふれんばかりの豚ソーキにくわえ、麺が8郎大好きの照喜名麺でした。この店は沖縄庶民料理の神髄をお持ちのようです。ぜひご利用ください。

 次のセリフを何度でも言わざるを得ない悲しいおじさんです。

 70㌔台の世界、いずこ!

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 本題に戻ります。ということで、亡きツカピンの店でヤスーン忘年会を開きました。幹事を引退した8郎ですが、上記の理由によりスクランブル登板を買って出たのです。M子さんもさすがに疲れた表情でしたが、スタッフさんともども、おじさん4人を温かく迎えていただきました。ヤスーン会は旧盆飲み会があったのですが(ポン先生が幹事をしてくれました)、8郎は会社行事で参加できませんでした。なので、メンバーとは1年ぶりの再会だったかもしれません。8郎含む4人が参加(下写真は亀さん自撮り撮影)。

 一番遅れてやってきたTら~が先着の3人を見るなり「ハゲしかいないあらに!」とうなだれたように(笑)、3人ともリアルなハゲでした。そういうTら~(写真左)もライトの直射に照らされると生え際が薄くなってきたように見えるなぁ(8郎は全反射ですが)。。。N高時代はふっさふさだったのに。時の流れは速い。。。

 今振り返っても何を話したかほとんど覚えていませんが、楽しかったことだけは記憶にあります(長渕信奉者のTら~が「トイレの神様」を信じ始めた、というニュースは衝撃でした)。8郎は仕事の別件があったので2次会に行けなかったのですが、3人はその後ミュージックバーまで行き、森ドゥのギター生演奏を堪能したようです。楽しかった様子が翌日LINEで送られてきました。

 上写真はハゲオヤジ4人(Tら~、ごめん、含めてしまった)の加齢臭ただよう暑苦しい写真かもですが、8郎にとっては、51歳どぅしぐゎたぁが元気で頑張っていることを確認できた大事な1枚となりました。自分を成長させるために何か新しいことに挑戦する、それはいくつになっても大事なことです。

 みんな、健康に気を付けて、そして今年もよいお年を!

 以上、幹事引退おじさんのスクランブル登板による忘年会でした。

 早世した2人が今を生きる大切さを教えてくれました。冬空の三日月に座っているかもしれないヤスーン、そしてツカピンがこの忘年会を喜んでくれたことを祈って、今日はこれにて。